自分の中では、研修のつもり
先月から息子の通う高校のサッカー部に帯同し、いろんな角度から見て、聴いて、学ばせていただきました
あくまでも私観ですが、高校サッカーという舞台は、小さい頃から願った夢に、さらにまい進するか、方向を変える大事な分岐点
と考えています
その夢を叶えるための基礎を育むのが、我々育成の役割ということで、現在、ジュニアユースまでを保有し、その分岐点に送り
込むのだが、その大事な分岐点を知る必要があると思い、半ば強引ではあったが、そうさせていただくことができた
1月某日には、飯能の大下様にご無理を言って、埼玉へ遠征に行かさせていただきました
縁というのは、本当に大事だなと実感しました
その中で、対戦した高校は、僕にはドストライクなチームでした
実際、その後の戦術サッカーを考える上で、大きな自信につながりました
同時に、富山にもこんな高校があったなら、おそらく、目指してくれる選手が増えるだろうという将来展望を感じれたことも大きい
です
その後、2回の石川、そして、昨日までの大阪
とくに、大阪では関西大一高とさせていただき、選手らがオーバーヒート状態で試合をしている姿を見て、昔、全日に出たときの
レイソル、清水FCと試合したときのことを思い出しました
とにかく、今の力では絶対に叶わないっていう絶対敗北感です
選手らには情報がなく、何もない状態で面食らって、堕ちたっていう状況は、その日の夜に恩返しのつもりで開いた1時間の
メンタルトレーニングにも活かされましたし、情報って必要だなって感じました
今後、常にその試合が、自分たちの最低のゲームとして、上昇するための糧にしてほしいと思います
翌日は、同会場で金沢高とのマッチでした 最後だったので審判やベンチにも入れていただき、僕がこの研修で培ったものを披露させて
いただきました
選手らは前日の影響もかなり残っていましたが、徐々に良くなり、頭と体をを使ったシンドクないサッカーを展開するようになってきました
ただ、我慢しきれずにやってしまう行動もこれまでの癖でやってしまうのもいましたが、今後、修復して活かしてくれると信じています
B戦に関しても、Aと同様、同じコンセプトの基で取り組むことができてきたので、他の要素がなければ、これがベースになると思い
ますし、選手の質を念頭においたフォーメーションもできるようになると思います
あとは、負けてる状況でも、あの一体感のあった円陣のように、マイナス要因をプラスに変える力を養っていってほしいです
さて、遠征では、選手一人ひとりの行動や言動、態度から伺える心情なども読み取れることもできました
ただ、残念だったのが、そのような状況の中で、富山の高校サッカー事情として全てそうではありませんが、不足しているもの
が多々あること そして、サッカーコーチではなく、あくまでも顧問という立場での現場は、無理がたくさんあるということ
どの年代にも当てはまるかもしれませんが、人のかかわりが少ないことは、本来ならば選手自らが自立し、その自立心を発揮
させ、負担を少なくすることが必要であると僕は考えていますが、その自立部分についても、欠落している部分が多いのも、現実
かなぁと感じさせられました もっと、育成年代で基本的自由が必要なのかなって思うし、うちが取り組んでいる遠征等の保護者を
あまり関わらせないやり方は、ありではあるが、大勢の中でポツリっていう状況は、その自立心や行動力を衰退させてしまうのも
また現実
今の取り組み+何かっていうことへの取り組みをせねばって考えられたことはプラス要因だ
同行を快諾していただいた監督からも、互いに学びたいという精神が表にでていたので、情報交換がうまくできたと思っています
おそらく、そういうようなことが継続できたら、今すぐではありませんが、数年後には必ず、良い状況ができていることでしょう
数人、参加できなかった選手には、早いうちに時間を作って、話したいです 指導者も選手も共有しないとね
保護者は、・・・・・親の前では上がってしまって、話はできなさそうなので選手から学んでください
そしたら、「三位一体」は完成しますね
最後に、この自主研修は本当に、育成年代の指導に活きてくるという自信が沸きました
自チームでも、同じ取り組みをやってます
これは、育成というベース年代で、「揺るがない自立心」を育み、いかなる困難にも立ち向かえる人材を送りこむために、必須と
考えるべく、もう一度、一から、そして自分の立場から考え直してみるという意味では、大変、有意義な研修でした
僕も含めたうちの指導者は、育成の大きな壁にぶち当たって、現在、あれやこれやで奮闘中、情報を得て、知恵を絞ってこの
状況を打破します
今週末は、ジュニアユースで埼玉、来週もジュニアで埼玉、育てまっせーっ