山上たつひこの復帰作「中春こまわり君」を買ってきて読んだ。
作中ではあの「こまわり君」や西城君が大人になっていて、立派?な営業マンとして会社で働いている。二人とも既に妻子持ちである。ここでは「こまわり君」の本名が初めて明かされており、なんと「山田こまわり」というらしい。
実は私は幼少時、「こまわり君」や「バカボン」の本名は何というのかが、すごく気になっていた。確か、こまわり君の両親はいつも「こまわり君のお父さん」「こまわり君のお母さん」と呼ばれていた。しかし、それぞれは、ごく普通の名前を持っていたと記憶する。となると「こまわり君のお父さん」は、会社で「こまわり君」を知らない人たちからいったい何と呼ばれているのだろうか。やはり「こまわり」は「駒割」などという苗字なのかもしれないとひとり納得したのだった。そういえば「コマ割り」は漫画家にとって重要な作業のひとつだ。
「中春こまわり」で気になったのは、「こまわり君」と西城君の二人が働いている会社である。「金冠生生電器」という実にヘンな名前なのである。この「金冠生生電器」には大阪の吹田と姫路に倉庫があり、「流島電機」という島流しを思わせる子会社まである。「金冠生生」は、ルビが振ってあって、「きんかんなまなま」と呼ぶらしい。
余談ではあるが「吹田」を「すいた」と読むのは、常識であろう。私は実は幼少時、「吹田」は「吹く」のにどうして「吸う」のだろう?と疑問に思っていたのだった。馬鹿?
そんなことはどうでもよくて、問題は実にヘンな響きの「金冠生生(きんかんなまなま)」である。別に卑猥な言葉ではないが「ちんちんかもかも」とも響きが似ている。
よく知らなかったが、この言葉は、山上たつひこが現在住む石川県の方言らしい。冬に「雪が踏み固められ、凍って表面がつるつるになる状態」のことを言うらしい。別に「つるつるいっぱい」という方言もあるそうだが、こちらは「ハゲがたくさんいる状態」のことを言うのだろうか。妙に気にかかる。
作中ではあの「こまわり君」や西城君が大人になっていて、立派?な営業マンとして会社で働いている。二人とも既に妻子持ちである。ここでは「こまわり君」の本名が初めて明かされており、なんと「山田こまわり」というらしい。
実は私は幼少時、「こまわり君」や「バカボン」の本名は何というのかが、すごく気になっていた。確か、こまわり君の両親はいつも「こまわり君のお父さん」「こまわり君のお母さん」と呼ばれていた。しかし、それぞれは、ごく普通の名前を持っていたと記憶する。となると「こまわり君のお父さん」は、会社で「こまわり君」を知らない人たちからいったい何と呼ばれているのだろうか。やはり「こまわり」は「駒割」などという苗字なのかもしれないとひとり納得したのだった。そういえば「コマ割り」は漫画家にとって重要な作業のひとつだ。
「中春こまわり」で気になったのは、「こまわり君」と西城君の二人が働いている会社である。「金冠生生電器」という実にヘンな名前なのである。この「金冠生生電器」には大阪の吹田と姫路に倉庫があり、「流島電機」という島流しを思わせる子会社まである。「金冠生生」は、ルビが振ってあって、「きんかんなまなま」と呼ぶらしい。
余談ではあるが「吹田」を「すいた」と読むのは、常識であろう。私は実は幼少時、「吹田」は「吹く」のにどうして「吸う」のだろう?と疑問に思っていたのだった。馬鹿?
そんなことはどうでもよくて、問題は実にヘンな響きの「金冠生生(きんかんなまなま)」である。別に卑猥な言葉ではないが「ちんちんかもかも」とも響きが似ている。
よく知らなかったが、この言葉は、山上たつひこが現在住む石川県の方言らしい。冬に「雪が踏み固められ、凍って表面がつるつるになる状態」のことを言うらしい。別に「つるつるいっぱい」という方言もあるそうだが、こちらは「ハゲがたくさんいる状態」のことを言うのだろうか。妙に気にかかる。