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トピアリー ブログ

日本のトピアリー文化のパイオニア
株式会社ネバーランドインターナショナル「宮崎雅代」公式ブログ

国際コメ年

2023年08月18日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。トピアリスト宮崎です。
「米」の字を分解すると「八十八」になることから、今日は「米の日」。
同様に米粉から作る麺の「ビーフン(米粉)の日」でもあります。
その米が2004年の「国際年」に取り上げられて、アグリクラフトのワークショップを担当したことを思い出しました。
国際連合大学の職員から「1種類の穀物を国際年に取り上げた例は初めて」と伺い、お米の国、ニッポンに生まれた私はなんだか嬉しかったことを思い出しました。
写真は稲穂のバスケット。
あの日参加したお友達はこれを夏休みの宿題にしていました。
君の宿題はもうできたかな?


▲国際コメ年で作った 稲穂のバスケット


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日本の七夕祭り

2023年07月07日 | 日本の伝承とアグリクラフト

おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。

7月7日は五節句のひとつ「七夕」。

よくよく調べてみると、その由来は様々。

一つめは中国の『詩経』にある牽牛(けんぎゅう)星と織女(織女)星が

1年に一度デートをするというもの。

二つめは、習字や裁縫の上達を願った「乞巧奠(きっこうでん)」の風習。

これは飛鳥時代以前に日本に伝わりました。

そして三つめは日本に古くからあった「棚機津女(たなばたつめ)」の信仰。

どうもこれらがいっしょになっている様子。

青森市の「ねぶた祭」や秋田市の「竿灯祭り」も七夕行事の一種とみられます。

いずれにしても日本では夕方に田の神を迎え、翌朝に罪穢れを託して持ち帰ってもらい豊作を願う行事なのかもしれません(『家庭行事なんでも辞典』『三越日本を楽しむ年中行事』より)。

さて、あなたの願い事は?

▲「逢瀬」

天の川をはさみ向き合う牽牛(けんぎゅう)星と織女(織女)星

 トピアリーでまちづくり【ネバーランドインターナショナル】

トピアリー制作・ネバーランド公式YouTubeチャンネル

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茅の輪くぐり

2023年06月30日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。トピアリスト宮崎です。
6月30日は「夏越の祓え」。
「夏越の祓え」とは、常日頃の穢れ(けがれ)を人形(ひとがた)に託して川に流したり茅の輪をくぐり、邪気を祓う神事です。
茅の輪は、武塔神(むとうのかみ)が蘇民将来に教え、疫病を免れたという伝説からきています(『家庭行事なんでも辞典』とよた☆時著より)。 
明日からの半年も無病息災で参りましょう! 
▲茅の輪くぐり at 鶴岡八幡宮(鎌倉)
 
 
▲人形(ひとがた)に罪穢れを移す
 
▲茅の輪のくぐり方

 
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七十二もの季節があることをあなたは知っていますか?

2023年05月25日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
日本には二十四の節気があることは知られていますが、七十二もの季節があることをあなたは知っていますか?
1872(明治5)年に「改暦の詔書」が出されるまで日本の暮らしに親しまれてきた旧暦。
旧暦というのは、地球が太陽の周りを1周する長さを1年とする太陽暦と、月が新月から次の新月になるまでを一か月とする太陰暦を組み合わせた太陰太陽歴のこと。
季節には太陽暦の1年を四等分した春夏秋冬のほかに、二十四等分した二十四節気と、七十二等分した七十二候(しちじゅうにこう)という細やかな季節の移ろいまで取り入れられていました(『日本の七十二候を楽しむ』東邦出版 白井明大著 有賀一広絵より)。
そしてもうすぐ「小満・末候 麦秋至る」。
つまり麦が熟して、収穫するころ。
実りの季節を「麦の秋」と呼びました。
新暦では5月末から6月4日ころを指します。
写真は先日通りかかった栃木県南部の麦畑。
風にまかせてゆらゆらと揺れる姿にしばらく見とれてしまいました。
ニッポン、いいなぁ。

▲麦の穂


▲一面に広がる麦畑
ゆらゆらと揺れていました



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船上でいただく鮎料理は絶品!

