5月29日(木) 晴れのち曇りのち雨
三浦半島一周(朝6時~夜9時半)
2011年10月8日 トンサン62歳
「三浦イチ」をやった。走行距離 約160km
出発直後サイコンの不調でカウントされない距離が、おそらく数kmあり。
サイコンの走行距離表示は151.21km
県道32号大仏トンネルで鎌倉大仏へ。
道を間違えた。横須賀の方へ行くつもりだったのに陸上自衛隊武山駐屯地まで来てしまった。
「横須賀中央駅」に着いた。 10:22
あれ、あのベンチは一人座っているので、あと二人しか座れないぞ。
なんだか恥ずかしくて、隣には座れないな。
まっすぐ走ると国道134号になる。16号は左折。こちらは交通量が少ない。「馬堀海岸」 10:42
「観音埼灯台」に来た。 11:06
「ペリー上陸記念碑」だ。 12:27
「くりはま花の国」で「ラベンダーソフトクリーム」350円を食べた。 13:17
トンネルを越え、毘沙門湾を過ぎると前方に風力発電機が見えてきた。
「三浦風力発電研究所」の風力発電機をバックに。 15:24
「城ヶ島大橋」を渡る。 15:48
島まで渡ると「島の娘」という像があった。 15:52
午後4時 おなかもすいてきた。どこかで食事を。
マグロの漬け丼(1200円)を注文し、地図を見る。走行距離は92.27kmだった。
16:24 さあ帰るぞ。国道134号をひたすら走る。
疲れた。アイス休憩をしよう。 17:27
葉山を越え、厨子を過ぎ、鎌倉を過ぎて江の島に来た。
江の島に来ればいつもの道。ちょっと安心する。
家にここまで来たよの電話を入れて自販機の前で一休み。
さて走ろう。ひたすら国道134号の歩道を走る。
今日は土曜日で下りの車が多く、あんまり車道は走りたくない。
しかし歩道は台風の仕業(しわざ)だったのか砂まみれ。走りにくい。
茅ヶ崎を通り過ぎて平塚まで来た。
あと一息だ。休み休みだが、城ケ島を出て4時間も走っている。
ここでまたアイス休憩。
21時半帰宅。だいぶ疲れた。
三浦半島はアップダウンが多かった。
ダワさんと一緒だったからできた、戦車メリダでの山中湖往復
2014年7月 トンサン65歳
しかし「山中湖まで往復」は真夏の暑い日差しの中、半端じゃなかった。
今まで大変なことだと思い実行できなかったが、それは想像を絶するつらさだった。
トンサン一人では絶対にできなかった。
ダワさんと一緒で、ダワさんが協力してくれたから、山中湖まで行ってこれた。
ダワさんに最大限の感謝をします。
走行距離145.7km
自宅発 5:00 山中湖到着 17:00 所要時間12時間 山中湖出発 17:20 自宅着 23:50 所要時間6時間30分
山中湖往復の合計所要時間は19時間だった。
食事・休憩含めて平均時速7.7キロ。
ダワさんと待ち合わせ、国道246号で行く。
「谷戸岡(やとおか)公園」で池を眺(なが)めながら朝食。
その後ダワさん先導で裏道へ。
こんな道を通る。とっても景色が良く、いいところなのだが、善波峠の歩道をゆっくり上るよりだいぶつらい道だ。
戦車メリダ(27.5kg)にペットボトル2本、服、パンなど食べ物、替えチューブを積み約30kgはあるだろう。
JA「はだのじばさんず」で休憩。「秦野たばこ音頭(おんど)」の楽譜だ。
通行止めでう回させられたり・・・
メリダのシフト切り替えがうまくできず、1速に入れようとするとスプロケットの内側にチェーンが落ちる。
小田急に沿って進み、国道246に出る。
「蛇塚」から県道710に入る。
東名高速をくぐって川音(かわね)川沿いにまっすぐ進む。
県道711につき当ったところで橋を渡り、川音川右岸を走る。
川音川が酒匂(さかわ)川に流れ落ちるところで、川沿いの道は直角に曲がり酒匂川の土手道になる。
「山北駅」の「ふるさと交流センター」で休憩する。
8:45に到着。家を出て3時間45分だ。
ここまで40km。時間の割に全然進んでいないことにびっくり。休みすぎか。
県道76号を行く。つらい登りが続く。ダワさんからは「下りはありませんよ。」と。 (;ω;)
東名高速の下を通る。
国道246号を走る。御殿場まであと16kmだ。
すごく近いように思うが、ずっと上りだ。
静岡の看板が出てきた。この先は静岡だ。(写真提供 ダワさん)
トンサンは疲れた。ダワさんにここで休んでもらった。「小山町健康福祉会館」
血圧計があったので測定。最高血圧も最低血圧も問題なし。脈拍数だけが普段の2倍近い。
