前回取り上げましたJR東日本の「駅からハイキング」と同様のハイキングの企画を、JR東海でもやっていまして、駅にカタログが置いてありました。その名も「さわやかウォーキング」。ウォーキングの方がハイキングよりユルそうなイメージですが、内容的にほぼ同じです。ただ東海は参加者へのささやかなプレゼントが少ないような感じ。ついでに調べてみたところ、北海道では「JRヘルシーウォーキング」、西日本では「ふれあいハイキング」、九州では「JR九州ウォーキング」と、どこでも似たようなイベントをやっています。現地受付・現地解散で、ツアーのように団体行動を強いられないため、自由旅行のオプションとして使うこともできるのがいいかも。ただ参加者は中高年層が多くて、恋が芽生えるような余地は限りなく少ないでしょう。
閑話休題。七味唐辛子のほかにも「駅からハイキング」からのささやかな特典として「ゴンドラリフト割引券」が配られました。改めてもらったスケジュール表を見ながらきょろきょろすると、バスを降りたところがまさに「奥志賀ゴンドラ前」なのでした。そうとなれば、ここからいきなり焼額山山頂近くまでゴンドラで上ってしまいましょうよ。楽だから。と私の耳元で悪魔が囁きます。いやいや、そんなのはハイキングでもなんでもない。せっかくトレッキングシューズまで履いてきたんだから、自分の足で登んないとダメ。と今度は天使が囁きます。しかし自力で上がると間違いなく腹減るよ。上に茶店があるわけでもなく弁当買ってないんだから...と思いやる悪魔。そうだ。そのとおり。ここは体力を温存して山での遭難を未然に防ぐため、是非ともゴンドラに乗らないといけません。こうなりゃゴンドラは必然なんです。と言いきかせる。
で、いきなりの空中散歩。高所恐怖症気味の私にとって、足場が宙に浮いて若し事故などあろうものなら落ちて死ぬしかないリフト、ゴンドラ、ロープウェイの類から景色を眺めるのは、足がすくんで冷や汗ものなのです。しかし今回は眼下に広がる秋の「錦繍」のパノラマに目を奪われて、5分程度の滞空時間が短くさえ感じられました。恐らくこのくらい素晴らしい秋の景色を見たのは生まれて初めてではないかと思います。貴重なハイキングの機会をあきらめてまでゴンドラに乗ったのは正解でした。ありがとう。ささやかな特典をくれた「駅からハイキング」の人。そして的確なる助言を与えてくれた私の内なる悪魔。ありがとう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/11/94b1f9a88dd2bd825e62282d8768c69d.jpg)
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「錦繍」、ここが昨年訪れた蔵王であれば、まさに宮本輝の小説です。
閑話休題。七味唐辛子のほかにも「駅からハイキング」からのささやかな特典として「ゴンドラリフト割引券」が配られました。改めてもらったスケジュール表を見ながらきょろきょろすると、バスを降りたところがまさに「奥志賀ゴンドラ前」なのでした。そうとなれば、ここからいきなり焼額山山頂近くまでゴンドラで上ってしまいましょうよ。楽だから。と私の耳元で悪魔が囁きます。いやいや、そんなのはハイキングでもなんでもない。せっかくトレッキングシューズまで履いてきたんだから、自分の足で登んないとダメ。と今度は天使が囁きます。しかし自力で上がると間違いなく腹減るよ。上に茶店があるわけでもなく弁当買ってないんだから...と思いやる悪魔。そうだ。そのとおり。ここは体力を温存して山での遭難を未然に防ぐため、是非ともゴンドラに乗らないといけません。こうなりゃゴンドラは必然なんです。と言いきかせる。
で、いきなりの空中散歩。高所恐怖症気味の私にとって、足場が宙に浮いて若し事故などあろうものなら落ちて死ぬしかないリフト、ゴンドラ、ロープウェイの類から景色を眺めるのは、足がすくんで冷や汗ものなのです。しかし今回は眼下に広がる秋の「錦繍」のパノラマに目を奪われて、5分程度の滞空時間が短くさえ感じられました。恐らくこのくらい素晴らしい秋の景色を見たのは生まれて初めてではないかと思います。貴重なハイキングの機会をあきらめてまでゴンドラに乗ったのは正解でした。ありがとう。ささやかな特典をくれた「駅からハイキング」の人。そして的確なる助言を与えてくれた私の内なる悪魔。ありがとう。
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「錦繍」、ここが昨年訪れた蔵王であれば、まさに宮本輝の小説です。
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