終わり無きリハビリの道

気がつけば前回エントリーしてから一週間もたってるじゃありませんか！
書き込もうとしてビックリですよ～（苦笑）いつの間にそんなに日時が過ぎてるのかって
色々書き込みたいなぁって思ってるうちに日時は過ぎ去り、書きたかったトピックも忘却の彼方へと押しやられているような気がします(笑)
ま、のんびりいきましょう。

で、タイトルですが。
実は今現在ぶーちゃんは家からかなり遠い病院にリハビリの為に通っています。
月に大体2～3回。電車を乗り継ぎながらなんと片道１時間半以上かけて行ってるんですよ。正直リハビリのある日は半日がかりで通うので慣れているとは言え結構大変なのです・・・（もちろんぶーちゃんもだが）
じゃ何故そこに通うのかといえば、ただ単に「通える場所がそこしかなかった」から。こう言っちゃ何だがもう少し近くの病院もあるにはあるんですが、何故かどこもかしこも車で無ければ行けないような所ばかりなんですよね。
私、見事にペーパードライバーなのでそういうところにはちょっと通えず、結局距離はあれども電車の駅から歩いていける所にある今の病院に通うことにしたんですよ。

距離的に言えば何とか通えるのは確かなのです。が、事リハビリに関して言えばやはり「家から近い」に越した事は無い訳です。PTの様にある程度リハビリのゴールが見えるものならまだいいのですが、ぶーちゃんの受けているOTやSTには「これが出来たら終わり」というゴールが正直無い。つまり言い方は悪いかもしれないけれど、親がどこかで見切りをつけない限りはずっとリハビリを続ける事になるわけだ。

ぶーちゃんの訓練はまだまだ終わりが見えない。というより、終わりは無いに等しい。私としては例えぶーちゃんが出来なかったとしても、何か他の事が出来るきっかけになって欲しい・・・とのわずかな望みに縋る思いで受けている事もあって、今はまだ見切りをつける気にはなれない。
でも、STの先生にはこの距離の遠さを以前からちょっと指摘されていた。
長い目で見た場合、こんな遠方ではなくもう少し地域で色々な訓練を受けるようにした方がいいんじゃないかと。小学校をどう選ぶかによっては、もうリハビリを受けなくてもいいんじゃないかって気になるかもしれない・・・とやんわりと言われたのだ。
そう、小学校を選ぶまで気がつけばあと二年だ。
恐らく今のままではぶーちゃんは特殊学級にギリギリ入れるか、養護学校に入るかどちらかのコースをたどる事になるだろう。その結果、そこでの生活自体が全て「リハビリ」なのだから、もう受けなくてもいいんじゃないかって気になる場合もあるそうなのだ。

・・・本当にそんな気になれるのだろうか？
出口の無いリハビリに終わりがくるのだろうか？

今の病院は障害児の為に古くからある大きな療育施設と言う事もあって、通いにくさを除けばなんの不満も不安も無い。
でも、STの先生が言う事ももっともなのだ。
小学生になって通うとして、放課後家からここに通うのは正直不可能に近い。
今だから通えるだけなのだ。
じゃ、小学生になったらぶーちゃんはどうしたらいいんだろう？
私が・・・どこかで見切りをつけるしか無いのだろうか？


そんな事をここ最近もんもんを考えていたのだが、そんな私に朗報があった。
なんとこの４月にうちの地域に新しく療育施設が出来たのを発達外来の先生に教えてもらったのだ。
ちょっと不便ではあるけれど、一応歩いていける所に駅もあるし、時間さえ合わせればバスも通っている。なんと言っても我が家から一時間かからないで通えるのは魅力的だ。これならば、小学生になっても通おうと思えば通えるのだから♪
以前は他のリハビリ施設に移ることに対して異を唱えていた先生でさえ、「ぶーちゃんには距離的にもこっちの方がいいだろうから、担当の先生方に相談してみなさい」と太鼓判を押してもらえた。ちょっと心強い。

とりあえずOTの先生に相談してみた。
初めてぶーちゃんをみてくれたこの先生には本当に感謝してもしきれないほど良くしてもらっていた。癇癪を起こすぶーちゃんにも根気よく付き合ってもらったし、色々相談にも乗ってもらった。
それだけに病院を変えたいと相談するのは非常に心苦しいものがあった・・・のだが、先生も「長くかかる事だから、とにかく通いやすいのが第一ですよ」と快く賛成してくれた。
あとは担当の小児科の先生のオーケーが出たら、４年近く通ったこの病院とお別れする事になる。
新しい病院に馴染めるかどうか不安もあるが、だからと言って無理を重ねるのも決してぶーちゃんの為にはならないだろう。
色々思うことはあるけれど、とりあえず一歩一歩いい方向へ向かっていこうと思います(*^^)v