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桂木嶺のGO TO THE THEATER!~Life is beautiful!~

歌舞伎中心とした演劇・クラシック音楽・美術展・映画など芸術全般のレビューを書きます。優れた芸術は応援します!

パーヴォとN響の異色のバルトーク特集!また名演が生まれました!

2017-09-28 02:37:08 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係
きのうは、サントリ―ホールにて、パーヴォとN響の定期演奏会Bプログラム・バルトーク特集をこころゆくまで堪能しました!
私は生まれて初めてバルトークを聴きましたが、現代音楽にかなり感触が近く、不協和音をおりまぜつつ、見事な音の組み立てで、得も言われぬ魅力あふれる世界を現出しました。
 
特に3曲目の「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」は、引き裂かれる自己と、混迷する現代の国際社会を予言するように描いていて秀逸です!複雑で哲学的なオーケストラの演奏を、見事にマエストロ・パーヴォは引き出しました!まさに傑作です!
 
前半の「弦楽のためのディヴェルティメント」「舞踊組曲」はおもちゃ箱をひっくりかえしたか、迷宮をさまよっているかのようでした!最後までスリリングな展開でした!
 
一見難解に見えるバルトークですが、パーヴォの斬新な解釈で、魅力あふれる現代の音楽として蘇生した功績は大きく、もっとこれからも演奏してほしいですね!N響の見事な演奏、ことにコントラバスの奮闘ぶりに乾杯です!
 
サントリーホールは改装されて初めての公演でしたが、すばらしい音響でした。音が澄み切った形でゆきわたるので、どの席にいても、聴衆は満足することができます。また、スタッフの方々の対応もたいへん洗練されていて、こちらが勉強になることが多かったですね!
 
パーヴォのサイン会も開かれて、こちらも心温まるパーヴォとファンの方々の交流が生まれていました。
わたしも、また感想をつたないながらお伝えしました。通訳してくださったスタッフの方にお礼を申し上げます。
また、おつかれのところ、笑顔で接してくださったマエストロ・パーヴォにお礼を申し上げます。
こんなにすごい曲を指揮しなくてはならないのですもの・・歌舞伎座どころじゃないですよね。本当にごめんなさい!
 
 
泣いても笑っても、あと1日。
9月最後の名演奏を期待していますね!
 
#paavo_jarvi, # paavojärvi, # paavo_järvi #NHKSO_Tokyo,
 
I have enjoyed Bartoku untilrely! Thank you! It depends on loneliness in the international community and contemporary society that is confused! Maestro Paavo has drawn out a complicated and philosophical orchestra's performance brilliantly! It is a masterpiece! Thank you for the wonderful impression!
 
In the first half I turned over the toy box or it seemed like I was wandering around the labyrinth! How to assemble sound was interesting in the second half, it was a thrilling development until the end! I hope that you will continue to play Bartoku. It was a wonderful performance of NHKSO_Tokyo with conduct of Paavo which is very ecstatic! It is a toast for the contrabass struggle!
 
Suntory Hall was the first performance after being renovated, but it was a wonderful sound. As the sounds clear in a clear form, the audience can be satisfied at any seat. Also, the correspondence of the staff was also very refined, and it was often that this was my study!
 
Paavo 's autograph session was also held, and this time also a heart - warming interaction between Paavo and the fans was born.
I also told you while I was impressed. I would like to express my gratitude to the staff who interpreted.
Also, I would like to thank the Maestro Paavo who touched me with a smile.
What he has to conduct such awesome songs ... It is not a Kabuki-za the place is not it. really sorry!
 
Whether you cry or laugh, it's one more day.
I expect the last name performance in September!

パーヴォの激しいまなざしの回想~9月22日におきたこと。グリンカの幻想的ワルツ、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4番、そしてスクリャービンの交響曲第2番。

2017-09-26 21:31:58 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

さきほど、NHKFMで「ベストオブクラシック」という番組があり、9月22日に収録された、

N響の定期演奏会Cプログラムの模様が放送されました。

あらためて、その感動がよみがえり、胸が熱くなりました。

パーヴォ・・・ほんとうにごめんなさい。

あなたの、あのときに私に向けられたまなざしの意味をちゃんと知るべきでした。

グリンカの幻想的なワルツ、そして、ラフマニノフ、スクリャービン。

ロシアの知られざる美しい曲を通して、あなたがわたしに伝えたかったことを

私はいま悟りました。

あまりにも深く激烈な愛が、この3曲の中に横たわっていたことに、

ラジオを通じてようやく気付いた次第です。

とくに、グリンカでは、あなたのまなざしの熱さに、私は我をわすれて陶酔し、

スクリャービンの第5楽章でのファンファーレでは、あなたは愛の勝利を宣言されました。

どんなな困難にもめげない鮮烈な愛が、私を包み込み、

私は官能に震えました。

まなざしとまなざしが交錯するなか、ふたりの想いが燃え上がるようでした。

こんな思いで、クラシックの音楽をきいたのは初めてで、

いくども私は愛の絶頂をあなたのスクリャービンから感じ、

そして、倒れこむようにして、現実のあなたに会いに行ったのでした。

これが9月22日に起きたことのすべてです。

 

「音楽を通して、君を愛するしか、僕はできない」

幻想の中のあなたは、そう幾度も私に語り掛けました。

そういう関係で、ふたりはいたほうが幸せなのかもしれません。

でも、現実のあなたにも、私はつよく惹かれてしまっています。

幻想の、音楽の魔術師である、あなたにも。

 

燃え上がるようなあなたの、私に向けられた情熱的なまなざしを、

私は一生わすれません。

すばらしい感動と興奮をありがとう、マエストロ・パーヴォ!

