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WHAT'S YOUR LIFE? (台湾留学・旅行・台湾生活&英語や中国語に関するブログ)

英語(TOEIC970点)中国語(2級)西語(初級)の筆者が台湾で天職に就いてます♪英語&日本語教育に関わってます☆

モロッコの通貨「ディラハム」のレート☆

2007-06-07 22:08:14 | モロッコ旅行
すいません。モロッコの通過「ディラハム」の為替について書くの忘れてました。。。

2007年の6月現在、

1ディラハム=15円弱

ほどです。詳しくはこのウェブサイトへゴー!
http://www.oanda.com/convert/classic

モロッコのお土産情報のところにも、為替のレートをアップしておきやす。。。すみませぬぅ~~~。。。m(_ _)m

ジジババたちとモロッコ☆お土産編

2007-06-03 17:49:39 | モロッコ旅行
もう3ヶ月くらい前になっちゃいました、モロッコ旅行...毎日書きたい出来事が起きちゃうので、ノビノビになっております。。。が!!!これからも少しずつですが、更新していきたいと思います。気まぐれで、すいません。。。

今日はね、モロッコのお土産編

モロッコって何が有名なの??って最初は無知だった私なのですが、ガイドブックを見て、ガイドさんの話を聞いて、自分の目で見て、これだと思ったものをお土産にしました。私が買ったのはね。。。:

銀製品
バブーシュ(日常生活でモロッコ人がはいている靴)=2個で50ディラハム(750円)
らくだのペンダントヘッド=2個で70ディラハム(1050円)


革製品
バブーシュ=一足150ディラハム(2250円)
左の上3足が、バブーシュです。左の透明の袋に入っているのが、あとから紹介しているガスール(泥)、真ん中のが虫眼鏡で書いた絵、右下の黒いファーのバックが市場で買ったものです(ブローチは自分の)。


美容品関係
アーモンドクリーム=2つで40ディラハム(600円)
一番右のがアーモンドクリーム。香りがとっても良いし、さらさらになります。でも、スーパーなどで売っているのは、あんまり質が良くないみたいです。これは、ガイドさんが連れて行ってくれたお土産屋さんのものです。市場でも見てみたのですが、ガイドさんが紹介してくれたこのお店よりも質のいいものはなかったかな。高いだけあって、質もいいです。値段は。。。忘れちゃった。。。


ガスール(泥の洗顔料)
ガイドさん連れて行ってくれたお店では買わなかったの。高かった(3つで100ディラハム)し、どうせ日本人だからって、高いに決まってるもん。私が買ったのは原住民ベルベル人の物だったので、質が良い分お値段は高めみたいです。もちろん値切ったけど。=100グラムで10ディラハム(150円)

陶器
小物入れ=50ディラハム~100ディラハム(750円~1500円)

衣料品関係
市場で購入したファーのバック=30ディラハム(450円)

アート関係
アイト・ベン・ハッドゥの太陽の光を利用して虫眼鏡で書いた絵

あとは、バラ水とか、モロッコにしか生息しない木「アルガン」からつくったオイルなどが有名。
これはバラ水。


何を購入するにもそうなんですけど、みんな高い値段を提示してきます。観光客には特にね。。。

銀製品を買うときに、お店のあんちゃんたちがふっかけてきました。だから、もちろん値切るに限る!!最初は一つ100ディラハムって言ってきたらくだのペンダントヘッド。交渉に交渉を重ね、そして私の言った値段でそんなのは到底無理だって言うそぶりを見せてくるから、去る振り。そして、歩き出したら、待ってくれ、と言って、わかったよってその値段で売ってくれました。2つで70元!!やったぁ~!!

そして翌日。今度はバブーシュのペンダントヘッドが欲しいなって思って、マラケシュのスーク(市場)を物色。もちろんここでも一つ100ディラハムっていわれましたが、昨日二つで50ディラハムで買ったのに、そんなのぼったくりだ(実際はご存知の通り、70ディラハムだったのですが、50って言ってみました。頭は使わなくっちゃね!)って言ったら、最後の最後に50ディラハムにしてくれました!!私、値切りの天才(?!)

