【本日の山行】
6:05 林道分岐出発
6:20 登山口駐車場通過
6:40 鉄塔通過
6:53 休憩
7:06 出発
7:30 山頂到着
7:50 山頂出発
8:13 鉄塔通過
8:30 登山口駐車場通過
8:42 林道分岐到着
「乙部三山」というのは盛岡市南部(都南地域)乙部~大ケ生付近にある三つの山です。
「朝島山」「黒森山」「鬼が瀬山」の三つです。
うち二つはすでに登山済みなので、あとは鬼が瀬山のみ!!
しかし、9月の前半に行こうとしたときがあったのですが、登山口が見つからなかったのです。
その時は付近の林道をぐるぐると回っていました。それでも「登山口」の案内は一切見つからず…。
そもそもないものと思われます。
(今回もかなり探しましたが、一向にありませんでした。)
そのため、様々なネット上の登山記録から今回は推測していくことにしました。
それでも、わけわかんねえ…。恐るべし、「鬼が瀬山」
鬼が瀬山は盛岡から宮古に行く106号を途中で右折し、県道43号を入ります。
ここのところです。
鬼が瀬山は「根田茂(ねだも)」という地域から入っていくのです。
根田茂の地図です。山あいの里ですが、けっこう歴史はあるようです。
こういう山里に来て思うのは、
「よく、こんなところに住もうとか思ったなあ…。」ということです。
いや、住んでいる人に失礼だというのは分かりますよ。
でも、コンビニもスーパーもない。
もちろん本屋だってない。病院もない。
街灯だってろくにない。夜は真っ暗。
(個人的にはその方が好み)
たぶん、ネットだって光とか入らないでしょうし…。
昔はもっと不便だっただろうに…。
そうまでして、なんでこんな山奥に???
そういうのが、日本ってけっこう多いですよね。
で、ここから右折します。
標識も何もありません。Googleマップでナビをさせると表示されるのです。
(ただし、ナビには登山口情報はないので注意。そのままでは登山できません。)
で、うねうねした道を登っていくとこういう分岐に出ます。
ここから林道で未舗装になります。
左に行くと大ケ生、右に行くと鬼が瀬山の登山道です。
で、ここまで進みます。
右に行くと「鬼が瀬ミニ園地」という表示がありますが、左への表示はないです。
ここを左に行かないと登山道までいけません。
ここに標識作ってくれよ…。(´・ω・`)
ここからは、歩かないとだめです。
林道にはなっていますが、道がえげつないほどえぐれていて、とても普通の車では通れません。
ところどころ、舗装されている箇所もほんのちょこーっとはあるのですが…、
ほとんどはえぐれています。
路肩が崩壊しているところも。
ここを行けるのは、キャタピラーを持った重機かオフロードバイクぐらいなものでしょう。
普通のオフロード車ではたぶん無理だと思われます。
たぶん、「アキノノゲシ」という花です。
しばらくすると、木のない、開けた場所に出てきます。
なんとなく、車が何台も止まれそうなスペース。
ここが「登山口駐車場」ではないでしょうか…?
でも、標識は一切ありません。(´・ω・`)
奥の右手側には水が湧き出しています。
左奥にはピンクのリボンがありますが、先は藪だし、まさかこんなところが登山口なわけは…。
右側の藪の足元は丸太が並べられて、なんとなく整備された感じです。ここ???
藪を分けて入ると…、
伐採跡の広場に出ました。明らかに木が切られた跡です。
なんとなく、この場所の左手に道のようなものが見えます。
googleマップで確認しても鬼が瀬山の方角は左手方面なので、これが登山道なのだと推測されます。
もちろん標識はありません(´・ω・`)
いい加減にしてください…。
それにしても、これって…
普通の登山道というよりは、ブルドーザーかパワーショベルなどのキャタピラでつけた道っぽい…。
藪もひどいし…
それでも、人が通った跡はありますし、多分、登山道はここで間違いない。
つーか、ピンクのリボンがどこにも見当たらない。
違ったのかなあ…(´・ω・`)
でも、確かに、人の踏みあとはある。
藪の中でも、進むしかない。
だんだん、森に入ると…
リボンなどが見えてきました。
これで、なんとか進めそう…。
赤いタオル。落とし物でしょうか?