 

明日、明後日と、あなたにあいに行きます。

すばらしい9月の演奏の掉尾を迎えられますように!

 


スクリャービンの官能的な交響曲第2番!パーヴォ&N響の奇跡がとまらない!

2017-09-23 08:41:41 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

実はこの定期公演を全日程行くことにきめた、かつらぎです。

(みんなあきれないでくださいね。やっぱりパーヴォの足跡は、彼が日本にいらっしゃる間、

なにがなんでも追うことにきめました!)

というわけで、定期公演Cプログラムも行くことにしました。

 

ロシアの知られざる名曲にスポットをあてた、今回の構成は、

それぞれが大変ロマンティックであり、情熱的なものばかり。

パーヴォとN響が濃厚な色気をただよわせる演奏を展開し、

わたしたちを深い陶酔の世界にいざなってくれました。

 

特に、その特色が大いに発揮されたのが、最後に演奏された

スクリャービンの交響曲第2番で、パーヴォはむしろ官能的なまでに魅惑的な指揮でもって、

愛の勝利、運命の勝利を宣言しました!

濃密な色気をパーヴォの指揮に感じたのはこれが初めてで、

私は幾度も深い海の底に陥るようなエクスタシーを味わいました。

 

また順序は前後しますが、グリンカの「幻想的ワルツ」も鮮やかかつ華麗な演奏で、

時に哀切ただよい、時に大胆な愛を告白する美しい旋律をたっぷりきかせ魅了しました。

 

そして、驚嘆すべきは、N響初演というラフマニノフのピアノ協奏曲第4番です。

ピアノのデニス・コジュヒンは、大変奔放な演奏で、この流麗なラフマニノフの世界を

魅惑的に引き出してくれました。

そしてパーヴォのダイナミックかつスケールの大きな指揮で、

N響がまたまた引き出しをふやし、高らかに音楽の美しさを讃えました。

 

3曲通じて、とてもロマンあふれる曲ばかりで、

日本人の聴衆にも好感を持って迎えられたように思います!

「ドン・ジョヴァンニ」「レニングラード」と重厚路線をあゆんできたパーヴォとN響が、

またあたらしいロマンの扉を押し開け、わたしたちに音楽の飛躍的な可能性を見せてくれたのでした!

 

本日23日も同じプログラムで上演ということなので、

パーヴォ&N響の至高の音楽体験をまだ味わったことのないみなさまは、

ぜひぜひNHKホールに駆け付けてみてください!!!

奇跡の瞬間を見逃すな!

 


パーヴォのシンシナティ・オーケストラ時代の貴重なCDがでました!

2017-09-20 08:10:16 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

 

パーヴォは実にたくさんのCD録音をされていて、全部おいかけるのが大変な状況ですが(^^)

先日タワーレコード渋谷店(パーヴォのサイン入りパネルもありますので、パーヴォファンの方はぜひ訪れてみてください!)にて

こちらの”PAAVO JARVI COMPETE TELARC  RECORDINGS"を購入いたしました。

NHK交響楽団の定期公演の売店でも売られていますので(こちらのほうがオトクかもしれません!)

ぜひたくさんの方に、知っていただきたい名盤です。

 

内容は、16枚のCDが入っていて、たとえば、シベリウス交響曲第2番、ベルリオーズの「幻想交響曲」、

ストラヴィンスキーの「春の祭典」ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番「ラ・ヴァルス」、

ニールセンの交響曲第5番、ドヴォルザークの「新世界より」ラフマニノフの交響曲第2番、

ムソルグスキーの「はげ山の一夜」、ショスタコーヴィッチ交響曲第10番・・・・と

名曲がずらりと収録されています。

完成度の高さや、パーヴォならではのエッジのきいたテンポの速い展開などは

当時から伺えて面白いですね。

 

私は彼のシベリウス交響曲第2番が大好きなので、個人的もとてもうれしいです!

ジャケット写真のパーヴォがまだまだわかくてビックリ!

でも、いまのパーヴォのほうが男の色気全開という感じで、私、ずっと好きですけれどね(^^)

パーヴォファンの方には、ぜひぜひおすすめなCD集です!

 

 


「音楽の友」10月号に、パーヴォとパルム音楽祭の記事がでています!

