昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム 黎明編 (川と少女)

2023-04-21 08:00:00 | 

                                           
川は 生きている

単なる流れではなく、生命を持ったものの集合体だ
 幾百万、幾千万、幾千億、いやそれ以上……
 人間のもつ数では 現しきれないほどの集合体で 

川は 流れている
川は 生きている

 ひとつひとつのうねりの中に 人間の知らぬ 
 異次元の喜怒哀楽を
 充満させて 

川は流れ続け 生きている

 

=背景と解説=

川=愛 と考えてもらえればありがたいです。
この場合の愛とは、恋愛感情の愛ではなく、普遍的にとらえた愛ということですね。
これまでとは創作時期がちがっています。
言うなれば、黎明期前ということでしょうか。



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