2023年05月11日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
5月11日は岐阜県長良川の「鵜飼開き」。
鵜飼は10月15日まで開催されます。
1300年以上の歴史をもつといわれる鵜飼。
鵜を操る鵜匠は宮内庁に任命される式部職で、長良川鵜匠6名、小瀬鵜匠3名の合計9名のみです(岐阜市鵜飼観覧船事務所HPより)。
私も鵜飼観覧船に乗り鵜飼を楽しんだことがあります。
船上でいただく鮎料理は絶品!
鵜飼の一連の流れで圧巻だったのは「総がらみ」。
日本の伝統文化を守り、伝え続ける方々の努力に拍手!です。

▲鵜飼のクライマックス「総がらみ」


▲花火ときれいどころの舞で始まりました



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今年の春はいいことあるかな?

2023年03月06日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
暖かくなってきましたね。2023年の3月6日は啓蟄。
「啓」はひらく、蟄は「虫類が土中に潜伏する(閉じる)」という意味。
土の中で巣ごもりしていた虫が春の暖かさに動き出すころという意味です(『ふるさと祭時記』とよた時著より)。
今年の春は、いいことあるかな?

▲ローズマリーとテントウムシ


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上巳の節句

2023年03月03日 | 日本の伝承とアグリクラフト
3月3日は「上巳の節句」ひなまつりですね。
ひなまつりのひなは、もともと藁で作られた人形(ひとがた)でした。
人の健康を祈り、祓えの時に体をなででこの人形に移し、海や川に流したのです(『ふるさと祭時記』とよた時著より)。
健やかに育ちますように♪

▲アグリクラフトのひなまつり



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わらの乾かし方も地域によって様々

2023年02月28日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
2月28日の誕生花はわら(藁)、花言葉は「一致協力」。
かつて稲わらは米俵、蓑(みの)、わらじ(草鞋)、と生活道具として活かされてきました。
収穫後に乾燥させて使うのですが、その乾かし方も地域によって様々。
宇和盆地の広がる愛媛県西予市では中心に立てた丸太棒に稲の束をひっかけてつくるお家のような形です。
「わらぐろ」と呼ばれるこの形は稲の束を奥さんが下から投げ、夫が丸太棒に挿してつくるのだとか。
息があっていないとうまく作れないのでわらぐろ名人は「この時期夫婦喧嘩はできない」と笑って教えてくれました。
性能のいい農機具のおかげで藁の入手も難しくなってきました。
大事にしたいな、ニッポンの稲文化。
写真は今年1月の宇和盆地。
学芸員、友三郎さんからいただいちゃいました。

▲愛媛県西予市の「わらぐろ」とわらで作ったマンモス


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チョコレートセールが始り

2023年02月14日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
2月14日は言わずと知れたバレンタインデー。
ところがこの日は、日本ふんどし協会制定の「ふん(2)ど(十)し(4)」の日」、
全国煮干協会が1994(平成6)年5月に制定した「に(2)ぼ(1=棒)し(4)」にぼしの日でもあるのです(今日は何の日~毎日が記念日~より)。
女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のもの。
1958(昭和33)年にメリーチョコレートカムパニーが行った新宿・伊勢丹でのチョコレートセールが始り。
まんまと乗せられたよなぁ。
でもね。
「日頃の感謝を伝える日」であれば、それはそれで便利だとあなたも思いませんか?
素直に楽しみましょう♪

▲バレンタインデーのディスプレイ


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正月事始め

2022年12月13日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
12月13日は「正月事始め」。
年神様を迎える準備を始める日です。
昔はこの日に、門松やお雑煮を炊くための薪等、お正月に必要な木を山へ取りに行きました(~今日は何の日~毎日が記念日より)。
新しい1年を迎えるために、少しずつ準備をはじめましょうか。

▲松飾り


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縁起のいい食材、蓮根(れんこん)