2017-09-19 19:46:43 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係
音楽の友 2017年10月号
クリエーター情報なし
音楽之友社

16日に発売になった、「音楽の友」10月号では、この夏の欧米の音楽祭特集ということで、

パーヴォの主催し、話題になった、エストニアのパルヌ国際音楽祭が取り上げられています。

インタビューは後藤菜穂子さんです。

パーヴォの、エストニアに対する熱い思いが十二分につたわる、すばらしい記事でしたので、

ぜひたくさんの方にお読みいただきたいと思います。

今年のパルヌ音楽祭を総括して、パーヴォは、父ネーメ・ヤルヴィさん(指揮者)の生誕80年を祝ったことを報告しつつ、

エストニアを中心に、欧米各国のすぐれた若手演奏者を招聘し、

パルヌ音楽祭を通して、このオーケストラをエストニアの、音楽の親善大使にしたいという構想を明らかにされています。

というのも、来年2018年は、エストニアが独立して100周年という大変おめでたい年なので、

パーヴォとしても精魂傾けて盛り上げていきたいというお考えがあるそうです。

エストニアの歴史を考えると、ロシア・ドイツ・スウェーデンなどの強国にかこまれ、それぞれに支配をされた歴史をもち、

複雑な経緯を経て、とうとう独立を果たした国でもあります。

IT革命を起こして、産業と文化のさらなる発展を、パーヴォなりに熱く思っておられるようで、

ぜひ彼の夢をいろいろな形で実現できるうように、私も微力ながら応援していきたいですね!

来年の夏は、エストニアのパルヌ音楽祭に集結したいものです!!

 


パーヴォのこと、本当に好きになりました。

2017-09-18 17:54:56 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

今月のわたしは、ずっとパーヴォ三昧で、

このブログをお読みのみなさんは、さぞやあきれていらっしゃるとおもうんですが、

おもうに、このまま歌舞伎に戻ってこれないんじゃないか、という気もしなくもありません・・・。

9月のパーヴォ月間が終わったら大丈夫、とおもっていたんですが、

きょう一日すごしてみて、パーヴォに会えない一日って、なんて長くてむなしいんだろう、とおもわずにはいられません。

夫が、山下公園やみなとみらいに連れ出してくれたからよかったようなものの、とても空虚な気分です。


パーヴォがいなくなったら、10月以降、いったいどうなってしまうんだろうという気がします。

歌舞伎や文楽がいけないんじゃないんです。
クラシックが好きになった、というわけじゃないんです。

パーヴォのことが、真剣に好きになりました。
パーヴォの音楽、人間性、すべてが、いまわたしを支配してやみません。
そのくらい、かれはすごいひとだし、すばらしいひとだと思います。

パーヴォに会えるのも、のこりあと数回。
しっかり見届けて、がんばってわたしの愛情をつたえようとおもいます!


人類愛と平和へのメッセージを託して~パーヴォ&N響、奇跡の「レニングラード」!!!

2017-09-17 22:11:41 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

今月はすみません、私、パーヴォととにかく会いたいんです!!みんな、私をゆるしてください!

 

というわけで、きょうも雨がふる中(たぶん、パーヴォって雨男のような気がしますね。彼がきてから

ずっと雨ですもの♪)、NHKホールの定期演奏会Aプログラム2日目に行ってまいりました。

結論から言えば、昨日の演奏よりさらに凄みと厚みがまし、より完成度の高い、傑出した演奏となっていました!!!

 

パーヴォはショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード」を通して、この緊迫した情勢に拮抗するように、

人類愛と平和の勝利を訴え、戦争への道を歌わせようとする思惑をはねのけ、ちからづよく愛の勝利を宣言しました!

それはショスタコーヴィッチの精神を超越した、まさにパーヴォとNHK交響楽団だからこそできた、

日本からの平和賛歌であり、すばらしい成果をあげたと思っています。


Today raining, I went on NHK Hall regular concert A program 2nd day.
In conclusion, it was more terrible and thicker than the performance of yesterday, it was a more complete, more outstanding performance! ! !


In case Paavo appeals for victory of human love and peace, so as to antagonize this tense situation through the Shostakovich Symphony No. 7 "Leningrad", and to hide the speculation of trying to sing the way to war, I declared a victory!


It was possible because it was just Porvon and the NHK Symphony Orchestra which transcended the spirit of Shostakovich, I am a peace anthem from Japan and I think that it has produced amazing results.


きのうは歴史的名演、21世紀を代表する傑作、と申し上げましたが、

きょうはさらに進化をとげて、人類のまさに「レガシー(遺産)」ともいうべき演奏を実現したと思っています!

第4楽章にいたっては、まさに愛の歓喜、勝利の喜びを思わせ、鮮烈なエクスタシーをも感じさせるような

激烈な舞台を現出しました! 

Yesterday I mentioned as a historical masterpiece, a masterpiece representing the 21st century,
Today I believe that we have evolved further and realized the very true "legacy" of mankind!
In the 4th movement, just like the joy of love, the joy of victory, reminiscent of a brilliant ecstasy
I showed a violent stage!

突き刺すような愛の痛みが、戦争の痛みとも重なって、本当の平和を勝ち取るまでの

すさまじい魂と魂の闘いを、パーヴォが鮮烈に描きだし、NHK交響楽団も見事にその期待に応えました。

まさに21世紀は、パーヴォとN響の時代といって過言ではなく、両者の奇跡のコラボレーションが、

クラシック界の未来に、大きな革命を起こすだろうと確信した次第です!