そして、仲良くなった一緒のツアーのご夫婦のためにも頑張っちゃいました。娘さんにペンダントヘッド買いたいって言ってたんです。だから、一緒についてって、ここでも2つで50ディラハムにしてもらいました。一番相手が参っちゃう決まり文句は:

「あなたに会うためにここに来たんです」(I came here to meet you)

こう言えば、大抵は落ちます(笑)

旅の楽しみの一つとして、現地の人とのこういうやりとりがありますよね。フランス語が公用語になってますが、もちろんしゃべれるわけもありません。。。観光客が行くような市場であれば、英語で大丈夫なので、是非是非交渉を楽しんでみてください☆売り子さんたちも、私の目にはこの交渉をけっこう楽しんでるように映りました。やっぱり、楽しみながら仕事したいですもんね。

購入したお土産、特にガスールはとっても喜ばれました。お母さんもお気に入りで、毎日使ってくれてます。すんごくつるつるになるんです。ソニプラとかでも売ってるけど、やっぱり質が違うみたい。こんなにつるつるにならないもん。あとは、ペンダントヘッド。良くつけてきます。ちょっと変わってて、でもかわいいから、けっこうほめられます

頭の中の旅の思い出って色あせていくものだけど、モノに宿るチカラに触れたり、モノが取り巻くオーラを見たりすると、思い出が色づくんです(その色は少しずつ色を変えていくような気がしたりもしますが。。。)

おもしろいもんです、モノのチカラって

モロッコの通過「ディラハム」について

2007年の6月現在、

1ディラハム=15円弱

ほどです。詳しくはこのウェブサイトへゴー!
http://www.oanda.com/convert/classic

ジジババたちとモロッコ★フェズの陶器作り編

2007-04-08 12:59:08 | モロッコ旅行
今回はフェズの陶器作りの場面をご紹介します。フェズはモロッコの中では、陶器の町で有名らしいです。

ここが入り口。


これは陶器ではないのですが、タイルを削って星型や丸型にします。全部、手作業なのがびっくりみんな、器用に削ってます。


それをこういう風に色の面を下にして並べて。。。


こういう机なんかにするんです。色合いが綺麗でしょ?


お次は陶器作り!

これは塗料。草木から採取した色だそうです。


そして、この塗料を筆につけて、細かい模様を書いていきます。


働いている人は若者がほとんどでした、ここの工房。


そして焼くとこうなります。私も驚いたんですが、紫色の塗料は火に通すとブルーになるそうです。この澄んだ青は別名フェズブルーとも呼ばれているそうです。このフェズのシンボルカラー!!


なかなか、素敵な焼き物たちで買い占めたくなっちゃいましたコーヒーカップのセットも可愛かったんだけど、小さな小物入れとバブーシュ(モロッコで良くお土産として売られているスリッパの形)のちび壁掛けを購入。お土産は小さいものに限りますよね。


ここの陶器作りの工房はツアーに組み込まれることもあるそうです。
一番心に残ったのは、陶器作りの場面を説明してくれた40代のモロッコ人のおじさんが、丁寧な日本語で説明してくれたことかな。モロッコには今、日本語を勉強できる教育機関が一つもないそうです。だから、小さな辞書(このおじさんはフランス語で書かれた日本語の辞書を持ってた)を片手に、独学で日本語を勉強してるみたい。商売のためっていうのもあるだろうけど、何よりもお客さんに喜んでもらいたいって言う気持ちが伝わってきたから、ホロリとしちゃった

ジジババたちとモロッコ★フェズ旧市街、一般家庭編!!

2007-04-05 19:32:18 | モロッコ旅行
さて、今回は一般家庭のお話です。

世界遺産に登録されている「フェズ」の旧市街のお宅にお邪魔しました。

え??こんなとこにあるの?っていう暗い道の奥のドアをたたくアブちゃん(現地ガイドさんです)。ドアはこんな感じです。


扉を開けてもらって中に入ると、意外や意外広いの!それに天窓(?!)があって、明るいのなんのって。床と壁はタイルが基調です。ちなみに、このお宅はアシヤさんと言う方のお家です。

これはコーラン。メッカの方向に向かって掛けられているみたい。


ピンクのジュラバ(伝統的なモロッコ人が着ている丈の長いフードがついた上着です)を着た女の人がモロッコ人のビールを言われている(?!)ミントティーをいれてくれてます。


テーブルの上のアルミホイルに半分包まれている、大きな白い大根のようなものは、なんと!!!お砂糖だそうです。でかいっっ!!


