心配しました台風の影響も無く、お彼岸の法要を勤めることができました。
彼岸法要の後、今回は小倉南区東和病院副院長の水野修澄先生に法話をして頂きました。先生は医師でありながら天台宗の僧籍もあり、両方の立場からお話くださいました。
「縁起の法について」と題しての法話は、仏教の縁起についてとても判りやすい内容でした。聴衆の方々も真剣に聞き入って下さいました。
縁起論は仏教の根幹の考え方ですが、医学でも縁起による考えを用いることがあるそうです。例えば癌になる因子があっても、そこに縁(喫煙・過度の飲酒等)が加わらなければ、果として癌を発症しないこともあるということです。
人生においては良い縁に恵まれることが幸福な人生をもたらすともおっしゃいます。
お参りくださいました皆様は先生の法話をお聞き頂き、良き縁に会われたことでしょう。
有難うございました。