夕ごはんを食べながら、またまた娘と禅問答(?!)。「ねえ、生きるために必要なものって、何だと思う?3つあげてごらん」と私。娘は、待ってました!といった感じで考えもせずすらすらと理由まで答え始めた。「まず、食い物。」(←あのー、もっと丁寧な言い方してくれる~。)「ご飯食べないと死んじゃうからね」。
確かに。
「食べ物って、どうやって手に入れるのさ」
「もちろん、働いてお金もらって買うんだよー。」
その次に必要なもの。
「愛と友情。」
ぷっ!二人で大笑い。何それ~。まじめな顔で、ドラマみたいなこと言わないでくれる~。恥ずかしくなっちゃうじゃない。「その理由は?」と私が聞くと「困ったときには、人に助けてもらうんだよ。ママ。」と娘。そうだね。ママはいっつもお友達に助けてもらってる。本当に、友情は大事。あ、愛も、大事。
3番目は。
「知恵。」
・・・。「知恵」とはまた。10歳の娘の言う「知恵」とは、何だ??興味津々、聞かずにはいられない。「なんで、知恵なの?」と私。すると娘、「ママ、だまされるわけにはいかないでしょー。」面白すぎる~。
昨晩はこんな会話から、話が弾み、「お金をもらわずに食べていく方法はあるか」という話やら、知識と知恵の違いとは何か、などあれこれと話しが広がった。
まず、お金をもらわずに食べていく方法は「物乞い」だった。食べ物が余っているお店に行って「分けてください」と言うのだ。毎日、毎日、気持ちよく分けてもらうにはどうしたらいいだろうね、と私と娘、考えた。「かわいそう」という同情は長くは続かない。食べ物をくれる人が「どうしても、あなたに食べ物を分けてあげたいのよ~」と思うことが大事なんじゃないか、というところに行き着く。
「人が自分に、進んで気持ちよく物をくれる」には、自分はどんな人であるべきだろうという話しになる。その人が喜ぶことを考えて行えばよいのだ。それにはあいさつをしたり、人の話をきちんと聞いたり、自分の考えを相手にわかるように述べたり、間違ってしまったことは素直にあやまったり、その人が得たいと思うことを教えてあげたり、手伝ってあげたり。そんな話をしていて、それは、働いてお金をもらうことよりも大変かもしれないね、というまとめとなった。どうやら物をもらいながら生きるより、働いた方がラクみたい。
さらに、知識と知恵の違いについて。
今の時代、いわれる広く応用ができる「理屈、理論、法則」などの知識は、すぐに調べられてしまう。自宅にいながら、日本国憲法やら民法やら、最先端の論文だって手に入ってしまう時代だよ。必要なのは、そういった知識を活かす能力。明解国語辞典で引くと『知恵=ものごとを知り、巧みに処理していく能力』とある。知恵は、問題にぶつかりながら、行動の中で悟り、身につくもの。知識を活かして体験し、自分のものにした問題解決能力、それが知恵。娘が「だまされないためには、知恵が必要」と言った言葉、実に的を得ていて驚いた~。
こんな会話をしながら、娘と二人、ゲラゲラ笑って、一日が終わる。そう、こんな難しい話を冗談を言い合いながら、自分の失敗した体験などもおりまぜて子どもと話すことに意味があるんです。こうした毎日、親ができることって、いい成績を取らせるための教育じゃないんだよなー、とつくづく思ってる。
【今日の名言】
『学校での成績がよいからといって、
社会で認められるとは限らない。』
イソップ
【写真】アジサイ。
図書館の帰り、庭に咲くアジサイに目をとめました。借りた本は『よくわかる「子どもの権利条約」辞典』。娘が読みたいと言ったので。なんで、この本読みたいんだろ・・・。
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確かに。
「食べ物って、どうやって手に入れるのさ」
「もちろん、働いてお金もらって買うんだよー。」
その次に必要なもの。
「愛と友情。」
ぷっ!二人で大笑い。何それ~。まじめな顔で、ドラマみたいなこと言わないでくれる~。恥ずかしくなっちゃうじゃない。「その理由は?」と私が聞くと「困ったときには、人に助けてもらうんだよ。ママ。」と娘。そうだね。ママはいっつもお友達に助けてもらってる。本当に、友情は大事。あ、愛も、大事。
3番目は。
「知恵。」
・・・。「知恵」とはまた。10歳の娘の言う「知恵」とは、何だ??興味津々、聞かずにはいられない。「なんで、知恵なの?」と私。すると娘、「ママ、だまされるわけにはいかないでしょー。」面白すぎる~。
昨晩はこんな会話から、話が弾み、「お金をもらわずに食べていく方法はあるか」という話やら、知識と知恵の違いとは何か、などあれこれと話しが広がった。
まず、お金をもらわずに食べていく方法は「物乞い」だった。食べ物が余っているお店に行って「分けてください」と言うのだ。毎日、毎日、気持ちよく分けてもらうにはどうしたらいいだろうね、と私と娘、考えた。「かわいそう」という同情は長くは続かない。食べ物をくれる人が「どうしても、あなたに食べ物を分けてあげたいのよ~」と思うことが大事なんじゃないか、というところに行き着く。
「人が自分に、進んで気持ちよく物をくれる」には、自分はどんな人であるべきだろうという話しになる。その人が喜ぶことを考えて行えばよいのだ。それにはあいさつをしたり、人の話をきちんと聞いたり、自分の考えを相手にわかるように述べたり、間違ってしまったことは素直にあやまったり、その人が得たいと思うことを教えてあげたり、手伝ってあげたり。そんな話をしていて、それは、働いてお金をもらうことよりも大変かもしれないね、というまとめとなった。どうやら物をもらいながら生きるより、働いた方がラクみたい。
さらに、知識と知恵の違いについて。
今の時代、いわれる広く応用ができる「理屈、理論、法則」などの知識は、すぐに調べられてしまう。自宅にいながら、日本国憲法やら民法やら、最先端の論文だって手に入ってしまう時代だよ。必要なのは、そういった知識を活かす能力。明解国語辞典で引くと『知恵=ものごとを知り、巧みに処理していく能力』とある。知恵は、問題にぶつかりながら、行動の中で悟り、身につくもの。知識を活かして体験し、自分のものにした問題解決能力、それが知恵。娘が「だまされないためには、知恵が必要」と言った言葉、実に的を得ていて驚いた~。
こんな会話をしながら、娘と二人、ゲラゲラ笑って、一日が終わる。そう、こんな難しい話を冗談を言い合いながら、自分の失敗した体験などもおりまぜて子どもと話すことに意味があるんです。こうした毎日、親ができることって、いい成績を取らせるための教育じゃないんだよなー、とつくづく思ってる。
【今日の名言】
『学校での成績がよいからといって、
社会で認められるとは限らない。』
イソップ
【写真】アジサイ。
図書館の帰り、庭に咲くアジサイに目をとめました。借りた本は『よくわかる「子どもの権利条約」辞典』。娘が読みたいと言ったので。なんで、この本読みたいんだろ・・・。
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ここの部分に共鳴!
りんさん、トラックバックもありがとう。
娘が10歳になったら、こんな広~いお話もできるのですねえ。ほんと楽しみです!!しかし働く母ちゃんに必要なものは、やはり愛と友情ですねえ。いろんな人に私も助けられてます!
また遊びにきますね。
いやー、ほんと「愛と友情」のおかげで生かしてもらってますー!(笑)人が生きていくのって、そうそうたやすいもんじゃないと実感。行き詰った時に側にいてくれる友人や、楽しみを共有してくれる友人。
本当にありがたいですね~。