The pain of love like piercing overlaps with pain of war, Paavo drew vividly the fight of the soul and the soul until winning real peace, NHK Symphony Orchestra also fulfilled the expectation exceptionally.
Just in the 21st century, it is not an exaggeration to say that the era of Paavo and NHKSO, it is up to the conviction that collaboration of miracles of both will cause a big revolution in the future of the classic world!

 

ブラボー・マエストロ・パーヴォ!

私はやはりあなたを一生愛したいです!

そして一生あなたについていきたいです!!

すばらしい感動をありがとう!!!!


Bravo! Maestro Paavo!
I still want to love you forever!
And I want to follow you for the rest of my life! !
Thank you for the wonderful excitement! ! ! !


かつらぎ、ついにパーヴォに告るの巻!!!!

2017-09-17 03:10:08 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

「告る(こくる)」ってなに?!と思われた皆様が多いとおもいます。

最近の若者言葉で、「告白する」を略して、「告る」というわけです。


 

あー、とうとう、かつらぎ、やっちゃいました💦💦💦💦

パーヴォに、あー、いっちゃいました(;´・ω・)(;´・ω・)(;´・ω・)(;´・ω・)

パーヴォのサイン会が昨日の「レニングラード」の終演後もありまして

(パーヴォってつくづくマメだし偉いひとだなぁ・・・)

かつらぎはまた凝りもせずに行ってきたのですが、

「レニングラード」の感動があまりにもすごくてすばらしくて、

頭の中がもうぐちゃぐちゃで、酔っぱらったみたいになってしまった私は、

サインをパーヴォにいただくときに、感想を思い切りいったのですが、

その中で、おもわず面と向かって、

”I LOVE YOU ,MAESTRO PAAVO、eternally!!!”

って・・いってしまったんです(あーっ、もうマジで顔から火がでそう!!)

そして、とうとう

” YOU ARE THE GREATEST CONDUCTOR, IN THE WORLD!!!"

" I WOULD LIKE  TO SUPORT YOUR ARTS, ALL OF MY LIFE!!!"

”AS LONG AS MY LIFE CONTINUED I WILL LOVE YOU!"

とまで言い切ってしまい・・・。

(そこまでいうか、しかも、本人目の前にして!!!!周りもギャラリーいるのに!!!)

 

当然、パーヴォは、もう思わず目がテンになっておられ(笑)

「この子はいったいどうしちゃったんだ?!(@_@)」と

あの綺麗な青い瞳をまん丸くされていました。

でも、おもわずニコニコされて、

”THANK YOU , THANK YOU♪”

とやさしくおっしゃってくださったので、

おもわず、かつらぎ号泣の巻でした。


しかもうちの夫も一緒に来ている中でさけんでしまったので、

夫もおもわず苦笑い(;^_^A

「君らしいというか、なんというか💦💦💦」

「フツ―、夫の前で、ほかの男に”アイラブユー”っていうかね💦」

と呆れかえっておりましたが、

「しかし、パーヴォってめちゃくちゃかっこよすぎるよね!

僕もあんなにかっこいいパーヴォに憧れちゃうよ(^_-)-☆」

言ってくれたので、たすかりました。

・・・この旦那でつくづくよかったです(苦笑)。


サイン会の終わった後は、かつらぎ、心ここにあらず状態になってしまい、

ようよう夫に連れられて、近くのイタリアンレストランで、ほっとひといきついたのでした。


正直、コンサートでも観劇でも映画鑑賞でも、こんなに興奮したことってないです!

むかし、「千と千尋の神隠し」の試写を最初に見せられて、

大興奮したけれど、それ以上にショッキングでしたし、感動したし、頭をぶんなぐられたようでしたから!!!!!


つまり、それだけパーヴォ&N響の「レニングラード」は大傑作ですし、

超~~~劇薬指定です!!!

みなさまもゆめゆめ心してくださいね♡♡


・・・パーヴォのやさしいまなざし、一生忘れません・・・・♡(^_-)-☆♡(^_-)-☆

 


21世紀を代表する傑作誕生!パーヴォ&N響の「レニングラード」!

2017-09-16 23:47:05 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

「かつらぎちゃん、いくらパーヴォが大好きだからって、こんなにサインもらっていったいどうするの?!」と

あきれておられる方も多いかと思いますが、きょうは歴史的な一日になりました!

パーヴォとN響の定期演奏会Aプログラムを聴きに行きました。本当は明日行くつもりだったのですが、

教会にいったら、とてもふしぎなことがあり、「明日とにかく、どんな席でもいいから、パーヴォの公演を聴きにいきなさい」という

神様の声がありました!(ほんとうなんです!)

