<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

『幸せの行方』

2011年04月05日 | 
細いうなじ
小さな肩
抱きしめたら折れそうだよ

どれだけ愛したら君は幸せになれるの
ありったけの愛をあげるよ

背を向けて君はどこへ行くの
僕はここにいるのに

ひとりで行ってしまわないで
僕はここにいるのに

君の為に花を摘んできたよ
少ししおれているのは遠くから歩いてきたからだよ
君の好きな花さ

君の姿が見えないので
僕は探し疲れたよ

何も話してくれなかったね
いろんなことを話し合いたかったのに
「幸せだったからよ」
そう言ってくれるんだね

言葉も交わさず愛し合ったね
君の瞳を見ているだけで
何もかもが満ちたりていた

あの季節は春だったんだろうか

僕の幸せは君のいる世界だったんだけど
この冬を越したら
ひとりでいる力を蓄えられているかな

君の声がこだまするから
ひとりでいられるかな

いつか君と同じ魂を持った人とめぐり合う為に
たぶん
いつの日か幸せになれる為に
生きていられるかな

儚い夢の
そのまた夢の
君との逢瀬を
願うことはもうやめるよ

僕が生きていく為に

それが君の望みだから


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「探偵 哀しきチェイサー」... | トップ | ぷち花見 夜桜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事