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Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

尾張名古屋は「シロノワール」

2008-12-19 | Japan 非日常生活 遠征篇
小野寺さんち経由で、前から気になっていた「珈琲所 コメダ珈琲店」の名物メニュー「シロノワール」をコメダ本拠地の名古屋で初体験。「シロノワール」とは「シロ」いソフトクリームが、あつあつのデニッシュの上に載せられて出てくるという代物。それにメープルシロップをかけて食べるのです。「ノワール」はフランス語で「クロ」なので、スタンダール「赤と黒」ならぬ「白と黒」なのでした。デニッシュは見たところ「クロ」ではないんですが、まぁ「クロ」ということにしておきましょう。

それで意外だったのは、「シロノワール」が、ケーキでなくてパンのくせして 590円もすること。これに 380円のコーヒーを頼んでお昼ご飯にしたんですが、それだけでも 970円もするのでした。でも、出てきた「シロノワール」の犀の角のように屹立したソフトクリームの量が半端でなく多いことを見て、変に納得してしまいました。あと「おひとり様天国」の名古屋なので、朝11時までにコーヒーを頼むと勿論のこと「モーニング」として自動的にトーストや卵が無料でついてきます。11時以降でも写真のように袋に入ったおつまみの「豆菓子」がついてきます。


コーヒーカップと比較すると「シロノワール」のソフトクリームの威容が際立ちます。こうして並べると「白と黒」。「ノワール」はひょっとしてコーヒーの色なのかもしれないです。

名古屋でテレビを見ていたら「コメ兵」(こめひょう)という店のCMが流れていました。聞くところによると質屋のチェーンらしいです。コメダもコメ兵も、最初は米屋だったそうです。米屋って最近見なくなったから、廃業している店が多いんだと思いますが、コメダもコメ兵も業種転換に成功して、全国にチェーン展開しているそうで、尾張名古屋の米屋は終わることなく、なかなか逞しいな。と不況の折に思ふ私でありました。

花見山の春紅葉のトンネルを抜けると...

2008-12-01 | Japan 非日常生活 遠征篇
花見山の麓の春紅葉「出猩々」のトンネル。淡い赤・橙・黄と若葉の緑が、秋の紅葉とは明らかに違う雰囲気です。




そして、春紅葉のトンネルを抜けると、紅葉を背景にしだれ桜がとってもきれいでした。春にも、桜と紅葉を一度に見ることができたのでした。



春紅葉と四季桜を一緒に植えれば、お花見と紅葉狩りを同時に、それも春と秋、年二回楽しめると思いますが、誰かそういう場所を作ってくれないかな。きっと日本の、いや世界の名所になると思います。


一年に二度色づく春紅葉

2008-11-30 | Japan 非日常生活 遠征篇


秋に桜の花を見た後で、春の旅行のことを書くといろいろと混乱されると思いますがご勘弁。写真は「出猩々」、通称「春紅葉」で、春に撮ったものです。

「猩々」というのは、「能」の題目にもあり、寿老人の代わりに「七福神」に加えられていたこともあるそうですが、中国の伝説上の動物で、赤ら顔をした人間のような姿の猿で、人語を理解して酒を好むと言われています。能に出てくる猩々は髪や顔、衣裳も赤いため、日本では「赤」の代名詞として使われているようです。

「出猩々」はイロハモミジ種で、新芽が出るときから濃い赤色で、春に開葉すると淡い赤色になります。夏に向けて葉はすこしずつ黄緑色に変化していき、そこに新葉の赤が混じると写真のようになります。秋になると少しずつ紅葉して最後には赤紅色になり、春と秋の二度にわたり美しい姿を披露してくれます。同じ紅葉でも、春の若い紅葉の葉色は、やわらかく淡い赤や黄色で、周囲の木々の緑の葉とのコントラストがなんとも綺麗です。



つづく

晩秋に花見山のことを想い出す

2008-11-29 | Japan 非日常生活 遠征篇
小原町で紅葉を背景にして咲き誇る「四季桜」を見ていて、ふと思いました。

今度は、春に桜とともに紅葉が見れないものだろうか?  