それだけ酸素を使う運動をしていたのだろう。
しかし、「休憩したい」と言ったら即座に休めるところが思いつくダワさんて・・・
家からの距離はまだ48kmだ。それなのに時刻はもう10時20分。家から5時間20分もかかっている。
平均時速はたったの6.7km/hだ。
あと100kmも走らなければいけない。
平均時速10km/hで夜7時の帰宅予定だったのに、これではいつになるか・・・
そのまえに山中湖へたどり着けるかどうか・・・ (×ω×)
ダワさんの後について上る。上る。『基本的に下りはありません。』 ・・・の言葉が頭をよぎる。
やっと道の駅「ふじおやま」に着いた。
お昼を食べる。といっても水ばかり飲んでいるので、あまりお腹はすいていない。 時刻は12時なんだが。
少ないなと思ったそばなのに、やっと食べた。(写真は途中で撮影。完食しましたよ。)
まだ家から55kmだ。家を出て7時間。 平均時速は8キロ弱。
日蔭(ひかげ)を見つけては、何度も何度も休憩した。
途中、自動販売機もなく、ペットボトルの水はすぐ空に。
休憩のたびにダワさんは、空気圧チェックしてくれ、空気を入れてくれた。
地図を見たとき県道150は緩やかそうな道に思えたが、そうではなかった。
富士山に向かってまっすぐ進む道なので、確かに上りだけしかない道だ。
それでもダワさんは「県道151より日蔭があるからいい。」と言う。
でももうだめだぁ。疲労困憊(ひろうこんぱい)。
トンサン「ダワさんもうダメだぁ。」
ダワさん「自転車を交換しましょう。」
トンサンのメリダとダワさんのスペシャライズドを交互に持ち上げてみる。
ダワさんのも結構重いが、トンサンのは異常な重さに感じる。
スペシャライズドも20kgぐらいあるのかな。
戦車メリダは30kgだ。
それにメリダのギア比はMAXローが1対1。タイヤも700cと大きいし。
お、これなら走れるかも。でも結構足を速く回さないといけない。これはこれで疲れる。
「富士浅間神社」でペットボトル飲料を飲みほし、道の駅「すばしり」へ向かう。
道の駅「すばしり」到着。
もう3時だ。これ以上 上るのはあきらめて、ここで引き返すか。
ここまで 約65km。引き返しても130kmになる。
道の駅「すばしり」で2度目の昼食を取り、休憩していると3時半。
『もう帰ろうか・・・ダワさんにメリダに乗ってもらったり、励ましてもらったからここまで来れた。もう充分じゃないか。』
『いや、もう2度と来ることはないだろう・・・今ならダワさんがいる。今 山中湖へ行かなかったら、もう2度と自転車で山中湖へ行くチャンスはないだろう。』
頭の中をいろんな考えが飛び交う。
ダワさんの自転車(スペシャライズド)に交換してもらったまま、国道138の歩道を上る。
おや、あの外国人女性は 荷物満載の自転車で車道を上っている。すごいな。
見ていると、目と首を振ってあいさつしていきながら、休憩しているトンサン達の前を通り越して行った。
ダワさんが「さっき見たローディの人、そうとう疲れているのか上ってこないな。」
と、言っていたら歩道をのろのろと上がってきた。
トンサン達も頑張ろう。
「籠坂峠(かごさかとうげ)」を上る。広い場所があれば、すぐに休憩。 (*^ω^*)ポリポリ
「山梨県 山中湖村」の看板だ。峠はすぐそこだ。
だが、ちょっと休憩。
ついにやったぞ。「籠坂峠」だ。後は山中湖まで下るだけ。 (写真提供 ダワさん)
長い、長い、長い登りだった。自転車でよくここまで来たと思う。
残念ながらメリダで登ってきたのはダワさんだったが。
この先メリダを返してもらい、山中湖まで下る。
山中湖到着。17:00 トンサン家からの走行距離は73.14kmだ。
少し休憩し、5時18分には出発。
湖を回る時間はない。なるべく明るいうちに道志みちを先まで行きたい。
夕方の湖畔の道は散歩している人たちや、若者グループでいっぱい。
夏の合宿という雰囲気だった。
みんなここで泊って行くんだろうな。
霧が濃くなってきたぞ。大丈夫か。 (写真提供 ダワさん)
ダワさん「どこかで泊りますか?」
トンサン「いやいや、帰るよ。」
山伏(やまぶし)トンネルまで上りだ。自転車を交換してもらう。
先を急ぐので道の駅「どうし」には寄らない。18:34 (写真提供 ダワさん)
「道志村役場に冷たい湧(わ)き水があるよ。」とダワさんが教えてくれた。 (写真提供 ダワさん)
それにしても車やバイクのスピードはすごい。信号もなく、人も歩いていない道なので、飛ばす! 飛ばす!
