現在の新暦で2月24日~28日頃は、
季節は春、初春
二十四節気としては 雨水
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が解け始める頃
「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」
七十二候としては 次候 霞始たなびく(72のうち5番目)
「 たなびく」の漢字が出ないので
こんな漢字雲を逮捕する様かな
春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。
遠くかすかな眺めが、ほのかに現われては消える移ろいの季節
地球上の生き物は太陽と月のもとに生きている。
太陽の傾きが暑さ寒さに影響し、
月の巡りが潮の満ち引きや大潮小潮をもたらすが
動植物はこれらの変化に合わせて成長しているので
暦はただ単に日付を追うものではなく、生きる指標でもある。
暦には大きく分けて太陽の運行をもとにした「太陽暦」
月の満ち欠けをもとにした「太陰暦」
太陽と月の両方を取り入れた「太陰太陽暦」がある。
日本では、太陰太陽暦を使用していたが、明治6年(1873年)から太陽暦を取り入れている。
二十四節気(にじゅうしせっき)
太陰暦を使用していた時代(中国)に
季節を現わすための工夫として考え出されたもの
一年を二十四に等分し、その区切りと区切られた期間とにつけられた名前、
現在でも季節の節目を示す言葉として使われている。
春・・・立春(2/4頃)
雨水(2/19頃)
啓蟄(3/6頃)
春分(3/21頃)
清明(4/5頃)
穀雨(4/20頃)
夏以降はまたその季節になってから調べることに。
七十二候(しちじゅうにこう)
二十四節気は半月の季節の変化を示している。
これらをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候。
二十四節気は古代のものがそのまま使われているのに対し
七十二候は何度も変更されてきた。
気候・・・「二十四節気」と「七十二候」からできているという!なるほど
調べれば調べるほど意味深く、もともと中国からきたもので、
地理的にも季節のずれがある。
天文学的ずれは、閏年で調整されている。
そう深く考えずに、風流を楽しみたいだけ。