東進衛星予備校 桑名寿町校のブログ

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自分の夢の実現のために

2013-06-06 16:44:43 | 日記
6月5日 水谷慎之介


1日10時間、というのは高3生の休日の勉強時間の1つの目安としてよく耳にする言葉です。

僕が高3のときの学年だよりには太字で「休日12時間、平日5時間」と書いてありました。

これだけは自信を持って言えます。

本気で1日10時間「勉強」したら成績は絶対に伸びます。

どう間違っても1日10時間も勉強すれば絶対に伸びます。

そして皆さんの志望校に大きく近づけます。

では、10時間「机に向かう」だけで成績が伸びるでしょうか。

もちろん10時間机に向かうというだけでもなかなかしんどいことです。

でも、受験勉強はそんなに甘いものではありませんよ。

勉強時間=机に向かっている時間ではありません。

机に向かって唐揚げを食べているだけで成績が伸びるのなら、そんなおいしい話はないですよね。

特に受験生の方に気をつけてほしいのは、図書館や自習室という空間に居るだけで勉強した「つもり」になってしまうことです。

このような場所では他の人たちも一生懸命勉強に励んでいて、独特の緊張感が漂っています。

その刺激をプラスに吸収して黙々と集中できればすこぶるファンタスティックなのですが、実際はそれほど集中できなかったのに

「今日は結構勉強したなあ」という錯覚に陥るという可能性もあり、そうなると危険です。

集中できないときは少し散歩をしたり、勉強場所を変えるなど工夫をしてみてくださいね。

集中集中とはいえ、10時間ぶっ通しで集中力を持続させるというのは、相当の荒行を積んだ高僧にしかできないことです。

でも、1日10時間以上勉強できる人たちは、けして修行僧ではないのです。

適度に小休止を挟みながら1日の時間をうまく使って勉強しているだけなのです。

だけと言っても、もちろん簡単なことではありません。

脅しているようですが、恐れる必要は全くありません。

集中して勉強している1時間なんて本当にあっという間です。

2時間、3時間だって気づけば過ぎています。

もちろん1日何時間するかは皆さんの自由です。あくまで自分のペース、自分のやり方でです。

僕も1日に10時間も勉強することはできなかったので、そのぶん工夫して濃い勉強をしていました。

僕自身、受験生の頃やる気が出なくなったことはあります。

秋や冬に進路が決まって遊びに行ったり車校に行ったりしている人が心底羨ましかった時期もありました。

ただ、自分の夢の実現のために一生懸命勉強できる環境があるというのは本当に恵まれているな、

と僕は大学に入ってから思っています。

皆さんにはそれぞれ何かしら夢があり、その実現のために学びたいことがあるはずで、それは誇るべきことです。

後で悔しい思いをしないためにも、無駄な時間を少しでもなくして勉強しましょう。