「しゃべれども しゃべれども」 新潮社
「極大射程」でかなりがっかりしたので、今度は逆パターンを試してみようと、先週観たばかりの「しゃべれども しゃべれども」の原作を購入しました。これまた映画に登場しないキャラクターが原作には登場したりで、所々に違和感を感じる部分がありますが、「ザ・シューター」を観た後ほどの違和感は感じませんでした。やっぱり私は「観てから読む」派なのかなぁ。
映画を観た後だと、原作の登場人物と映画のキャストが重なって、人物像がより具体的に頭の中に浮かんできます。原作での描かれ方とキャストの間に違和感を感じたり、映画の中で構築されたイメージに引っ張られすぎてしまうきらいもありますが、なんだかおさらいをしているようで楽しく読み進められます。
原作を先に読んで、実際のキャストはどう演じるのだろうと想像する楽しみもありますが、最近の私は「観てから読む」の方が楽しめているようです。