しかし、整備されてないなあ…。
なんとか、足元と、
ピンクのリボンを目印に進むしかなさそうです。
藪をかき分けて進むしか…。
ようやく、道っぽいところに来ました。
右手には開けた場所があります。
鉄塔ですな。
大きな鉄塔です。
周りは草が刈られて、開けていますが、上に続く登山道はなさそうです。
今来た道の反対側には駐車場らしきものが。
多分、鉄塔のメンテナンス用でしょう。この鉄塔付近からは上に上がれそうにないです。
この駐車スペースは多分奥で林道につながっていると思います。
この間、探索したときに鉄塔に続く道がありましたので。
さて、登山道に戻ります。
上に登る道を発見。
ピンクのリボンがたよりです。
多分、「アキノキリンソウ」。
ここからは、わりと道が分かりやすくなっています。
藪の中でも、一応、リボンは見える…。
普通の登山になってきました。
大きな岩が見えてきました。
だんだん、巨岩が増えてきます。
この巨岩の横をあがっていきます。
岩の間の隙間。
小さい子どもなら入れそう…。
少し、斜度がきつくなってきます。
頂上に行くにしたがって、巨岩だらけです。
ようやく巨岩が途切れました。普通の山道が続きます。
こういうところも道を覚えるポイントになります。
木の下をくぐります。
リボンがあれば迷いません。
登り切って、尾根っぽいところに出てきました。
左にも道があるようですが、
ナビ的にみると、山頂は右のようです。
いちおう試しに進んでみましたが、だんだん下りになっていました。
リボンはあるから、登山道のようです。とすると、ほかにも登山口があるということ???
確かめてみたいですが、とんでもないところに出そうなので、今回はやめます。
方角的に言えば大ケ生の方に出そうですが、万が一迷っても困りますし、出てからも車のところまで戻るのにもう一度山を登らなきゃいけなくなりそうです。
つーか、次回はないと思います。
普通に山頂を目指して、今来た道を引き返します。
ちなみに、山頂付近は巨岩だらけです。
しばらく、尾根道を行くと、山頂に到着!!!!
え??ここ???
確かに山頂っぽい…。
北の方に山が見えます。
見晴らしはその一方のみ。
標識もあるし、山頂に間違いない。
三角点もありますし…。
山頂といっても、ボコッと高くなった小さな丘に畳一枚分くらいのスペースがあるだけです。
なんか途中で見た巨岩の上の方が高いような気がするなあ…。
鬼が瀬山は724m。低山です。木も高いので、周囲の眺めはほとんどありません。
唯一、姫神山が見えるくらい。
周囲は木です。
あとは巨岩を眺めながら、帰りましょう。
尾根道は歩きやすい。
たぶん、この巨岩が「鬼が瀬」という名の由来なのでしょう。
帰りもやはり森が途切れたあたりから、藪の中。
本当に、登山道がここでいいのか見極めようとしましたが、
やっぱり、このキャタピラー道しかないようです。
で、この伐採跡に出てくると。
あえて言うなら、目印はこの道の両側に二本ずつある途中で切られた木ですかね。ここから伐採跡に入れます。
やっぱり、「登山道入り口」とかの看板はないです。発見できませんでした。
あとは、このデコボコの林道を帰るのみです。
【総評】
いや~乙部三山ということで登ってはみましたが、この山の分かりにくさったらないですね。
な~~~んの標識もないこの山の登りづらさは天下一品。
藪も多いし、山頂の見晴らしもそんなによくないし、あんまり無理して登る価値はないかなあ、といった感じです。
たぶん、私はもう来ないと思います。
【撮影日:2020/9/22】
6:05 林道分岐出発
6:20 登山口駐車場通過
6:40 鉄塔通過
6:53 休憩
7:06 出発
7:30 山頂到着
7:50 山頂出発
8:13 鉄塔通過
8:30 登山口駐車場通過
8:42 林道分岐到着
「乙部三山」というのは盛岡市南部(都南地域)乙部~大ケ生付近にある三つの山です。
「朝島山」「黒森山」「鬼が瀬山」の三つです。
うち二つはすでに登山済みなので、あとは鬼が瀬山のみ!!
