令和４年も残すところあとわずか。

２３日の不動講は、大寒波の影響で大変お寒い中お参り頂きました。有難うございました。納め不動でしたので、ご参拝の予定をして頂いた方も

そのような状況で残念ながらご欠席のご連絡がありました。大変な中でしたが無事に終えることが出来、感謝申し上げます。

さて令和も４年が終わるのかと思うといつにもまして月日の経つのが早く感じられます。私事１２月は誕生日なのですが、巷ではアラ還と呼ばれ

る年齢ということをしみじみと感じるようになりました。それでも今年も無事に誕生日を迎えることが出来ましたことを有難く思うところでもあ

ります。


この1年も、コロナ禍が続き、その上ロシアのウクライナ侵攻による戦争が起こり、又ことのほか世界各地での自然災害などが頻発しては

心が痛むことの多い年でありました。混乱した世界では物価高騰、エネルギー資源不足など様々な影響があり、コロナ禍の収束はもとより、戦争

の終結を切に願う思いです。世界平和の大切さを身に沁みて感じる一年でした。


重苦しい空気の中で過ぎた一年でしたが、サッカーのワールドカップは盛り上がりましたね。試合合間の音楽タタタンタンが耳に残ります。数字

の8，無限大のエンブレム。にわかファンとなり半分うとうとしながらでしたが試合を見ては感動しました。


マサチューセッツ工科大学の研究によれば、脳がストレスを最も感じないのは、過去の失敗や未来への不安を考えずに、今この瞬間に意識が集中

している時だそうです。サッカーの試合に集中していた時間は、リラックスした時間でもありました。日本選手の活躍と共に目覚めては今日一日

がんばるぞといった気持にもさせてもらえました。


仏教では一瞬のことを刹那といいます。そしていまこの一瞬、一瞬が一生の長さと説いていらっしゃいます。

お釈迦さまも、過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させて生きればよい。

前世や来世を、過去や未来を尋ねる弟子に釈迦が「今、この刹那を大事に生きよ」と説かれました。

一瞬一瞬を大事に生きるということ。感謝し幸せを感じられる日々を過ごしていきたいと思います。


来る年が、皆さまにとりまして平穏な、より良い年となりますことを願っております。

我々僧侶は仏さまに祈ることに尽きますが、これからも皆様の幸せを常に祈りながらお勤めを果たしていきたいと思っております。
　
最後になりますが、今年一年大変お世話になりました。改めて心から御礼申し上げます。　

１２月２３日 納め不動

大寒波襲来。明日の天候はどうなりますでしょうか。

この冬は寒さが厳しいと予報が出ていましたが、確かに厳冬の様子です。

例月２８日が不動講縁日ですが、１２月はしばらく前から２３日の平成天皇陛下（現上皇陛下）誕生日の祝日に

早めて厳修させて頂いておりましたので、令和になり平日ではありますがそのまま２３日を納め不動として不動講の法要

を勤めております。

明日は予定通りに午後１時からの始式ですが、悪天候も予想されます。

ご無理のないようにご判断ください。お見えになられる場合はくれぐれも安全にご留意ください。

12月 行事案内

師走に入り今年も残すところわずかとなりました。

今年もコロナコロナの一年。時間の過ぎるのが余計に早く感じられます。

それでも一年の間には様々なことがありました。

今という時を迎えられることができていることが幸せのように思います。

マサチューセッツ工科大学の研究によれば、脳が最もストレスを感じない瞬間は

失敗や未来への不安を考えず今この瞬間に意識が集中している時だそうだ。

今を大事に生きよう。

　１２月２３日（金）　午後１時から
　納不動
　　不動講お勤め
　　粗食有

　　ご出欠をお知らせ頂ければ助かります。


　今年の無事を感謝し、新たな年が平穏無事であることを願いましょう。