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視界100mでも着陸OK

2006-01-30 | 読み物

 

 神戸空港の話題に関連して・・・わが国最大の国際空港である成田空港(新東京国際空港)では、年間を通して霧などの影響による悪天候のために同空港への着陸断念が60回以上にも上っているため、このため視界が100メートルでも着陸できる世界最高水準の着陸システム「カテゴリー(CAT)3b」の運用を来年5月から同空港で開始すると発表しました。国土交通省によると、霧が発生しやすい釧路、熊本両空港でも来年中の運用開始を検討しているとのこと、悪天候による成田への着陸断念は2004年度で60便、目的地以外の空港に着陸すると、航空会社は燃料費や旅客の交通費の補填などで1便当たり数百万円の出費となる。空港会社は「新システム導入で、着陸を断念したケースのうち2、3割は救えるのではないか」と期待を寄せている。現在、同空港は、上空の航空機から滑走路までの視認距離が200メートル以上で着陸できるひとつ下のクラスである「CAT3a」で運用している。国内では釧路、熊本の両空港がこのシステムで運用中で、青森と広島空港も同システムの導入を検討中とのこと。

コメント (2)
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