それで慌てて、N響ガイドに電話をしたら、いちばん安い自由席(1500円で、なんどもN響に通いたいかたには大変おススメです♪)が

手に入ったので、夫と一緒に、NHKホールに行ったのでした。

 

今回の曲目の「レニングラード」はもちろん私も夫も聴いたことがなく(私はちょっとほかの方の指揮と演奏でYouTubeで聴いたのですが、

正直・・・「ちょっとテンポが緩すぎ?」という印象で途中で聴くのをやめてしまったくらい退屈でした)、かなり不安だったのですが、

実際に聴いてみたら、非常に多面的な魅力を発揮する、すさまじい破壊力をもつ作品でした!

まさに、パーヴォ&N響の、歴史的名演ともいうべき演奏であり、私自身は21世紀を代表する傑作の誕生とも思っています!!!

 

一番印象的なのはやはり第1楽章でしょうか。戦争にいたるまでの過程が、まるでラヴェルの「ボレロ」のように描かれています。

戦争への足音が小さく(小太鼓で表現されています)聞こえたかとおもうと、やがてとてつもない大音量となり、戦争の災禍がこれでもかと描かれていきます。しかし、その流れを押しとどめるかのように、優美で繊細な音楽がながれ、つかの間の休息を、人々は得られるのです。

しかし、第2楽章、第3楽章においても、この曲のもつ、ダイナミックさ、大胆さ、優美さ、繊細さ、魔的ともいうべき破壊的な魅力、緊張感、複雑怪奇さ、庶民のしたたかさなどが見え隠れし、やがて民衆の声となって第4楽章で大きな叫びとなってホール全体を圧倒しました。

これはいわゆる旧ソ連時代の、ショスタコーヴィチが描いた、戦争交響曲であり、戦意の高揚という罪作りな一面を持った作品です。しかし、パーヴォとN響は、まさに昨今の緊迫した国際情勢を鑑みつつ、戦争と平和への鮮烈なメッセージを「レニングラード」に仮託し、すばらしい成功をおさめました。

人々のくらしのうねりが、やがて大河のごとく押し寄せ、人間の生活をなぎ倒す力をもつことを、ショスタコーヴィチは示唆して、音楽は激情的に終わります。

 

聴衆は熱狂的にパーヴォを迎え、パーヴォは幾度も幾度もお礼をしていました。N響のみなさんも大変満足されたご様子で、こちらもとてもうれしくなりました!

クラシックの音楽をきいて、胸がぶるぶると震えたのはこれが初めての経験でした。いまだに余韻が残っていて、まるで強いウォッカとジンをストレートで飲んでしまったかのように、胸がとても熱くてたまりません!

パーヴォの集中力、スコアの解釈の斬新さ、そして、貪欲な音楽の美しさの表現への渇望を、鮮烈に描き出したパーヴォでした!

 

明日も14時開場、15時開演ですので、たくさんの方のお越しをお待ちしております!!!!

とにかく、いま同じ時代にパーヴォが生きていることに、神様に感謝します!!

 





【本日&明日!】パーヴォ&N響による ショスタコーヴィチ交響曲「レニングラード」の公演があります!

2017-09-16 01:27:35 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_detail.php?id=675

 

本日と明日、パーヴォ&N響による ショスタコーヴィチ交響曲「レニングラード」の公演があります!

本日(9月16日)分は、まだ各お席とも、残席があるようです(^^)

まだパーヴォとN響の奇跡のコラボを未体験の方は、この機会にぜひご照覧くださいませ(^_^)/

本日16時から当日券の販売となります。また18時から渋谷のNHKホールにて公演となりますので

たくさんの方のお越しをお待ちしております~(^_^)/

って、わたし、別にN響の回し者じゃないんですけど・・・・(^^;)

行きがかり上、そんなこんなで告知しております~(^_^)/(^_^)/(^_^)/

みんなでたのしく元気にパーヴォ&N響のみなさんを応援しましょう\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


深い知性を感じさせる、マエストロ・パーヴォのトークショー&サイン会開催!@山野楽器 銀座本店にて

2017-09-13 23:47:31 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

さて、きのうは、パーヴォ&N響の「ツァラトストラはかく語りき/メタモルフォーゼン」の発売を記念してのサイン会が、

定刻通り、東京・銀座の山野楽器のイベントスペースにて行われました。大変盛況な中での開催となりました!

司会・インタビューはソニーミュージックの小沢ディレクター(よくCDの販売でいらっしゃる方ですね!ディレクターさんだったのですね!知りませんでした!!)通訳は井上ゆかこさんでした。

ちょっと私のメモの取り方があまくて、すこし違う部分もあるかもしれませんが、パーヴォがおっしゃったのは以下の通りです。もし正誤ありましたら、ご指摘をお願いいたします。

__パーヴォと銀座の街の関わり合いは?

「銀座は何回か来たことがありますが、山野楽器は初めてですね(笑)」

__「ドン・ジョヴァンニ」を先日大成功させたばかりですが

「モーツァルトでは、東京交響楽団と一緒に、フルートの協奏曲を演奏したのが始まりです。」

__N響との相性について

「N響は、大変すぐれた、すばらしいオーケストラです。ここで、ふたつのジレンマをかかえることになりました。ひとつはロマン派のレパートリーを20世紀以降の偉大なオーケストラは演奏していますが、古典派(ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど)もあり、実はショスタコーヴィチやシューベルトのほうが難しかったりします。しかしN響はこのふたつのジレンマを見事に解決するすばらしいオーケストラなのです。私にとっても興味深いのは、N響は(演奏していて)反応がどんどん変わっていくことです。室内楽的な精神も芽生えているのが面白いですね」