たまにクラクションを鳴らしてくる車がいる。ダワさんは我々への励ましだという。
なるほど。ほかに自転車で走っている者などいない。頑張れということなのだろう。
この先道志みちは真っ暗になってしまい、くるたまのパパさんが言っていた走りたくない真っ暗な道志みちになった。
ダワさんも「夜の道志みちは自転車で走るもんじゃない。避けたかった。」と言っていた。
メリダとスペシャのライトが照らす可弱い光じゃスピードも出せない。
時々追い越して行く車のライトが道を明るく照らし出す瞬間は、怖いながらもありがたいなと思う。
車は怖いが、道がはっきり見える安心感の「怖さと安心がブレンドされた」不思議な感覚。
明りが全くない夜道を走ったトンサンは、いかにライトの強い光が欲しいか分かった。
まあ、前からジェントス閃305の明るさ(100ルーメン)では、せいぜい時速20キロしか出せないなとは思っていたが、そんなシチュエーションなど今まではなかった。
ブルベをやる人が、ライトを重要視する理由がよくわかる。
道志みちは下る一方ではなく、上りもあった。
そのたびにダワさんが自転車を交換してくれた。
また広い場所があると休憩した。
また無理して乗らずに押して行こうと、押し歩きもした。
ようやく宮ヶ瀬まで戻ってきた。
鳥屋(とや)のサンクスで夕食をかねて休憩。
無事に道志みちを通過できた。乾杯!! (^ω^)/□☆□\(^ω^) 21:43
この後も上りが無くなる宮ヶ瀬湖を抜けるまでは、自転車を交換してもらった。
飯山を通り、小鮎川土手道を下る。
林中学近くで最後の休憩。11時半ごろ。
トンサンは今日中に家につくが、ダワさんは申し訳ないが午前様だねと話す。
トンサンは23:50 無事に帰宅できた。
【持って行って良かったもの】
「救援飴(きゅうえんあめ)」とヘルメット。
救援飴は梅塩味で長い時間溶けずに、梅の味と塩分を補給してくれた。夏のサイクリングにお勧め。
販売者はクリート株式会社。どこで買ったか、値段も忘れた。
ヘルメット・・・今回はかぶって行って良かったぁ。
ケガもなく、無事に帰ってこれたトンサンだが、実ははでな転倒をした。
道志みちの下りS字カーブ、まだ明るい時間帯だった。
時速は30kmくらいだったと思う。
S字の下のカーブ(左カーブ)をクリヤし、上のカーブ(右カーブ)に入ろうとした時、上体(じょうたい)を寝かせられなくて外側に膨(ふく)らみ、道からはじき出されてしまった。
不思議とケガはしなかった。わずかに右ひじをこすっただけだ。(2日後の様子)
頭は道路壁に当たったが、ヘルメットをかぶっていたので何ともなかった。
わずかにこすった跡。それでも帽子をかぶっているだけだったら、たんこぶくらいは作っていたろう。
ヘルメット様様だ。
今までに自転車をコントロールできなかったことは、ほとんどない。
今回は2度目のカーブが思ったより急で、スピードをもっと落とす必要があったこと。(読みが甘かった)
上体の体重移動が遅かったこと。(経験不足か歳なのか)
ブレーキのききが弱くなっていた?(長い下り坂でブレーキがすり減ったか?)
幸いだったのは右カーブだったこと。
対向車が来ないところに転がって良かった。
また道路壁まで1.5mくらいあり、草で覆(おお)われていたこと。
いろんな好条件が重なってケガをすることもなかった。
メリダも無傷。サドルが横へ向いてしまっただけだった。
今回の山中湖往復では、すべてのことに恵まれていた。
ことにダワさんが一緒でなかったら、目的は達成できなかった。
ダワさん本当にありがとう。
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