これはミントの葉を入れてぐつぐつお湯を沸かしてるところ。


これがいただいたミントティー。砂糖をたんまりと入れるのがモロッコ風らしい。。。日本人には甘すぎて、ちょっと口には合わないかなぁ。手に持ってるクッキーは、手作りみたい。


ミントティーも、カフェによっては乾燥したミントの葉っぱがたくさ~ん、入ったまま出てくることもあります。そっちの方が、ミントの香も味もいいように感じました(好みにもよると思いますが)。

お邪魔したこのお宅、私の友人の一人も違う旅行会社のツアーを利用して、モロッコに行ったのですが、なんと、同じ家だったんです。日本のほとんどの旅行会社が、このお宅をツアーに組み込んでいるようです。もちろん、このお宅にはチップを払っているみたいですけどね。いくらかはわからないのですが、私たちのグループがまだこのお宅に座ってお茶をいただいてるときに、次の日本人客ツアー客がドアをたたいていたので、かなりもらってるんじゃないかなぁ。

そうやって観光収入で生計を立ててるお家、けっこうあるみたいです。

ちなみに、モロッコ人の一ヶ月のお給料は、だいたい4万円だそうです。少ない人でも2万円ほどはもらってるみたいです。意外ともらってることに、ちょっと驚いちゃいました。皆さんはこの額、どう思いますか??普通なんかな??

私の中のイスラム圏の「発展途上国像」は、実際にこの国に来て自分の目で見て、全然かけ離れていたことに気づきました。もちろん、普通に車も走ってるし、高層ビルもあるし、コンビにもあるし。先進国とほとんど変わらない点も、多く見受けられました。もちろん、まだまだ貧しい部分もたくさんありましたが、それでももしこの国で暮らしてみないか??って言われたら、暮らせちゃう(カサブランカ以外であれば。。。できれば、マラケシュがいいな。)。それが私のモロッコに対する感想かな。

まだまだ、モロッコの写真、エピソードがあるので、台湾の日常の記事とまぜこぜになってしまいますが、少しずつ出来る範囲でアップしていきまーす。やっぱり、この貴重な体験を、自分だけのものにしておくなんてもったいないかなぁって、書いてて思っちゃいました。みんなとシェアして、ブログ上ではあるけど同じことを体験してもらって。。。やっぱりこれがブログの醍醐味ですもんね

ジジババたちとモロッコ★フェズの世界遺産「フェズ・エル・バリ」観光編

2007-03-22 08:19:18 | モロッコ旅行
2月25日

今回はフェズ観光編です。
フェズ一口メモ:

人口約120万
標高500メートル
モロッコ最古のイスラム王朝、イドリス王朝の首都
ムーレイ・イドリス2世により809年に開かれた街
フェズ繁栄期に造られた街
9世紀=フェズ・エル・バリ
14世紀=フェズ・エル・ジュディド
20世紀=ヌーベル・ビル(~現在)

前回にお話したモロッコの「メクネス」とここ「フェズ」は日本で言う奈良と京都と同じ古都なんです。政治と経済の中心はラバトやカサブランカに移ってしまっているのですが、1000年以上も前に建設された町並みは今も残っていて、今でも生活の場として使われています。

フェズと言えば、世界一の迷路があるメディナ(旧市街)で有名!「フェズ・エル・バリ」っていう地区です。ここはね、世界遺産にも登録されてるんです。車が通れないほどの狭い坂道を、ロバと人が行きかっています。

これがフェズのメディナ(旧市街)のパノラマ!