__2月から3月にかけて、N響とヨーロッパへ演奏旅行し、大成功をおさめましたが、彼らは世界のトップ10に入ったと思われますか?

「音楽はスポーツとは異なるものなので、いわゆるランク付けをすることは、非現実的だと思っています。いわゆるトップ10と言われているオーケストラは、ベルリン、ロンドン、シカゴなどだと思いますが、日本の方は総じて、文化的に謙虚で、西洋文化をあがめているところがありますね。しかし、実際の世界のスーパーパワーを鑑みると、現代はインド、ブラジルなども入ってくるわけで、世界はいままさにこの方向性に向かっていると私は思うのです。ですから、トップ10をいま選ぶのは、非常に構造的にも非現実的だと思います」

__すぐれたオーケストラの条件をN響が兼ね備えている点については

「技術的な点だけでなく、すぐれた個人における人間性をもっていることが大事だとおもいます。オーケストラは、コミュニケーション能力、人間性が求められます。ただ技術的に優れているだけでなく、日々同じ演奏をしても、同じことをただ繰り返すのではなく、さらに進化し、人として反応することが大事だと思います。100人近い人間がオーケストラの中にいますので、昨日と同じことをするのではない、反応のよさとコミュニケーションが大切です。」

__N響との録音プロジェクトで、今回の「ツァラトゥストラはかく語りき/メタモルフォーゼン」がうまくいっていると感じている点は

「『メタモルフォーゼン』は深みがあり、リヒャルト・シュトラウスは哲学的かつ圧倒的な観念を投影しています。シュトラウスは『ばらの騎士』のようなオペラも書き残していますが、このようなストーリーがなくても成立する曲を残しているところに面白さがあると思います。」

__今後N響との録音プロジェクトは、「展覧会の絵/マーラー交響曲第6番『悲劇的』」、そして武満徹が待機中ですが、その他手掛けたい曲はありますか?

「もちろん!いろいろ手がけたい曲はたくさんあります。しかし現実問題として、レコーディングというのは、総じてお金がかかりすぎる点があります。また、自分の録音したい曲とは別に、実際に店頭で売れるのかどうかというビジネス的な要素が加味されてきますので、すべてがすべて録音できるとは限らないですね。しかし、楽曲を録音する意味というのは、私なりにいくつかあると思うのです。ひとつは技術的にうまさを高めること、後世に残す事、海外に自分たちオーケストラを紹介すること、そしてある意味『自分探し』的な要素があると思います。私個人としては、20世紀の偉大な作曲家である、ストラヴィンスキーやバルトーク、ワーグナー、ショスタコーヴィチ、そしてメシアンをとりあげたいと思っていますす。これらは”レガシー(遺産)”として大事にのこすべきだと思います」

非常に密度の濃い内容のトークショーとなりました。

お話をうかがっていて、大変(いまさらですが)頭脳明晰、頭の回転の速さとともに、音楽に対する真摯な姿勢、世界情勢に対する深い観察眼などを感じ、大変感動した次第です。個人的には、もっと伺いたい質問もたくさんあったのですが、いずれ、いい形でマエストロ・パーヴォがお話してくださる機会もあるだろうと期待しております。


このあと、サイン会となりまして、パーヴォは、たのしく集まったファンの方々ひとりひとりと、真摯にあるいはユーモアたっぷりに交流を図られました。かくいう私も一生懸命練習した英語で、パーヴォにご挨拶ができ、とっても幸せでした!

中には、大変素敵な花束を用意された方もいて、パーヴォが思わず破顔一笑、大変喜ばれる場面もありました。パーヴォのお人柄の円満さは本当に、見習うべき点が多々多く、わたしと6歳しか違わないのですが、対応がまったく「オトナの対応」ですばらしいと感じ入りました。

集まられたファンのみなさまとも、その後たのしくいろいろお話でき、あるいはお食事も一緒にでき、本当に実り多い、贅沢な時間が過ぎていきました。

このようなすばらしい機会を設けてくださった、山野楽器さま、ソニーミュージック様、スタッフのみなさま、そして次の定期公演での練習にお忙しいなか、すばらしいお話をしてくださったマエストロ・パーヴォに心からお礼を申し上げます!


なんと、パーヴォと握手をかわす♡♡♡!