しかし、9月の前半に行こうとしたときがあったのですが、登山口が見つからなかったのです。
その時は付近の林道をぐるぐると回っていました。それでも「登山口」の案内は一切見つからず…。
そもそもないものと思われます。
(今回もかなり探しましたが、一向にありませんでした。)
そのため、様々なネット上の登山記録から今回は推測していくことにしました。
それでも、わけわかんねえ…。恐るべし、「鬼が瀬山」
鬼が瀬山は盛岡から宮古に行く106号を途中で右折し、県道43号を入ります。
ここのところです。
鬼が瀬山は「根田茂(ねだも)」という地域から入っていくのです。
根田茂の地図です。山あいの里ですが、けっこう歴史はあるようです。
こういう山里に来て思うのは、
「よく、こんなところに住もうとか思ったなあ…。」ということです。
いや、住んでいる人に失礼だというのは分かりますよ。
でも、コンビニもスーパーもない。
もちろん本屋だってない。病院もない。
街灯だってろくにない。夜は真っ暗。
(個人的にはその方が好み)
たぶん、ネットだって光とか入らないでしょうし…。
昔はもっと不便だっただろうに…。
そうまでして、なんでこんな山奥に???
そういうのが、日本ってけっこう多いですよね。
で、ここから右折します。
標識も何もありません。Googleマップでナビをさせると表示されるのです。
(ただし、ナビには登山口情報はないので注意。そのままでは登山できません。)
で、うねうねした道を登っていくとこういう分岐に出ます。
ここから林道で未舗装になります。
左に行くと大ケ生、右に行くと鬼が瀬山の登山道です。
で、ここまで進みます。
右に行くと「鬼が瀬ミニ園地」という表示がありますが、左への表示はないです。
ここを左に行かないと登山道までいけません。
ここに標識作ってくれよ…。(´・ω・`)
ここからは、歩かないとだめです。
林道にはなっていますが、道がえげつないほどえぐれていて、とても普通の車では通れません。
ところどころ、舗装されている箇所もほんのちょこーっとはあるのですが…、
ほとんどはえぐれています。
路肩が崩壊しているところも。
ここを行けるのは、キャタピラーを持った重機かオフロードバイクぐらいなものでしょう。
普通のオフロード車ではたぶん無理だと思われます。
たぶん、「アキノノゲシ」という花です。
しばらくすると、木のない、開けた場所に出てきます。
なんとなく、車が何台も止まれそうなスペース。
ここが「登山口駐車場」ではないでしょうか…?
でも、標識は一切ありません。(´・ω・`)
奥の右手側には水が湧き出しています。
左奥にはピンクのリボンがありますが、先は藪だし、まさかこんなところが登山口なわけは…。
右側の藪の足元は丸太が並べられて、なんとなく整備された感じです。ここ???
藪を分けて入ると…、
伐採跡の広場に出ました。明らかに木が切られた跡です。
なんとなく、この場所の左手に道のようなものが見えます。
googleマップで確認しても鬼が瀬山の方角は左手方面なので、これが登山道なのだと推測されます。
もちろん標識はありません(´・ω・`)
いい加減にしてください…。
それにしても、これって…
普通の登山道というよりは、ブルドーザーかパワーショベルなどのキャタピラでつけた道っぽい…。
藪もひどいし…
それでも、人が通った跡はありますし、多分、登山道はここで間違いない。
つーか、ピンクのリボンがどこにも見当たらない。
違ったのかなあ…(´・ω・`)
でも、確かに、人の踏みあとはある。
藪の中でも、進むしかない。
だんだん、森に入ると…
リボンなどが見えてきました。
これで、なんとか進めそう…。
赤いタオル。落とし物でしょうか?