メディナの中は、こんな感じです。ここは比較的広い道。


その道の両脇に、陶器屋さんがあったり。。。


らっゃい!!の魚屋さんがあったり。。


お菓子屋さん(おつまみ系かな?)もあったり


クレープみたいな生地を焼いてたり。。。


そして、ロバを連れたおじちゃんも歩いてたり。。。


します。すごいよね~。。。本当に人々の生活の場なんです。

ここのフェズ・エル・バリはいくつかの地区に分かれてるんです。

アンダルース地区→染物屋スーク→カラウィーン地区→サファリーン地区(鍋屋)→タンヌリ(皮なめし)

といった感じです。

染物屋スークは:


そして、ここが私の一番の感動の場!アンダルース地区にある。。。
皮なめし工房なのだ!!

この写真右奥の白い桶の中に1日つけて、皮を剥ぎます。そして、そのあと染料が入っている桶につけます。4日間つけるらしい。


丸い染色桶が並んでいるのが作業場。中性そのままに手作業で革を染めてます。植物の色を使ってるんだって。

赤=ポピー
青=インディコ
黄色=サフラン(サフランは手で刷り込むから、値段がちょっと高くなるみたい)

そして、革の種類も4つあるんです。


らくだ
ヤギ

ベビーらくだが一番高いんだって(値段の話ばかりですいませんが。。

そして、4日桶につけて染め上がったら、桶から出して周りの壁に貼り付けます。


すんごく臭いらしいんですけど、私が言ったときはいつもの10分の1の臭さだそうで、全然匂わなかったんだよね~。ラッキー??でも、臭い体験もしてみたかったかな。。(マゾ??

ここがさっきのタンネリの桶たちを上から見れた、タンネリ工房の中です。ここは革製品が売ってます。高いけどね。。。


ここが私の一番印象に残った場所の一つです。世界遺産にしてもいいんじゃない?って思っちゃった。タンネリの作業場で働いてるおじさんの足が、染料のポピー、赤い色に染まってたのが印象的でした。人間の方が先に染まっちゃうんじゃん?!ってね

次回はモロッコの一般家庭訪問編です!

ジジババたちとモロッコ★ムーレイ・イスマイール廟編

2007-03-18 21:45:38 | モロッコ旅行
まだ2月24日

さて、今回もメクネス観光編!ムーレイ・イスマイール廟です。

ムーレイ・イスマイールというのは、王様の名前。壮大な王と建設を夢見て、その完成を見ぬままこの世を去った人です。その彼が安置されているのが、この廟なんです。前々回ご紹介したマンスール門とともに、メクネスで最も重要な見所で、非イスラム教徒でも入れちゃう唯一の廟なんだそうです(地球の歩き方より)。そりゃ、行かなくちゃですよね(しかも無料なので、ツアーには組み込まれるわけだわ。。。

ここが外の門。


これが廟の入り口。


狭い入り口から入るといくつか部屋があります。そして、中央に大理石の水盤があるパティオに出ます。


これは中庭にあった日時計。


ここをてくてく歩き奥まで行って、靴を脱いで正面の部屋に入ります。




これは天井。




そして、この部屋の横に、ムーレイ・イスマイール王が安置されているお部屋があります。ここには非イスラム教徒は入れないのですが、見ることはできます。


この廟の壁から天井にかけてのモザイクや、しっくいの彫刻がすばらしい!!イスラム文化の最高傑作と言われてるのもうなずけます

モロッコでは、まだ立憲君主制で、王様がいるので、王様関係の建物にはほとんど入れないんです。だから、外からみ~て~る~だ~け~♪が多いの。中も見たいんですけどね、観光客としては。。。

だから、この廟には入れたので、満足イスラム建築を見る機会はモロッコに来るまではなかったので、これがイスラム建築かぁって、うんうん言いながら観光しちゃいました。

ただね、「すごいなぁ~」っていう素直な感動は少なくて、「ふ~ん」って感じです。ナンデだろう??地味な感じだからですかね(イスラム建築には失礼極まりないですが。。。落ち着いてると言った方がいいかな)。

次回は見所満載のフェズ観光編!フェズには世界遺産もあるので、乞うご期待!!

ジジババたちとモロッコ★世界遺産の街「メクネス」観光編

2007-03-14 20:25:20 | モロッコ旅行
今回は旧市街(王都)が世界遺産のメクネス観光編!!

