「 頑張るアーティストのMusicTime Vol.1」 古賀久士 登場!
古賀久士
神山貴満に続き、古賀久士の登場、相変わらずナチュラルで真正直で不思議
なMCを交えながら、1曲目は、彼の得意なポップアップ調のピアノ曲、朝陽を
浴びながら前向きに突き進んでいこうと云う不思議にモチベーションが上がって
いく「夢を叶えたい」、2曲目にMushroom時代にリーダーとしてアンサンブル
を数多く手がけた頃に当時書き下ろした「ラジオから・・」、3曲目には、高音域
のラブソングが多い彼にしては、全体的にトーン低めでおとなし目のバラード
「路(みち)」、4曲目は、愛を唄う詩人・古賀久士ならではの男女の愛のカタチ
を語るが如く切々と唄い上げる「未来を祈るよ」、中盤で5曲目では愛を唄えば
唄うほど高音域になって研ぎ澄まされていくと云う古賀久士の伝説の中の名曲
のひとつ「I have nothing 」相変わらず高くて切ない声がステキです。
あなたを失えば僕には何も残らないな~んて!あなたは、女性に心底から言っ
たことがありますか?、続いて、6曲目は全体的に単調になりがちなピアノの旋
律でありながら彼が唄うと不思議と何らかの愛を感じることができる「いつか」、
この曲を聴くたびに、いつも哀愁のイメージが浮かぶのは何故だろう。7曲目は
川上タカユキを思わせるような古賀久士には珍しくパンチに効いたジャズ調の
けだるい愛への想いを唄ってみせる新曲「パラダイス」、そしてラストには、最近
のライブでは必ずと言っていいほどラストに唄っている曲、人に彼は問う、なぜ
人は出会うのかと・・・そんなメッセージを込めて唄った「帰路」をはじめ、今夏、
制作されたニューアルバム「Life」を中心に全てオリジナルで精一杯唄ってくれ
ました。ありがとう古賀久士!これからもいい曲をよろしくお願いします!
古賀久士といぶきによるコラボレーション「青い鳥」
いつもステキな音楽を聴かせてくれる古賀久士
「 頑張るアーティストのMusicTime Vol.1」 いぶき 登場!
大樹 ヤス
ラスト曲を唄い終えた古賀久士のもとへ「いぶき」の2人の登場です。そのまま
3人で「いぶき」の「安息」をコラボレーション。古賀久士のピアノの旋律に乗せ
てアコギの心地よい響き、いつものいぶきの唄声に古賀久士が加わった3声
による「安息」、思っていた通り、いや、思っていた以上のステキな出来映えで
した。とにかく、彼らはとってもステキなアーティストです。コラボが終わり、「い
ぶき」のライブの最初は、力強くも甘く広がりのある大樹の声、切なくもたおや
かで凛としたヤスのハーモニーの「ナガレ」、そして一転してポップな軽やかな
大樹の力強い声に加え、ヤスの高音がとてもステキな「サン」、3~4曲目は、
嬉しいことに今回のライブで初のお披露目となった新曲が2曲続きました。
1曲目は、大樹の手がけたレゲエ調で少年少女の甘酸っぱい思い出の時期
を大人になって振りかえり見る切ない憧憬、「仮称:憧憬(勝手に命名している
ので正式な曲名は未だありません)」、2曲目は、いぶきのアコギと大樹の声
の力強さとたおやかなヤスの高音域が冴える「仮称:美しい世界(勝手に命名
しているので正式な曲名は未だありません)」さすがに、この2曲は、新曲での
披露だったために2人共緊張していたらしく、無事唄い終わった途端、笑顔と
共に2人の口から同時に出たのは「山を越えたね」と云う言葉でした(笑)
5曲目に入り、いぶき本来の「ゆったリラックス」がコンセプトである持ち唄が
続きました。ヤスが病院に行って「挙動ってる」って言われたと云う可笑しなM
Cに続いて「衝動」ゆったリラックスのいぶきの真骨頂とも言うべき「ひよこ」、
この時の「ひよこ」は、いままで聴いたひよこの中で最高のものだったと思い
ます。この「ひよこ」と云う唄は、本来風の名のとおり、風を感じる「風」と云う
曲よりも更に風を感じてしまう曲です。そして、その風を感じる大樹とヤスのハ
ーモニーが美しいアップテンポのごきげんな曲である「風」、ラストは、熱いリズ
ムとビートでゆったリラックスを締めくくる、いぶきの代表曲「コブシ」、この「コブ
シ」は決してへこたれることなく常に前向きに生きていく人たちへの応援歌。
いぶきは云う、決して今日の今も捨てたもんじゃない、失くしたものは作ればい
い、ただそれだけのことだと。会場ではいつのまにか「コブシ」のリズムに合わ
せ自然に手拍子が起こっていました。会場内の一体感、ライブです!
エンディングは、古賀久士とのコラボレーションによる古賀久士の「青い鳥」、
いままで「青い鳥」は、古賀久士と藤本悠のしか聴いたことがなかった自分に
とって、「いぶき」の大樹が唄う「青い鳥」、独特のコブシ回しから高音域に至る
まで、まるで持ち唄であるかのように唄っていたことが堪らなく素敵でした。
それも今回は、大樹のフェイクなんかを聴くことができると云うおまけ付きでし
た。もともと、古賀久士の「青い鳥」は、名曲ですが、いかんせんどちらかと云
えば難しい曲なのでみんなで心配していたのですが、サスガいぶき!古賀久
士の青い鳥もいいですが、「いぶき」の唄う青い鳥もなかなかいいですよ。まぁ
ライブ会場で聴けた人にしか感動は分からないかも知れませんが今回聴け
なかった方は残念でした。、ぜひ次回のライブで聴いてみてください 。
ありがとう!いぶき!ありがとう!古賀久士!
いぶきと古賀久士によるコラボレーション「安息」
「頑張るアーティストのMusicTime Vol.1」 in WASTEDTIME
2005.10.21(Fri) セットリスト
神山貴満(オープニング)
1 黒ネコの恋
2 もち(いぶきとのコラボ)
3 ただ、ただ(古賀久士)
古賀久士
1 夢を叶えたい
2 ラジオから
3 路(みち)
4 未来を祈るよ
5 I have nothing
6 いつか
7 パラダイス
8 帰路
9 青い鳥(いぶきとのコラボ)
いぶき
1 安息(古賀久士とのコラボ)
2 ナガレ
3 新曲(仮称:憧憬)
4 新曲(仮称:美しき世界)
5 衝動
6 ひよこ
7 かぜ
8 コブシ
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(Ibuki, KogaHisashi)