tonosamarings blog

窓際COACHのドリ鰤物語

歳を感じる

2010-12-17 10:03:25 | インポート
 指導者をやっていて、教え子が
 大学へ行った
 高校へ行った
 就職した
 家庭をもった
 子供が生まれた
 地元へ戻ってきた
 宝くじが当った(えっ)
 Jリーガーになった
 
 って、いう話を聞くと励みになる(指導者冥利)
 ただ、
 中退した
 辞職した
 離婚した
 身内の不幸
 県外へ転出
 破産した
 クビになった
 
 って、いう話を聞くとヘコむ(・・・・・)

 で感じるのが「俺もそんな歳になったか」

 トライアウトを受け、未だ話がない教え子
 サッカーを続ける場の話はあったらしいが
 かたや、解雇となったベテラン選手のJ入りが進む
 毎年のことだが、たくさんのJ入りをするものの、たくさんのクビが斬られる
 当然のことだが、PROだから当たり前のこと
 
それを、少年たちにどう伝えるか
 そうならないために、もっと練習しろと言えば良いのか
 PROでやってくのは、大変なんだぞって言えば良いのか
 そんなこともあるから、しっかり勉強しとけって言えば良いのか
 
 DREAMを掴むことは容易ではない
 引退し、仕事をしながらサッカーを楽しむ環境は、むしろ仕事100%の生活の中に、「サッカーを楽しむ環境どれくらい増やせるか」を創った方が人生的にはGOODかも  しかし、JをはじめとしたPROスポーツがあるから、普及が進むのは確
 
 そんな中、JAPAN DREAMを考えるとJとはまた違った考えもあるのではないかと推測できる
 数年後には、世界のBEST○をと掲げる日本代表
 そのために、ジュニア世代から75歳を過ぎた爺様まで、たくさんのテコ入れと負荷を実施する
 協会費
 県協会費
 登録費
 なんとか費
 指導者資格
 審判資格
 いろんな講習
 いろんなイベント

 得られるものもあれば、奪われるものもある(マネー)
 
 そして、選手的には新しい選手の発掘と育成を図る一方
 Jでは、運営のために実力よりも人気で選ぶところもあり、それにより世代交代が進まない
 それもそうだ 出場機会がなければ実力は発揮できない
 年棒の高い選手は使わないと損をするなど、当然、高い選手はそれなりの力をもっている これもまたPRO
 
 そうやって、期待と自信をもって飛び込んだ選手達の中で、発揮できずに去った選手も多々いることだろう、これがPROという世界なのか
 と、思い知る(PROって大変)

 なんだか理不尽だなぁ~っ
 
 地元にJがあっても、県内出身者がそれなりにいる訳でもなく
 といって、指導者の考えもあるから、すべてを受け入れれる訳でもなく
 そんなことを考えるとマイナスイオンがどんどん、体から発生してしまう

 たまたまPROの現実を目の当たりにしたことによって生まれた矛盾
 知らなきゃよかったのにと思うことも(ブレる)
 ただ、よくわかったことは、サッカーも大事だけど、やっぱり勉強は大事だよ