2月24日

メクネス一口メモ:

人口約90万人
旧市街が世界遺産
9世紀ベルベル系メクネッサ族が小さな村を形成したことが名の由来
ムーレイイスマイールの王都(17世紀アラウィー王朝の王様)

これはマンスール門


北アフリカで最も美しく、有名な門の一つです。ここが王都のエリアへのメインゲート。この門はムーレイ・イスマイルが手がけた最後の建築物で、彼の死後、息子のシディ・ムハンマド・イブン・アダブラーによって1732年に完成したそうです。イスラム教に改宗したキリスト教のマンスールが設計したのでこの名がついたそうです。馬蹄形のアーチは、青と緑のモザイクです(地球の歩き方より)。



そして、この門の前にエディム広場があります。これね。


この広場の横に室内の市場があります。中はこんな感じ!

ドライフルーツの山!!


オリーブの山!!


ちなみにオリーブは収穫の時期によって色が違うんだそうです

クッキーたち。


スパイスの山!!!


そして、これはすごいよ~!!っていうか、気持ち悪いかも。動物の頭!!

これは牛ちゃん。。。


羊ちゃんかしらん。。。??


市場はどこもこんな感じで、何でも売ってます。もちろん、野菜や果物、日用品もありました。こういう庶民的なところ、大好きモロッコ人の日常生活が垣間見れますものね王様の生活も興味はあるけど、じっくり見たいのは一般市民の暮らしぶりなんですよね、不思議と。

次回はムーレイ・イスマイル廟編です!!

ジジババたちとモロッコ★一息編:モロッコのトイレ事情

2007-03-13 19:59:28 | モロッコ旅行
モロッコは何教??そう!イスラム教なんです。イスラムの民たちは、トイレでどうやら紙は使わないようです。というのもね。。

左手で水を使って洗うんです!!



初めてこのトイレに入ったときは衝撃的でした。郷に入れば郷に従え、がモットーな私なのですが、さすがに洗うまでは良いとして、洗ったあとは何で拭くんだろうかとか、現地の人は拭いているんだろうかとか、雑念(?!)が入り、断念。。。(笑)

ちなみにホテルや観光客が使うような公共のトイレは、ちゃんと紙も備え付けてあるので、ご安心を。ただ、ホテルにも便器が二つ(?!)あります。小さい方も便器として使うんですかね。そして蛇口をひねってクリーンにすると。。。?謎であります。。。さすが未知数モロッコ。。。やってくれます(笑)。

ジジババたちとモロッコ★指をくわえて見てるだけ?「ムーレイ・イドリス」編

2007-03-12 20:47:17 | モロッコ旅行
ここがアラビア半島から亡命したムーレイ・イドリス1世が開いたモロッコの聖者町、ムーレイ・イドリスです。前回のヴォルビリス遺跡から車で15分ほどの丘陵地にあります。



この街、遠くから見ると「らくだ」のこぶのような形をしてるんです。というのも、二つの丘陵地にまたがっているから(当たり前?)。

ムーレイ・イドリス一口メモ:

ここは、789年にモロッコ最初のイスラム王朝イドリス長が開かれた所で、創始者ムーレイ・イドリスは1世は、4代目カリス・アリーと預言者ムハンマドの娘ファティマの子供ハサンの子孫で、アッバース朝に追われてこの地にやってきました。彼はモロッコで最も崇拝されている聖者。かつては、この町全体が声域として非イスラム教徒に閉ざされていたよう。なので、とっても神秘的なんです。(地球の歩き方から抜粋)

なかなか、おもしろそうな街でしょ??

ただ!!!!!!!!!

今回のツアーでは、なんとバスからは降りず、ただ通り過ぎるだけ降りたかったけど、ツアーだからしょうがない。。。窓からマーケットが開かれて活気のある広場なんかも見えたけど、素通り。。。

だから、ツアーは満足行かないんですよね。いろいろと連れて行ってもらえるのは楽だけど、自分の行きたいと思ったところには予定に組み込まれていなかったら行けない。。。衝動的に行きたい!!って思っても、無理なんです。我慢あるのみ

今回の旅はこの「我慢」の二文字が、キーワード。アブちゃん(現地ガイドです)が遅刻して私たちを待たせても怒りを我慢。。。添乗員さんがツアー客の意見を無視しても我慢。。。さらに、添乗員さんの「若いからいいんじゃない??(私の行動に対してです)」のタメ口、捨て台詞に我慢。。。おいおいおい、すごいです、このやる気ないアブちゃん(現地ガイド)&事務的サービス精神がない添乗員さん。。。

