ネットの記事によると、チケットエンターティメントの最大手「ぴあ」とコンビに最大手「セブンイレブン」が来月末にチケット販売サービスの提携関係を解消すると発表した。なんでも「セブンイレブン」が別の複数のチケット販売会社と提携したことに反発し、「ぴあ」が怒って提携解消を申し入れたとのこと。「ぴあ」は平成13年以来「セブンイレブン」との間で店頭のマルチコピー機を使ったチケット販売を展開してきたが、セブンイレブン」側は、平成17年12月、パソコンや携帯電話からインターネットを経由したチケット発券サービスをスタート。チケット販売サービス「e+」(イープラス)を展開するエンタテインメントプラス(東京)との提携合意を発表するなど、複数のチケット販売会社とのサービス展開を模索していた矢先の出来事だった。これに対し、「ぴあ」側は、発券や払い戻しの作業で顧客らが混乱する可能性があるなどの理由を示し反発、提携解消を申し入れたらしい。「ぴあ」は「セブンイレブン」以外にも、ファミリーマート、サークルKサンクスとの間で同様のサービスを展開。「他のコンビニで代替は可能」と解消しても影響は無いと強気のようである。しかしながら、最近は、コンビニ端末を利用してチケットを購入するスタイルは少なくなり、現在の主流は、パソコンや主に携帯端末を利用した購入方法に変わりつつあります。この事実を踏まえた上での「ぴあ」の決断ならいいのですが・・・他人事ながら心配してしまいます。いまコンビには、生き残りをかけて様々なサービスを展開し、集客努力をしていますので、そうした意味でひとつの販売チャネルである最大手のコンビニを切りすててしまうことはもったいないような気がします。そういえば、大手コンビニエンスストアの「サークルKサンクス」は、東京スター銀行と提携し、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の「サークルK」と「サンクス」で、平日(午前8時45分~午後6時)や土曜日(午前9時~午後2時)の引き出し手数料が無料になるATM(現金自動出入機)サービス「ゼロバンク」を始めると発表しました。今夏7月から導入し始め、来年2月までに約1400店に設置する見込みとの事。東京スター銀行のほか、全国約1600の同行の提携金融機関のキャッシュカードも対象になるらしいですから嬉しい限り、私も是非、利用したいと思います。
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