遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

2024 上郷町日出神社例祭 其の四

2024-06-20 08:27:35 | 郷土芸能

時々さぼりながらも早朝の散歩が、日課になって一年以上になりました。

早春の頃はウグイスが、そして今は郭公の鳴き声がよく聞こえます。

さて、日出神社のお祭り話題も最後です。

 

社務所前では、板澤獅子踊りさんが披露を続けている中、

拝殿では平倉神楽さんが恵比寿舞です。

 

平倉神楽さんの恵比寿舞は、たぶん2019年の大出早池峯神社宵宮以来かと。

 

沿岸や遠野山伏系神楽では人気の舞ですが、早池峰系では、あまり舞うことのない演目。

 

遠野山伏系では最初から恵比寿様なのに対し、こちらでは蛭子命として登場。

 

天照大神に大漁になる場所を聞き、そのとおりに大漁となり、その海の幸を天照大神に

献上したところ、大いに喜び「恵比寿」として漁の守護神となるように申し付けられた。

と云う話を舞にしたものだと云うことです。

 

面を付けたネリから、はずしたクズシ

 

いつも、決まった所で拍手をしたいと思うのですが、シャッターを押しているので・・・。

この日は、品の有るお客さんだけでした!笑

 

新コロ前までは7月下旬に宮守町の塚沢神社の宵宮で、塚沢神楽さんと平倉神楽さんが

夜神楽を奉納していたのですが、今年はどうなんでしょう?

 

場所を社務所前に移動し、権現舞

 

お約束

 

暑かったので、清めの水はちょうど良かったです。笑

 

トリは地元の細越獅子踊りさん

 

十年以上も前だと、この時間あたりには相当出来上がった人もいました。笑

 

今は、シシも種ふくべも冷静です!

 

勿論、笛も太鼓も、燃料の臭いはしませんでした。笑

 

後半、写真を撮るのに陣取る場所を間違えたようです。

シシと種ふくべが絡むシーンを多く撮るなら、今の位置よりかなり左側です。

 

次にお会いするのは9月の遠野まつりかな?

その時には、お互いにもう少し赤い顔で逢いましょう~!

と、云うことで、日出神社例祭の終わりです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする