松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

踊る大捜査線・3

2010-07-17 23:59:45 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
酷評の多い中、16日朝日新聞夕刊にこんな嬉しい記事が


かって日本の映画ファンは、車寅次郎という親しい友人を持っていた。

<中略>

そして、現代。新しい銀幕の友人候補は「踊る大捜査線」の青島俊作ではないか。
刑事ドラマにあこがれて警察に入ったという青島は、寅次郎を演じた渥美清が没した翌年、緑色のコートを羽織って登場した。
テレビの連続ドラマから生まれた点も寅次郎と近い。

渥美の不断の努力が、寅次郎が実在しているかのようなリアリティーに結実した。
青島の造形にも織田裕二という人間のすべてが注ぎ込まれている。

<中略>

世知辛い社会の中で、時にやる気を空回りさせながら、なんとなく周囲にやる気を伝染させて事件を解決していく。それが「踊る」だ。

<中略>

「青島って意外に柔軟。部下のいいところを見つけるのがうまいんですよ。」
ネットおたくの刑事や研修に来ている中国人警察官ら新しい仲間たちがそれぞれ、容疑者逮捕に力を発揮する。

青島の資質を端的に表すのが「オレに部下はいない。いるのは仲間だけだ。」というタンカだ。

<中略>

2作目からは7年待たされた。本当の友人になるには、もう少し頻繁に会いたいものである。



確かに今作品には私も期待外れの感が否めないでいた。
ネット情報によると心ない無責任な中傷などいろいろ記されているが、要は脚本の甘さの一言に尽きると・・・(なんてな!


この新聞記事筆者のご意見に大いに賛同しま~す
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