I here the Echoes through the mountains throng,
山岳点景:天空大陸
空浮かぶ島、そんなリアル標高2,700メートルの視界。
奥秩父最高峰・だけど知名度低い北奥千丈岳からの展望です。
はるかな雲の海、その対岸ひろやかな最涯は青い島=山脈。
嘘みたいだけれどソンナ現実を見たくて、シンドイ荒い呼吸も登ります、笑
興味深い写真 6 ブログトーナメント
【引用詩文:William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」抜粋自訳】
繁忙×山に行けないので好きな山写真に気分転換、笑
撮影地:北奥千丈岳から望む南アルプス@山梨県2016.11
山の自由は自助×自己責任です、救助をアテにした無計画登山は即・死だと思ってください。
【注意】
※10月下旬~5月初旬の山は雪の季節です・アイゼン他必携、林道も標高2,000超えるとイキナリ雪が普通にあります。
※山麓で雪がなくても上で埋まるなんてザラ、無理に入山して体力消耗→低体温症発症→凍死など事故が毎年起きています。
※3月は雪崩が起きやすくなります、緩斜面でも低山でも雪崩が起きるポイントは多々あり。
※北奥千丈岳の登山口・大弛峠までの林道はカーブが多い×凍結しやすい道で運転技術が問われます(冬季閉鎖あり)
○午後14時には下山完了or宿泊予定の小屋に到着。
・午後になると急激に気温が下がります、正午すぎたら再凍結も始まる世界です。
○雪山は体力消耗が激しいです。
・雪や氷に足をとられ夏山の1.5~3倍は時間がかかります、積雪量が多ければもっとです。
・雪が深ければラッセルが必要です、ラッセルの装備が解らない人は雪山登山は止めましょう、笑
・低温下の呼吸は通常とまったく違います、ネックゲイターなどで呼吸器官を冷やさない工夫が必要です。
○雪山はルートファインディングが問われます。
・初心者だけでの雪山はNG!
・降雪時はびっくりするほど見通しが利かなくなります、降雪でトレース(足跡)が消えることも普通にあり。
・道標も雪で埋まります、コンパス・高度計・読図の技術が必要です。低山ほど作業道や獣道が交錯し迷いやすくなります。
・北斜面と南斜面では気温が全く違います、道を曲がった瞬間スリップ滑落などありがち・要注意。
・3月~5月の山は雪崩が多発します、低山でも起きるので要注意。
○山は天候急転・対応できる技術と装備が必要になります。
・上空の強風→急な降雪・気温低下→行動不能なんてよくあること、駐車場から200メートルで遭難死なんて事例もザラです。
・万が一に備えビバーク装備は低山でも必携、低温化する夜でも耐えられる装備×技術×覚悟が要ります。
○万が一ビバークするとき
・幕営地が北斜面OR南斜面で生死が分かれます、北は絶対NG!
・標高2,000以下の奥多摩でも北斜面にビバークした結果、凍死する事故が起きています。
・低体温になると人間は脳の動きが低下→錯乱状態・正常な判断を見失う→装備ぜんぶ捨てて死亡していることが多いです。
注※安易な冬ビバークは危険です、低体温症・凍傷のリスクは後悔します。
○雪庇などの踏みぬき注意。
・雪庇=藪や岩に雪がつもり谷へせり出した雪を踏み、転落することがあります。
・穴や段差・木道の隙間などに雪が積もり、知らず踏みぬいて怪我も。
○晴天下の雪山はサングラス必須。
・びっくりするほど高山の雪は太陽光を乱反射します、雪盲の危険が高いので対策を。
夏に登られたから冬も~なんて安易に登ると後悔します、
冬山と夏山は別世界・難易度もびっくりするほど激変、特に富士山は冗談だろってくらい別の貌です。
今シーズンも富士山はじめ日本全国で事故多発しています、ゼッタイ安易に登らないでくださいね?
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