<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

同窓会顛末

2016年01月07日 |  ブログ
中学時代、一番仲の良かった友達と同窓会の前にお茶しようかと
思い、電話したところ、
「還暦の記念に着物を作ったの、それを着ようと思ってるので
美容院に髪のセットと着付けに行くの。」
と言われた。

「ええええーっ?着物?
そんなにお洒落していくの?」
と驚き。

「やっぱ、お正月だし、着物の人多いんじゃない?」

「そうなの~~??」

いや、ちょっとショックを受けた私。
そうよね、お正月だし、いい歳なんだし。
それが普通かもしれない、と思った。
姉に聞いたら、
自分の同窓会の時は、みんなスーツとかドレスを新調(オーダー)するのよと
言っていた。
それこそ「うぞっっ!!」だよね。

いまどき、そんなものなのか?
それは数十年前の話なのでは?

という疑問を抱きつつ、
私は真紅のトップスと黒のパンツという
まあ、いわば普段どおりの格好で行った。

友達は淡いピンク系のかわいい着物を着て
受付に座っていた。
いいねー、着物良く似合ってる。
と私も嬉しかったのだが、

会場に入って目を疑った。

色味がない・・・。
誰ひとり、色がない・・。
モノトーンがそんなに好きか?
この年代のはやりか?
入学式か、卒業式か、

女性はほぼ全員そんな感じ。
着物もいない。
男性もほぼ全員スーツ。
スーツでなくても地味なセーターとか。
会場全体が黒っぽい。
150人もいるのに。

私の真紅のトップスと、友達の着物が浮いている。
いやいやいやいやー。
世の中、暗いの。
これじゃ暗い。

還暦だから、赤というのは私の先走り?
だれか、赤を差しいろにしておしゃれしてもいいんじゃないの?

別に誰が老けたとか、若いとか関係ない。
なんだか田舎の人たちの個性死んじゃってます、
の集まりが悲しい。

まあ、洋服の話はこれくらいにして

うちのクラスの出席率はほぼ半分。
でも、会いたい人は誰も来ていなかった。
45年ぶりに会う人は
まあ、懐かしいね、という程度。

心浮き立つ瞬間はなかったなー。
同級生、それも小学校、中学校というのは
みんな、ガキの頃のお互いを知ってるわけで
妙に決まりが悪い。

「あんた、頭悪かったよね、
あんた、ちびだったよね、
あんた、スケベだったよね、」とか言えないわけだし^^;

これが20代や、30代の集まりだったら
「きれいになったねー」
「かっこよくなったねー」というほめ言葉が飛び交うんだろうけど
アラ還ともなれば跳び越しちゃって
一周回っちゃってるわけだし。

先生と見かけが変わらない人がいて
「誰先生だっけ?」とか
友達に聞く始末。

とてもアラ還に見えない彼には
どんな人生があったのか^^。
そうそう、
見かけよりもその人の人生が気になる。

亡くなった人もいるし
警察のごやっかいになった人も。

人生いろいろ。
あと5年後に又あるそうなので
その時は会いたい人となんとか連絡が取れるといいな。


コメント
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