しかし、整備されてないなあ…。
なんとか、足元と、
ピンクのリボンを目印に進むしかなさそうです。
藪をかき分けて進むしか…。
ようやく、道っぽいところに来ました。
右手には開けた場所があります。
鉄塔ですな。
大きな鉄塔です。
周りは草が刈られて、開けていますが、上に続く登山道はなさそうです。
今来た道の反対側には駐車場らしきものが。
多分、鉄塔のメンテナンス用でしょう。この鉄塔付近からは上に上がれそうにないです。
この駐車スペースは多分奥で林道につながっていると思います。
この間、探索したときに鉄塔に続く道がありましたので。
さて、登山道に戻ります。
上に登る道を発見。
ピンクのリボンがたよりです。
多分、「アキノキリンソウ」。
ここからは、わりと道が分かりやすくなっています。
藪の中でも、一応、リボンは見える…。
普通の登山になってきました。
大きな岩が見えてきました。
だんだん、巨岩が増えてきます。
この巨岩の横をあがっていきます。
岩の間の隙間。
小さい子どもなら入れそう…。
少し、斜度がきつくなってきます。
頂上に行くにしたがって、巨岩だらけです。
ようやく巨岩が途切れました。普通の山道が続きます。
こういうところも道を覚えるポイントになります。
木の下をくぐります。
リボンがあれば迷いません。
登り切って、尾根っぽいところに出てきました。
左にも道があるようですが、
ナビ的にみると、山頂は右のようです。
いちおう試しに進んでみましたが、だんだん下りになっていました。
リボンはあるから、登山道のようです。とすると、ほかにも登山口があるということ???
確かめてみたいですが、とんでもないところに出そうなので、今回はやめます。
方角的に言えば大ケ生の方に出そうですが、万が一迷っても困りますし、出てからも車のところまで戻るのにもう一度山を登らなきゃいけなくなりそうです。
つーか、次回はないと思います。
普通に山頂を目指して、今来た道を引き返します。
ちなみに、山頂付近は巨岩だらけです。
しばらく、尾根道を行くと、山頂に到着!!!!
え??ここ???
確かに山頂っぽい…。
北の方に山が見えます。
見晴らしはその一方のみ。
標識もあるし、山頂に間違いない。
三角点もありますし…。
山頂といっても、ボコッと高くなった小さな丘に畳一枚分くらいのスペースがあるだけです。
なんか途中で見た巨岩の上の方が高いような気がするなあ…。
鬼が瀬山は724m。低山です。木も高いので、周囲の眺めはほとんどありません。
唯一、姫神山が見えるくらい。
周囲は木です。
あとは巨岩を眺めながら、帰りましょう。
尾根道は歩きやすい。
たぶん、この巨岩が「鬼が瀬」という名の由来なのでしょう。
帰りもやはり森が途切れたあたりから、藪の中。
本当に、登山道がここでいいのか見極めようとしましたが、
やっぱり、このキャタピラー道しかないようです。
で、この伐採跡に出てくると。
あえて言うなら、目印はこの道の両側に二本ずつある途中で切られた木ですかね。ここから伐採跡に入れます。
やっぱり、「登山道入り口」とかの看板はないです。発見できませんでした。
あとは、このデコボコの林道を帰るのみです。
【総評】
いや~乙部三山ということで登ってはみましたが、この山の分かりにくさったらないですね。
な~~~んの標識もないこの山の登りづらさは天下一品。
藪も多いし、山頂の見晴らしもそんなによくないし、あんまり無理して登る価値はないかなあ、といった感じです。
たぶん、私はもう来ないと思います。
【撮影日:2020/9/22】
大迫や早池峰ダム周辺を散策後、試みに43号線を帰ろうと進路をとったのですが、数分後には後悔してました。 狭い山道で対向車が来たらすれ違いも不可能な道路幅だし、肝を冷やしながらの帰路でした。
根田茂地区ではまったく同様の感想を持ちながら開拓して住み着いた方々の労苦に想いを馳せました。
さて鬼が瀬山、登山口標示も無く登山道もはっきりせず大変でしたね、記事を見て私も登る山ではないなと参考になりました。何しろ記事を見て既に登った気になってますからね^-^
朝島山は過去に登りましたし、熊の出没さえなければいつかは黒森山に登りたいです。
あっ、花の写真も載りましたね、苦労して進む山道の中に花の写真はほっと一息できていいですよー
今回も楽しませて頂きました、有難うございます。
長文にて失礼いたしました。
山道で見た花の名前も調べることにしました。やっぱり名前を知りたいなーと思い…。
いつもありがとうございます。