Tomotubby’s Travel Blog

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「日本春歌考」で歌われる「満鉄小唄」

2008-01-26 | 好韓嫌韓・厭鮮
あめのしょぽしょぽふるぱんに
からすのまとからのそいてる
まてつのきぽたんぱかやろう

さわるはこちせんみるはたた
さんえんこちせんくれたなら
かしわのなくまてつきあうわ

あかるのかえるのとうしゅるの
はやくせいしんちめなしゃい
ちめたらけたもてあかんなしゃい

おきゃくしゃんこのころかみたかい
ちょうぱのてまえもあるてしょう
こちせんしゅうきをはちみなしゃい

そしたらわたしはたいてねて
ふたちもみっちおまけして
かしわのなくまてぽぽしゅるわ

大島渚「日本春歌考」で吉田日出子演じる在日高校生、金田幸子の歌う「女のうた」の歌詞がさっぱり判りませんでした。でも聞くうちに、この歌が朝鮮訛りの日本語で、朝鮮人娼婦が日本人客を誘う歌であることが理解できました。ネットで調べたところ、正式な題名は「満鉄小唄」というそうで、「どこまで続くぬかるみぞ...」という一節に聞き覚えのある「討匪行」(作詞:八木沼丈夫 作曲:藤原義江)という軍歌の替え歌でした。「日本春歌考」では、この替え歌を日帝時代を象徴する春歌(猥歌)として位置付けているのだと思いますが、春歌というには何とも物悲しい歌詞とメロディーです。

この映画ではラストシーンで「騎馬民族説」を延々と講釈し「朝鮮は日本の故郷」とまで言ってのけています。天皇家の出自を朝鮮半島に求めつつ、在日朝鮮人の歌う朝鮮人娼婦と並列化して、天皇家を陵辱するイメージを感じさせるところに大島渚独特の悪ふざけを感じます。「騎馬民族説」の講釈の中では、「大化改新」は海峡を渡ってやってきた「騎馬民族」が蘇我氏を滅ぼした革命として解釈されていました。それが事実ならば、「騎馬民族」が大和に帰化・定着すべく、自己正当化のため帰化人の専門家集団に作らせたのが「古事記」であり「日本書紀」なのでしょう。記紀において皇祖神に据えられたのが太陽神・天照大神で、その信仰は「大化改新」以降に始まったらしく、いちおう時期はあっています。ラストの陵辱シーンに用いられた学習院ピラミッド校舎について、深読みすれば、この建物はかつてナイル流域の王たちが建てた建造物の再現であり、彼らの崇めた神もまさしく太陽神でした。大島渚はこの奇妙な建物を、太陽神を祖とする天皇家の象徴として用いて、その中で陵辱の儀式を行うことで、間接的に天皇家を冒涜するシーンを見せたのかもしれません。

ああ、怖いことを書いてしまった。


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2 コメント

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Unknown (ああ)
2008-02-17 16:27:15
正直、気持ち悪いですね。
韓国人にしてみれば孔子も、地球が誕生したのも
韓国起源だから、別に良いんじゃないですか。
その代わり、日本にストーカーしないで欲しいですね。
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Unknown (のぐお)
2014-01-17 07:48:14
上のコメントに
いかにも典型的なネトウヨの意見がありますね。
ネットまとめに登場する人物は世界の一部ですよ♡

そして、映画や芸術に今の政治的な考えを持ち込むのは
戦後サヨクがやった行いと同じですよ
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