松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

雑誌 ビッグイシュー

2009-03-27 08:43:33 | その他
この言葉は知らなかったが、過去にうっすら聞いたことのあるような内容だった。それほど無関心だったのか

路上で雑誌を売り、一冊 300円 うち160円が販売者(ホームレス)の収入となる。
ホームレスの人の救済ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業。


1991年 ロンドンで生まれる。
2003年 9月 日本で創刊される。
         
人生をあきらめないホームレスの人たちが売る 人生をあきらめない人の雑誌。

読者像・・・62パーセントが女性。20~30代が50パーセント。
      50~60代の読者も増加しつつある。

      他者や社会の問題を自分のこととして考えるオピニオンリーダーの素養を持った人々だという。      


創刊以来、800人強が計4億円近い現金を得て、81人が職に就くまでになった。
出版元の佐野章二さん(67)は「売ってくれるからビジネスになる。彼らは施しの相手ではなく、私達のパートナーなんです。」

この雑誌の人気コーナー、野宿生活者が答える「ホームレス人生相談」。
強者不在の相談と上を向く野宿者。
月2回刊行のこの雑誌は、今では得がたい温もりと望みを届ける。
迷える世にほしいのは、あとは厳しさ! 

1966年に創刊された週刊プレイボーイの売り物!作家・柴田錬三郎の人生相談というものがあった(らしい)。
「生き残っても日本のために役にはたたん・・・こう云われて、悔しかったら生きてみろ!」と一喝した柴錬。
熱く厳しく「キミはやれ、俺がやらせる」で斬りまくった人生相談だった。(らしい)
この常道を外れた、しかし思いの深さでは負けない人生相談が、「ホームレス人生相談」だと天声人語は記す。








コメント (4)
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