遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

2024 遠野郷八幡宮どんと祭

2024-01-16 10:23:53 | 郷土芸能

落とし物から始まった2024年、悪いこともあれば良いことも・・・。

 

自分で撮った写真入りの年賀状を出していますが、その印刷会社の抽選で特産品をゲット!

時々愛妻に進呈しました。笑

 

先週の半ばあたりの遠野は里には雪が無く、廻りの山々がご覧のような感じ。

 

また15日のどんと祭も去年はこんな感じだったので、今年も同じかも

と思っていましたが、やはり、そう甘くはありません。

 

昨日は、雪はそれほどでもなかったものの、真冬日でした!

今朝は-10℃以下だったので、寒さはこれからが本番でしょう。

3時少し前、強風が吹く中、八幡神楽さんがやってきました。

 

例年、拝殿前にて参加者全員でお参りしてから中に入るのですが、

あまりの寒させいか、到着した順でお参りを済ませていました。笑

 

年越し祭、始りますよ~!と法螺貝でお知らせです。

 

神事の後は権現舞

 

その日の顔ぶれで、役廻りも変わります。

 

そのせいか、火伏の権現様らしからぬ舌の短さでした。

もしかして、先日、達曽部で火災があったばかりなので、まだ疲れているのかも・・・汗

 

拒否されない限り、参拝者全員をカミカミ。笑

 

拝殿での年越し祭が終わると、境内に移動して、どんと祭

去年は雪が無かったので大勢の人、今年は寒い他に時折の強風だったので、

どうかな?と思っていましたが、なりなりに。

 

風が強いので、燃やし物は少な目にして、着火です!

 

火の回りを清め、

 

これで今年は無病息災間違いなしです。

 

どんと祭が始まる頃には強かった風も落ち着き、

それでも、ビューンと吹く風に、神楽衆も思わず火の側に移動です。

 

袴の下?中?はズボンの人も素足の人も・・・

 

今年も竹串は無く、袋入りのお餅を火にかざして頂きました。

 

最後の法螺貝を聞いて撤収です。

 

神事前に狛犬の台座を確認

平野瓦工場 狛犬作 沼田三次郎とあります。

もうひとつの台座には昭和4年の銘が入っていたので、その時のものだと思います。

現在の(株)ヌマタ・オン・ルーフさんの旧社名が(株)沼田製瓦工場

HPを見ると創業が昭和11年になっているので、この狛犬を奉納した時は、

沼田製瓦工場の創業者、沼田三次郎さんは平野瓦さんで働いていた時なのかもしれません。

沼田瓦さんの前に平野瓦さんがあったということを覚えている人も少ないでしょうねえ~。

コメント (2)
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