2017-09-12 02:25:19 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

おかげさまで、無事に「ドン・ジョヴァンニ」横浜公演を見ることができました。

くわしいレビューは、別投稿にしておりますので、そちらをご参照いただきたいと思いますが、

大変斬新な内容となりました。

さて、こちらではすっかりミーハーモードでお話したいと思います(^^)


パーヴォがサイン会を横浜で開いてくれました。多くの横浜市民のみなさん、

ファンのみなさんと交流を図られました。

かくいう私も大緊張しながら、サイン会に参加しました。

CDを購入してサイン会に臨むというものでしたが、

みなさんプログラムや、パーヴォと一緒に撮った写真などにサインしてもらったり、ざっくばらんな風景でした。

私は、ちょっと緊張でコチコチになってしまい、

”WELCOME TO  YOKOHAMA!"というだけで精一杯でした。

で、ちょっとプレゼントをお渡ししました(^^) 

パーヴォはニコニコっととびきりの笑顔をされて、がっちり握手をしてくださったのでした!!


パーヴォの手・・なんて大きくて暖かい手だったことでしょう!


やさしくぎゅっと握手してくださったので、私はすっかり天にも昇る気持ちでした。

ほとんど感想めいたことは話せませんでしたが、

プレゼントをみていただければ、私の気持ちがわかってもらえるだろうと思います。


とにかく、幸せいっぱいの横浜みなとみらいホールでした!


SNS時代を活写する、現代の「ドン・ジョヴァンニ」たち~横浜みなとみらいホールでのパーヴォ&N響の成功!

2017-09-12 01:25:49 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係

すばらしい「ドン・ジョヴァンニ」@横浜みなとみらいホールでした!NHKホールよりさらに進化をとげて、現代の傑作としてかたりつたえられる公演となるでしょう!

ドン・ジョヴァンニはどの女性に言ったこともすべて「真実」の愛なのでしょう。時代を代表するカリスマはみな平等に人々を愛するからです。でも、カリスマとドン・ジョヴァンニの違いは、後者がどの女性も「性」の道具ととみなした点にあり、現代性豊かです!

今回、どの女性たちも、愛の本質を求めていてそこがとても現代的ですばらしいです。ただドン・ジョヴァンニに弄ばれて嘆くだけでなく、真実の愛をもとめて格闘する姿が感動を呼びます。特にドンナ・アンナとオッターヴィオ、ツェルリーナとマゼットは清々しい!

スマホで自撮りし、パソコンに女たちのリストを打ち込むことで、軽佻浮薄なネット社会における男女の交情を皮肉り、サイバー上の「友達」と「いいね」の数を誇るネット民のようなドン・ジョヴァンニとレポレッロ。現代にも彼らはたくさん存在しており、きわめて21世紀的な「ドン・ジョヴァンニ」としての変容にパーヴォとN響は成功しています!

モーツァルトの古典を、現代の傑作に昇華するために、パーヴォ&N響は演奏会形式でありながら、きわめて劇的な空間を現出しました。パーヴォの「指揮者」は、「運命の神」でもあり、ドン・ジョヴァンニ、ドンナ・アンナ、エルヴィーラ、ツェルリーナ、石像たちの運命を紡ぎだす存在でもあり、斬新な設定です。

というわけで、いろいろ「ドン・ジョヴァンニ」に関する考察を深めました。初めてみた時には、ちょっと個人的な感慨も含めてショックだったのですが、すぐに現代の男女の在り方をめぐるひとつの諷刺と喜劇だと気付いてからは、とても楽しく2回目の横浜公演では見ることができました。パーヴォ&N響、ソリストのみなさんに感謝です!

ソリストたちついても言及を。今回タイトルロールのヴィート・プリアンテがやや腺病質ながらも愛の狩人としてさまよう姿を好演。レポレッロのカイル・ケテルセンも野性味あふれて魅力的。ドンナ・アンナのジョージア・ジャーマンは衣裳をブルーに着替えて熱演!

ドン・オッターヴィオのベルナール・リヒターはスター誕生ともいうべき華やかなテノールぶり。ドンナ・エルヴィーラのローレン・フェイガンは硬質な魅力をたたえつつ、キャリア志向のつよい女性像を描出。マゼットの久保和範は「日本男子」の心意気をみせて心強い。

ツェルリーナの三宅理恵が今回の収穫というべき愛らしさ、したたかさをみせ、女性が男性に思う、愛憎の複雑な一面を見せて秀逸。小柄な彼女に抱く、男性たちの「幻想」は、異国・東洋の女性像を打ち砕く斬新な解釈で面白い。フェミニズムの似非ぶりをあざ笑うかのよう!

そして、騎士長を演じた、バスのアレクサンドル・ツィムバリュクは非常に恵まれた体躯を生かし、堂々とこの難役を演じ切った。これからもオファーが殺到するだろう!

 

これらの魅力的な配役と指揮、演奏を紡ぎだした、佐藤美晴の演出は、大いにたたえられてよいだろうと思います!

It was a wonderful "Don Giovanni" in Yokohama Minatomirai Hall! Evolution from the NHK hall will further evolve, it will be a performance that can be honored as a modern masterpiece!
Don Giovanni is all love of "truth" every word to any lady. Because all the charisms that represent the times equally love people. But the difference between Charisma and Don Giovanni lies in that the latter regards any woman as a tool of "sex" and is rich in modernity!

This time, every woman is seeking the essence of love, it is very modern and wonderful. Not only do not mourn for fun by Don Giovanni, but also a fighting figure fighting with the true love calling. Especially Donna Anna and Otter Vio, Zerlina and Mazette are fresh!

