WHAT'S YOUR LIFE? (台湾留学・旅行・台湾生活&英語や中国語に関するブログ)

英語(TOEIC970点)中国語(2級)西語(初級)の筆者が台湾で天職に就いてます♪英語&日本語教育に関わってます☆

逆さまで埋葬?!FROM 黄金の都シカン AT 国立科学博物館 IN 日本★

2009-07-31 19:55:04 | 日本での一コマ。
父がこの展示のチケット3枚(大人1400円)を入手してたんです

インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン 




わが父、さすがなんです!!タダでチケットをゲットしたらしい!やはりケチ、もとい自称節約家の私は父と同じ血が体に流れているのだと実感(笑


場所は上野の国立科学博物館。HPはこちら

みどころはね、こちらから見ることができます。

シカンとは、月の神殿という意味だそうです。シカンは今から1000年ほど前、南米ペルーのエクアドルに近い北西に栄えたそうです。

そのシカンにある「ロロ神殿」を日本人考古学者の島田泉教授が30年間かけて発掘したんだそうです。シカンから発掘されたの装飾品の数々を見ることができます。黄金の都、と呼ばれているだけあって、本当に金の装飾品が多いこと!特に、シカンの黄金大仮面は必見です。目が大きくって、金の大きな円の耳飾りを付けていて、勇ましくこちらを見ている、そんな顔をしてます。

あと印象に残ったことと言えば、このロロ神殿(墓)の主であったと思われる人物が、逆さまに埋葬されていたことです。首を切られて、その顔に黄金の大仮面をつけ、体は逆さまにあぐらをかいた状態で埋められたそうです。なぜそのようにしたのかは、いろんな仮説がありますが、まだ謎だそうです。

その他にも、たくさんの生贄が首を切られていき血をささげ、一緒に埋葬されたそうです・・・。あ~・・・・、この時代に生きていたら、生贄になっていたかもしれないと思うと、ぞっとします・・・生贄なんていやだぁ~・・・なーんて自分の意思が言えない時代だったんですよね。そう考えると、現代に生まれてこれたのは、幸せだなぁと思います。自分の意思でいろんなことができるのですから。

この展示場内には、いたるところにテレビが設けてあって、実際に島田教授が発掘している現場を解説付きで見ることができます。展示物に関係した映像なので、展示物の内容がよりわかりやすくなります。

このシカン展、10月12日までやっているそうです。つぼ形(?!)に興味のある方は、必見です(いや、なんせたくさんあるものですから、笑