最近は、インターネットが職場でも家庭でも日常的になりましたが、このようにインターネットが普及する以前は、「パソコン通信」と呼ばれる方法で日本中や世界中と繋がっていました。それも現在のような一定料金ではなく、時間によって課金されていく従量制でした。パソコン通信サービスは、1987年4月に「NIFTY-Serve」としてスタート。NECが運営していた「PC-VAN」(2001年サービス終了)とともに、当時はパソコン通信を代表する商用サービスとして利用者が拡大していきました。 ゲートウェイを通じてコンピューサーブにも繋がって国際通信の実感に感動した人も多かったと思います。インターネットサービスを開始した後もパソコン通信の運営を続けましたが、インターネットの普及に押され、利用者が減り始め、このたび国内で1987年4月からニフティが運営してきた、「ワープロ・パソコン通信」サービスを終了しました。ニフティでは、2005年2月にサービスの段階的な終了を発表し、2006年3月31日をもって「FAX配信」「音声メール」「NIFTY MANAGER」「インターウェイ」の各サービスが終了し、ワープロ・パソコン通信サービスのすべてが終了してしまいました。多くのサービスについては@nifty(富士通のインターネット接続サービス「InfoWeb」と統合してサービスを開始)での代替サービスで提供されています。 私も当時、いろいろと大変お世話になりました。電子メールを初めて知ったのもNIFTY-ServeでしたありがとうNIFTY-Serve
参考:@Nifty
しかし、ツールが便利になってもやることがそう変わらないのが人間というものです。
相変わらずの出会い系サイトの猖獗の極めっぷりや、匿名性に保護された2ちゃんねるのむき出しの攻撃性を見ると、むしろ人間はケダモノに退化してるんじゃないかと思います。
そんでまた、スローライフが再評価されているとかいわれてたりなんかして、行ったり来たりを繰り返すのが人間の歴史ってヤツなんでしょうね。