松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

風評被害・1

2011-03-19 07:02:50 | その他
風評は避けられない。

電力を使いながら、TV画面での論評、批評も例外ではない。

そんな中で、各自がしっかりと取捨選択しなくてはならない。

しかし、すべての方面に渡る知識と事実を知る人間は存在しない。

福島原発事故の真っただ中にいる人々に「デマ」に振り回されないようにと云われても、

では何を信じろというのだろう。

頼みの東京電力と政府が今のところ、心もとないのが・・・

この期におよんで、東電からの謝罪とは!!

この一週間は何とかして責任回避することに専念していたが、

もうそれも不可能と観念しての謝罪なのか?

勘ぐるこの行為も 悲しく恥ずかしい。

今更だが、実際危険な現地で死と背中合わせの状況の中、

動いて下さっている人は何人くらいなのだろう。

またそのご家族のご心痛や葛藤は測り知れない。

安全な地にいてあれこれ言うのは容易い。

一刻も早く原発事故周辺被災者の遠方避難を




~~~天声人語より

「無題」

失意の胸へは

だれも踏み入ってはならない

自身が悩み苦しんだという

よほどの特権を持たずしては

   エミリー・ディキソンの詩から(女性詩人 米国)

19世紀にボストンに近い町で静謐な生涯を送った人。
自然の中で書いた数々の短詩を遺した。



阪神大震災を体験した精神科医中井久夫さんが、

「被災者には ”わかってたまるか ” という気持ちもある」

と言っていた。

(報道取材人の)伝える使命と、悲痛な胸に踏み入る躊躇。

(取材報道は)きびしい葛藤をくぐって来た文であり、写真、映像である。 ~~~


天声人語にはいつも諭され、励まされる。


コメント (2)
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