一ランク上(値段ですよ!!)のツアーを選んだのにこれじゃ~ね~。ジジババたちの話によれば、「ユーラシア(旅行会社)」が良いみたいです。至れりつくせりだし、土産物屋に一切連れて行かれませんから!!それに添乗員さんたちも派遣とかじゃないから、しっかりしてるわけです。私が今回当たったこういう人は、間違ってもいません。なので、ユーラシアはワンダフォーです!!その分、もちろんお値段も張りますが。。。

ジジババたちとモロッコ★世界遺産「ヴォルビリス遺跡」の巻き

2007-03-11 12:16:44 | モロッコ旅行
2月24日

4日目の最初の観光地は、モロッコで最大のローマ遺跡「ヴォルビリス遺跡!」

この遺産は世界遺産!紀元2~3世紀に繁栄していたそうです。私たちが滞在しているフェズから、バスで1時間ちょっと。遠方からの全体像はこんな感じです。どこが遺跡だかわかるかな?


ヴォルビリス遺跡メモ:

1997年に世界遺産に登録されてます。紀元前2世紀のころから、この地にはモーリタリア王国の一都市として、ワリーリ(月桂樹の意味)と呼ばれていたそうです。紀元前40年以後、ローマ帝国の属領となり、ヴォルビリスの街として2万人もの人が住んで繁栄していたそうです。
しかし、3世紀末には、ベルベル人の圧迫により衰退し、ローマ帝国は撤退、8世紀にはムーレイ・イドリス(次回のブログで触れます)を都としたイドリス朝の支配下に入り、イスラム教の街となったそうです。
18世紀の地震で崩れた部分も多いみたいなので、私が感じたように保存状態が良くなかったのかもしれません。。。
街を取り囲む城壁は前兆2359メートル。8つの門と40の塔があります。カラカラ帝の凱旋門、カピトリウム(ユピテル神殿)、公共浴場、大通り、浴場、油の製造所などが修復されています。(地球の歩き方より、抜粋)

カラカラ帝の凱旋門。


ここは大通りとして使われていたみたい。


カピトリウム(神殿)。


柱の上のコウノトリのカップルがラブラブシルエットがハートマークなんです!これは私の恋愛を応援してくれてるのか?(かなりポジティブシンキング、笑)


バジリカ礼拝堂。これは正門。


各部屋に名前がついてます。これは、オルフェウスの館。お金持ちの人のお部屋だったみたい。


これはローマ遺跡時代にもあったのかとびっくりしたマンホール。下水施設もあったのでしょうかね。


オリーブの製油所。ロバにロープを引かせて(手前の右側にロバをつないでいたみたい)、オリーブを挽いていたそうです。オリーブを挽くうすは、この写真右奥の高くなっているところにあります。


これは浴場。この写真は一番右の部屋(全部で3つの部屋があります)で、一番熱いお湯だったそう。そして、真ん中の部屋がぬるめで、一番左の部屋が冷水だったそうです。ローマ人、意外とお風呂好き??


これはトイレ。古代のローマ人は、なんと過食症だったらしい。なので、みなさん食事の後、この穴でモドシテたんだって。。。あらあら。。。豊か過ぎたのでしょうかね?


これはヘラクレスのモザイク(床部分)。こういうモザイクがいくつもあり、当時の人々の生活がわかります。


でも、残念なことに、保存状態がそれほど良くなかったんですよね~。

でも、天気が良かったし、お花も咲いてたし、それは救いでした。
オレンジのお花は「冬忘れ」。奥にいるのはロバかな。




私はこの遺跡にとても期待してたんです。このブログの写真で見る限り、そこまで悪くはないのですが、期待しすぎてたんですかね~。。保存状態が満足の行くものではなかったんですよ、私としては(何様?という感じですが。。。)。

ローマ遺跡を見たいなら、イタリアがいいです、やっぱり。保存状態ももっといいですしね。

次回は、モロッコの聖なる町ムーレイ・イドリス編です。