2022年11月17日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
11月17日は「蓮根(れんこん)の日」。
1994(平成6)年の今日、全国の蓮根産地が茨城県土浦市 に集まり「蓮根サミット」が開催されたことから制定されました。
多数の穴があいた蓮根(れんこん)は、「将来の見通しがいい」とおせち料理に欠かせない縁起のいい食材ですよね。
その蓮根(れんこん)をアグリクラフトの材料として使ったことがあります。
ごく薄く(2~3㎜)切り、酢水にさらしたあと新聞紙にひろげて日陰に干すと出来上がり!
きりっと冷えて乾燥した冬に作りためていました。
写真は「お米ギャラリー銀座」が7周年を迎えたときにプレゼントした稲のオブジェ「祝いの米」です。
7本立てた稲は減反で廃棄する「青刈り米」。
足元にはモイストポプリ(塩を基剤として香りをつけたもの)を配しました。
実をいただき残った皮を干したかんきつも色を添えています。
アグリクラフトとは規格外で廃棄される農産物を材料とし、日本の伝承文化を現代的な感覚で造形物(クラフト)を創るものです。
米どころの新潟市では市民活動「にいがたアグリクラフト」として根付いています。
そろそろ作ろうかな?Dry蓮根(れんこん)。
▲「祝いの米」(お米ギャラリー銀座)


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サツマイモ君もいるのがわかりますか?

2022年10月13日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
10月13日は「川越いも友の会」が制定した「サツマイモの日」。
サツマイモの産地、川越は江戸までの距離が13里なので、サツマイモが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことから今日が選ばれました。
サツマイモの旬ですが、10月は運動会シーズンでもありますね。
そこで、アグリンピックをご紹介。
家の光協会が発行している小学生向けの月刊誌『ちゃぐりん』にも掲載された
私の大好きなアグリクラフトの作品です。

▲秋の実りの運動会!?アグリンピック

▲家の光協会が発行している小学生向けの月刊誌『ちゃぐりん』

栗、ニンジン、里芋、ししとうで運動会のシーンを作りました。
サツマイモ君もいるのがわかりますか?
これは店頭に並ぶことがない規格外の小さなサツマイモを乾燥させたもの。
電子レンジを利用すれば、水分を抜く事ができますよ♪
カッチカチに乾燥させるのがコツです。
お芋掘り遠足で出てきた「いただくには小さすぎる」サツマイモで試してみてはいかがでしょうか。

▲ねじり鉢巻きをしたサツマイモ君

▲かぼちゃや栗も紅組、白組に分かれて

▲ししとうチーム

▲ニンジン君も♪

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野菜の日とアグリクラフト

2022年08月31日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
8月31日は「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから全国青果物商業協同組合連合会など9団体の関係組合が1983年に制定した「野菜の日」。
もう1品欲しいな、と思った時にちょいちょいお邪魔するキューピーのHPではこの日を記念して「サラダで世界一周キャンペーン」を開催していました。
昨今は規格外野菜も入手できて食卓にのぼるようになってきましたが、四半世紀前の生産地では規格外の農産物は廃棄されていました。
明日から9月。
収穫を祝うアグリクラフトで今日もゴキゲンな1日を♪

▲収穫を祝うアグリクラフト


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ジャガイモが可愛らしいアートに変身

2022年08月24日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
8月24日がポテトチップス誕生の日ってご存知でしたか?
ニューヨーク州のレストランで付け合わせのポテトが厚すぎると何度も苦情をいってきたお客様にうんざりしたシェフが、フォークで刺せないように薄くてカリカリに揚げたポテトを出すとこれが好評で一気にその地のレストランに広がりました(ウィキペディアより)。
このお話はレストランジョークともいわれていますが、いかにもアメリカらしくて面白いですね。
その材料ジャガイモが可愛らしいアートに変身した写真をご紹介。
みんな元気にしてるかな?

▲ジャガイモが可愛らしいアートに変身

▲ジャガイモが可愛らしいアートに変身
何を見つけたのかな?


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先祖の霊を供養する「中元」

2022年07月15日 | 日本の伝承とアグリクラフト
おはようございます。
ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
7月15日は半年生存した無事を祝い先祖の霊を供養する「中元」です。
元々は正月15日の「上元」10月15日の「下元」をあわせて「三元」とする道教の習慣で、中国仏教ではこの日に祖霊を供養する「盂蘭盆会」を行ったのだとか。
日本では江戸時代から商い先やお世話になった方に贈り物をするようになりました(今日は何の日~毎日が記念日~より)。
最近は形式的になったこの習慣をやめましょう、という企業も多いですね。
とはいえ「あの人元気かな?」とご当地ものを贈りあうことは、季節やお互いの気遣いを感じる時間ではないでしょうか。
そんな気持ちを大事にしたいな、と私は思うのです。

▲ご当地ものを贈りあうお中元


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