別荘で週末生活

リゾート・別荘で遊ぶ、楽しむ。そして日頃のつぶやき・・・那須と湘南より

マニュアル

2006年07月03日 | Weblog
カメラがオートフォーカスになって久しい。

このオートフォーカスをいち早く実用化したのは旧ミノルタだった。
その後米国の会社との特許紛争を経て、いまやどこの一眼レフもその精度や速度を競いあうようになった。

ついこの間ソニーから"α"という一眼レフが発売されたが、コニカ・ミノルタからカメラ事業を引き継いだ名残だろうか。
この"α"は、ミノルタのオートフォーカスのシンボルでもあった。

動いている被写体などは断然オートが便利なことは言うまでもない。
しかし、自分のようにマニュアルフォーカスから出発した者にとっては若干物足りないところがあって、被写界深度から割り出すピントの範囲をどう設定するか、このあたりも撮影の楽しみなのである。

従って、レンズを購入するときはオートフォーカスからマニュアルへの切り替えが瞬時に出来るものが条件となる。
ファインダーの見易さやピントの山のつかみやすさが一番重要なポイントとなる。

などとマニュアルへのノスタルジーを語っていたら家人曰く、「それって手動のパチンコと一緒よね」だと。

確かに言われてみればそうかもしれない。玉を一個づついれて、一個づつはじく。それが今や一日に何万円も使うという。そのくらいのスピードが要求されているのだろう。

玉を補給するのも自動だ。いやもっと進んでいるのかも知れない、なにせもう10年以上パチンコホールに入ったことがない。

さすがにパチンコではオート・マニュアルの切り替えはない。
狙い定めてチューリップを開ける、こんなマニュアルの楽しみがもうパチンコにはないのだろうか。

むかし景気のよかったものは、復古を主張し、いま景気のよいものは、現状維持を主張し、まだ景気のよくないものは、改革を主張する。
「魯迅評論集」

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