ストレスコントロール

昨日は締め切りを2本抱え、時間に追われていた。そんな時に気持ちが落ち込むようなことがいくつも起こる。忙しく走り動く研修の仕事のように、自分のことなど考える余裕がない日であれば突っ走っていたろうが、昨日は「執筆」日。余計なことを考えないようにと集中を試みるが、それができない。GW以降、週末も休みなく動き回っていた疲れもあってストレスを跳ね返すだけの力がなかった。

「コレはまずい！」
このままがんばりすぎると自分を追い込んでしまいそうだ、そう思った私はお昼ご飯を食べることにし、サンドイッチを作りながら、そしてサンドイッチをかじりながら、15分、泣いた。

ストレスコントロール。
この15分、私は自分と向き合う。「がんばれば叶う」そういった先のことは考えない。今のふがいない自分の現実をそのまま受け入れる。これが今の私だ、と納得する。成し遂げられないことも、理解されないことも、分かっていることができないことも、それらすべてが、現実。今の、私。だから頭で考えて自分を評価したりしない。人と比べて自分を振り返ったりしない。人の言葉に自分を当てはめたりしない。今、こうして苦しむ自分が精一杯生きている自分なのだと素直に肯定する。

人に「励まし」を求めない。
その前に、自分自身と向き合って、自分をしっかり受け止めて認めてあげる。そのためのひとりの時間を作った。自分のために作った時間は15分間。自分に向かって「○○ってことは苦しいね」と心の中でひとつひとつ語りかける。「そうだねー」と自分が納得する。自分に「どうして」とは絶対に聞かない。うなづきだけでよい。そうして自分と対話した。

わずか15分。でも、泣き続けるにはとても長かった。
静かに自分と向き合い語るうち、涙が出なくなってしまった。自分の心が、自分を苦しめていることが何なのかを認識すると安心するのだろう。安心して「だったらこうしたらいいじゃない！」という前向きな発想に変わっていく。解決できそうもないことは「まあ、いいか。いつか解決できるでしょう」と流してしまう。

こうして私は昨日、あれこれ考えることを辞めて仕事だけを進め、早めに寝た。で、朝。元気復活！

ストレスコントロール。
今、ストレスが原因の病気がとても増えている。社長のストレスはあちこちで語って発散できないものばかり。孤独なのです。だからこそ、自分を客観的に見て自分自身を受け入れること、気分転換をすること、忘れること、切り替えること、そしてストレスに慣れることが大事なの。

【今日の名言】
『自分自身の道を迷って歩いている子供や青年の方が、
　他人の道を間違いなく歩いている人々よりも好ましく思う。』
　ゲーテ

【写真】道路に落書き。
一昨日、道路に落書きをした姪っ子を真面目な娘が怒る。「大丈夫、雨で消えるから」とおばあちゃん。「おばあちゃんは甘すぎる」と娘、泣きながら怒る。翌日、娘と姪っ子で道路に2時間かけてめいっぱい落書き。おばあちゃん「あらあら随分書いちゃったねー」と注意。「だって、雨で消えるんでしょ。」と娘。このたくましさを見習いたい・・・。

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