自己満足

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大型二輪教習 番外編

2013-07-21 18:15:57 | 日記・エッセイ・コラム

 教習所で技能教習を受けた際、同じ課題に対しても、教官によって言うことが違うなんてことがあります。生徒側に「受け止め方」「心構え」ができていないと混乱しますね。

例えば一本橋を渡る時の基本はテキストにも書いてあって、正しい姿勢で、アクセルとクラッチのコントロール等々。バランスを保ってゆっくり通過すればよいわけですが、実際の教習では生徒の習熟に合わせて、落ちないためにはスピードも大事とか、台に乗るところをゆっくりとか、台の上でハンドル使ってジグザグに走れば距離が伸びて時間も稼げるとか、どんどん詰め込まなければなりません。教官のアドバイスはすべて検定に合格するためや、免許取得後の安全運転に繋がっていることで、技能も理解度も大丈夫な生徒にはすっと呑み込めますが、進化が追い付かない生徒は混乱しちゃうかもしれません。

私の場合、徐々に進化していって、台上でハンドル使ってというのを教わったら、タイムも伸びて浮かれました。次の教習で同じことをやったつもりが、ハンドルではなく上体がグラグラで安定感もなくタイムもダメになりました。習得不十分だったんですね。そこでの教官のアドバイスは、ニーグリップが弱いということでした。即実行したら格段に良くなりました。生徒の状態を見て、次に進めるための的確なアドバイスでした。

同じことを言われているうちは進歩していないとうことなのですね。

アドバイスを受けて、できたなら、それを定着させることが大事です。いつもできるようになれば、次の段階で受けるアドバイスがきちんと上積みされて「上達」します。

52歳での教習所通い、教わる側になって新鮮で、嬉しくて、上のような例から、「相手のレベルや心の準備の具合を考えないと、伝えたいことが伝わらない」ということを再認識させてもらいました。これ、最近仕事で感じていたことでしたので、凄く良い経験になりました。

<おまけ>
見極めや検定でのプレッシャーとか緊張では、呼吸を整えるだけでもずいぶん違います。呼吸はゆっくり吐くことが大事、緊張しているときは小刻みに吸っています。呼吸って、呼(はく)吸(すう)です。深呼吸も大きく吸ってではなく、大きくゆっくり吐いて、素早く吸ってですね。是非お試しあれ!

 


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