娘のおそうじ休暇

おとといのこと。
娘に「ママが今日一番感動したことって何だと思う？」と聞いた。
えーそれは、午前？午後？などとの質問を受けるがノーヒント。
「私のこと？」と、何度目かの答えで正解を言いあてる。
ちょっと嬉しそう。

そんな彼女。
おととい学校を休んだ。

朝、私がさんぽから帰るとまだ寝てる。そろそろやばいでしょと私。何とか起きてきて、シャワーを浴びている。浴び過ぎでしょ。ちっとも出てこない。出たのでは？と思うが、今度は洗面所にこもったまま。

扉を開けると、また、パジャマに着替えていた。
「おはよー。あら、パジャマに着替えちゃうの？」と私。
にこにこしている娘。「決めたんだ。今日は家じゅうピカピカに掃除する！」と。

自分で学校に電話を入れる。
「掃除するので休みます」
電話口の先生は「は？親を出しなさい」と。

娘から変わった私。
「すみません、今日は休ませます」。

先生はそれ以上何も聞かず、「お休みの時はおやごさんから連絡をいただくルールですのでよろしくお願いします」と言って電話を切った。

私は娘をおいて仕事へ。
帰宅すると、確かに家じゅうピカピカだった。
窓ガラス（窓の枠やレールもちゃんと磨いた！と自慢していた）、網戸、お風呂、洗面所、床、食器洗い、洗濯…。みごとに終わっていた。

「学校へ行くより大事な勉強をしたよー」と、娘。
ほんとかー。
ただ、自分で決めて、行動して、責任を取ろうというその姿勢は素晴らしい。

【今日の名言】
『賢くなろうとして本や黒板に教えを乞うてはならない。
天と地と林と木の葉とは、本当に子供らを賢くするであろう。』
　ヤン・アモス・コメニウス

【写真】
我が家から見えた8月の夕暮れです。

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