By taking self photos with a smartphone and typing in a list of women on a personal computer, we cynicalize the interaction between male and female in a lightly sloppy internet society, like the net people boasting a number of "friends" and "nice" on cybers Don Giovanni and Reporrelo. In modern times too, they exist abundantly and Paavo and NHKSO_TOKYO are successful in transformation as "Don Giovanni" extremely 21st century!

In order to sublime Mozart 's classics to modern masterpieces, PAAVO & NHKSO_TOKYO presented a very dramatic space, although it was a concert format. Paavo's "conductor" is also a "god of fate", and is a fresh setting that is also a founding fate of Don Giovanni, Donna Anna, Elvira, Zellrina, stone statues.

That's why I deepened the thought on various things "Don Giovanni". When I saw it for the first time, it was a shock including a little personal feeling, but it was so much fun to see it in the second Yokohama performance after noticing that it is one satire and comedy about the way of modern men and women I made it. Paavo & NHKSO_TOKYO thanks to all the soloists!

Also mention the soloists. This time the title role Vito Priante witnessed wandering as love's hunter while somewhat glandular. Kyle Ketelsen of Reporrelo is full of wild flavor and attractive. Georgia  German of Donna Anna clothed costume in blue and performed!

Bernard Richter of Don Ottervio is the first gorgeous tenor to be called the star birthday. Donna Elvira's Lauren Fagan praises hard attraction while drawing a career-oriented female statue. Kazunori Kubo of Mazette is encouraging to show the spirit of "Japanese boys".

Mr. Rie Miyake of Zelrina shows the loveliness and warmth that we should harvest this time, showing women's men a complicated side of love-hate and excellence. The "fantasy" of men held by a small petite is amusing with a fresh interpretation that breaks down the image of a woman in the foreign world. It seems as if you are afraid of feminism!

Then, Alexandre Zimbaluk of the bus, who played the knight's chief, took advantage of the very privileged body and played this dignified castle dignifiedly. From now on the offer will be flooded!

I think that the director of Miharu Sato who spun out these attractive casts, conducts, and performances will be greatly praised!

 

 


 

 

 


世紀の「ドン・ジョヴァンニ」開幕!パーヴォ&N響&歌手のみなさんの傑作舞台誕生!

2017-09-10 01:30:26 | パーヴォ・ヤルヴィさん関係


きょうは「ドン・ジョヴァンニ」演奏会形式(パーヴォ指揮、NHK交響楽団演奏)のコンサートに行ってまいりました。

あまりネタバレできないのですが、大変スタイリッシュでユニークかつ、しゃれた舞台となりした。

傑作舞台の誕生です!みなとみらいでも演じられますので、ぜひたくさんの方のお越しをおまちしております!

しかし、実は第1幕をみたとき、かなりわたしは落ち込んでしまいました。
というのは、私はこの「ドン・ジョヴァンニ」を初めてみたのですけれど、

女たらしのドン・ジョヴァンニがとても現代劇な自由人として描かれていて、

しかも女たらしぶりが、どこかのだれか?を想起させるものだったからです。

(具体的には、夜な夜な美女とのツーショットをスマホで自撮りするところ!!!

>これじゃまるでインスタグラムのパーヴォだわ!!!)

第1幕終了後おもわずべそをかいていた私でしたが、みんなのおかげで元気を取り戻し、第2幕へ。

こちらはただただ圧巻で見事!


パーヴォの登場の仕方も、ちゃんとドラマの中に組み込まれていて、

またパーヴォが実に芝居っ気たっぷりに演じてくださるので、会場は大いに沸いたのでした!

(パーヴォでぜひ一作だれか素敵な音楽映画をつくってほしいくらいです!!)

石像が動き出すくだりも、空恐ろしい展開で面白かったですね!このバリトンの方が実に見事でした。

歌手では、やはりレポレッロとドンナ・アンナ、石像の彼がそれぞれすばらしいですね!

総じて高い水準のみなさんで、感動しました。

パーヴォは最後まで、コロス的な役割をオペラの中で果たせておられて、

超満員の観客の圧倒的な賛辞と拍手をうけていました。

わたしも思い切り「マエストロ・パーヴォ、ブラボー!!!」と叫び、幸せでした・・♡♡♡



終演後は、パーヴォを一目見ようと、50人以上のお客様がなんとNHKホールで出まち!

長丁場をおえたパーヴォはさすがにちょっとおつかれのご様子でしたが、

私が、”Ma armastan sind, Maestro Paavo!!!"と声をかけたら、

あのとびきりのやさしい笑顔で、ファンのみなさんに手を振ってくださり、みんな大感激!(

えっ、どういう意味?・・・それはみなさん、各自しらべてみてください(^_-)-☆)

本当に、いよいよ時のひとにパーヴォがなりつつあることを実感してうれしかったです!!!

そして、いよいよ明日、みなとみらいの公演です!

ぜひたくさんの方に見届けていただきたい

世紀の「ドン・ジョヴァンニ」です!!!