思い出したのは、ちょうど半年前、四月の終わりに山形の置賜の桜を見た帰りに立ち寄った福島「花見山」のこと。花卉農家の私有する里山が春になると公開され、そこには何種類かの桜のほか、蝋梅、連翹、木瓜、山茱萸、花桃などの花がところ狭しと咲くのです。写真家・秋山庄太郎が「桃源郷」と呼んで愛したことでも有名です。「花見山」に立ち寄ったのは公開期間の最終日近くで、染井吉野は既に散っていましたが、連翹、山茱萸、花桃などはまだ花を咲かせ、八重桜、木瓜、雪柳は満開でした。遠くから見ると↓こんなにゴージャスなのでした。



それらの花を見て山を降りた麓に見つけたのが、出猩々、通称「春紅葉」のトンネルなのでした。

つづく

一年に二度咲く四季桜

2008-11-27 | Japan 非日常生活 遠征篇
言い忘れていましたが、この晩秋に咲く珍しい桜は春にも花が咲きます。そのせいで「四季桜」と呼ばれているわけです。「四季桜」はマメザクラとエドヒガンザクラの種間の雑種で、江戸時代にひとりの医師が名古屋から苗木を得て小原の地に植えたのが、この地の「四季桜」の祖となったそうです。花は小振りで、ソメイヨシノのような華やかさはありませんが、咲いている日数は長く一ヶ月以上も楽しむことができます。


「緑の公園」の四季桜

つづく

川見四季桜公園

2008-11-26 | Japan 非日常生活 遠征篇
秋に紅葉と桜花を愛でることができる場所は、トヨタ自動車の本社のある愛知県豊田市の最奥部、岐阜県境に近い小原町にあります。小原町には、名鉄豊田市駅から、一時間から二時間に一本の便しかない「おいでんバス」に一時間乗って、やっと辿り着くことができまして、要するにはっきり言ってそこは山奥です。そして、小原における最大の花の見所である川見四季桜公園に行くには、バスの終点、上仁木町からさらに15分ほど奥へと歩かなければなりません。東京から出かけるとなれば、少なくとも四時間、乗り継ぎが悪いと優に六時間を要することになります。


川見四季桜公園

バスで上仁木町に至るまでには、道すがら秋の桜を楽しめる場所がいくつもあって、どこもかしこもそこそこ賑わってはいるのですが、正直それらは川見四季桜公園に比べると断然しょぼいのです。どれくらいしょぼいかというと、川見四季桜公園の桜が1,200本もあるのに対して、他の桜はみな200本足らずしかないのです。

よって時間のない方は、バスの運転手のアドバイスなどには耳を貸さず、途中に見える窓外の誘惑にも負けることなく、乗客が少なくなっても動じず、ただひたすら終点までバスに乗り続けることをおススメします。

つづく

お花見と紅葉狩りを一度にしたい

2008-11-25 | Japan 非日常生活 遠征篇
昨日「雨中、仙境に遊ぶ」と題して、ちっちゃなケータイ写真を載せてみましたが、もう少し詳しく書いてみます。

日本人に生まれた以上、春のお花見と秋の紅葉狩りは、四季を彩る二大イベントであるはずです。なので、桜の花と紅葉を一度に味わえたらどんなにか素晴らしいだろう。と誰しも考えたことがあると思います。そのような情景を絵にすることは可能でも、実際に春に紅葉を見たり秋に桜の花を見たりすることは、夢のまた夢...

とお考えでしょうが、そんな夢を叶えてくれる場所が存在するのです。で、早速行ってきました。


じゃ~ん。これは田代川沿いの桜です

つづく

愛知は「おひとり様天国」か

2008-11-24 | Japan 非日常生活 遠征篇
乗り継ぎが悪く、バスを待つ間に乗り場の前にあるカフェレストランで遅い朝食(というか早い昼食)を摂りました。

「モーニング・バイキング 食べ放題 450円」

愛知県には、コーヒー一杯でトーストや茹で卵が食べられる「モーニング」メニューがあるのはつとに有名ですが、ここは「モーニング・バイキング」です。食べ放題メニューは、サンドイッチ三種、ロールパン、蒸しパン、チキンライス(オムライスの中身)、ソース焼きそば、茹で卵、フライドポテト、キャベツ、サニーレタス、バナナ、パイナップル。これらがコーヒー一杯で好きなだけ食べられるのです。

で、店内を見渡すと「おひとり様」のお年寄が多いのです。さっきのおじいちゃんなんか、ロールパンを総取りするや、茹で卵を片手で三個取り素早くポケットに入れ、チキンライスは皿にてんこ盛り。これを二回繰り返していました。次のおばあちゃんも堂々卵四個取り。唖然...。

愛知は「おひとり様天国」かもしれません。