遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

2023 東和神楽大会後編

2023-11-07 09:22:00 | 郷土芸能

この神楽大会があった11月3日と翌日4日は遠野市では芸術祭

二日間にわたり、舞台発表・展示です。

但し、郷土芸能は19日(日)に別枠で、遠野市郷土芸能共演会として開催されます。

 

神楽大会のあった3日は、時々愛妻が遠野市の芸術祭に参加、

私はフリーということで、何とかの居ぬ間に東和町へ。汗

好きなことをさせて頂いた翌日は、

愛妻・娘の気分転換へのお付き合いということで少し遠出のドライブ。

道路には人の気配は感じませんが、建物内は人がいっぱいでした。

そんな建物内を歩かされ、いつもの散歩以上の歩数となりました。笑

 

さて、神楽大会の後半は岳流石鳩岡神楽さんから

石鳩岡神楽さんは遠野の平倉神楽さんの師匠神楽ということで、市内では

御存知の方も多いと思います。

土沢神楽さんと同じく平成56年に県指定無形文化財に、

平成23年に記録等措置を講ずべき無形文化財として国の選択を受けています。

 

稲田姫 八岐大蛇の話です。

 

実は今回、土沢神楽さんの神楽人からお誘いを受けていたところに、

石鳩岡神楽さんに縁ある方からも・・・。

 

先日、市内某所に用足しに行ったところ、その事務所のカウンターに

東和神楽大会のプログラムが置いてありました。

お聞きしたところ、これに出演する人が、縁あって今、遠野に通っているとのこと。

これで、行かないわけには、いかなくなりました。笑

 

続いて、岳流浮田神楽さん

 

汐汲み

 

遠野では同じ早池峰系で平倉さんと塚沢さんの汐汲みは観ていますが、

東和ではお初でした。

 

衣装の柄や色合いが違うと舞も違って見え、新鮮でした。

 

大償流土沢神楽さん

 

三韓

新羅・高句麗・百済征伐の為に神々を招集。ところが(いそら)という神だけがいない。

そこで竹内宿禰の計らいで御神楽を奏したところ、ようやく現れるという出だし部分。

 

この辺りは征討シーンかな?

 

余計な力が入っていないような動きがすばらしいです。

 

市外の各種芸能の皆さんが、其々の地元神社等で演じているところを

見たことがないので、いつかは観てみたいものです。

 

そして、岳流石鳩岡神楽さん

 

こちらも出だしが女舞で、鐘巻の舞

 

今回は、どこの神楽も荒舞を選んでいなかったのは、もしかして、

記録用に撮影している演目の都合によるものかも・・・?

なんて、思いながら見入っていました。笑

 

鐘の中から出てきたのは鬼面の蛇身

びっくりしたなあ~もう~ 笑

 

もっとびっくりしたのは、法力を使う客僧役。恐れ入りました!

 

最後は早池峰岳流南川目神楽さんの権現舞

権現舞のみの伝承となっているようですが、

続けていることに敬意を表したいと思います。

 

昨年は、このモミジが落ちる前に白鳥の写真も撮っていました。

そしてタイヤ交換をしたのが9日、今年は、もう少し先送りするつもりです。笑

コメント (4)
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