◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

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ヴェルタ・ア・エスパーニャ 18ステージ

2006年09月15日 19時28分53秒 | サイクルスポーツ
 またヴァルベルデがヴィノクロフにタイム差を付けられてしまった…
しかも1分近くなので、残りが平坦。TTを残すのみ。
と言う事を考えると、逆転は難しそうな気がして来ましたね…

 筆者は特にヴィノクロフが嫌いでも、ヴァルベルデのファンと言う訳では無いですが、
オスカル・ペレイロのチームメイトにしてチームリーダーと言う事で、
ヴィノクロフよりは肩を持ってます。
 2人とも優勝候補に考えて居たので、彼等が白熱したバトルをしてくれる事自体は、大歓迎です。

 今回、この2人の差と言うのは、そんなに無いと筆者は思います。
どちらかと言えばヴァルベルデの方が強い。
 では、今回、何故この様な状況に成ったのか?と言えば、
ひとえにカシェキンの存在が大きいですね。
 チーム力としては、ケースデパーニュの方が揃っていると思いますが、
全員がアシストに徹してしまって居る為に、終盤までは、エースに体力を温存させるのに十分仕事をして居ますが、最後の勝負所で千切れてしまう事が多いのです。
 そこでいつもヴィノクロフとカシェキンのコンビプレイにやれちゃうイメージですね。
 実際2人はチームがプロトンを引く事も無いので、グループリーダーの後ろで雌伏して居れば良く、元々体力は温存されていたので、そので終盤にコンビで行かれるので有利なのでしょう。

 ケースデパーニュにも、カシェキンの様な存在が必要ですね。
そこで思うのが、開幕前に言われて居た、オスカル・ペレイロとのダブルエース案です。
ペレイロじゃ無くても、カルペッツ等は、2004年に一番マイヨを着続けた、あの癒しの貴公子、トマ・ヴォクレールから、終盤でマイヨブラン(新人賞)を奪った程の実力者ですし、
そんな才能が多いチームなので、アシストがアシストとしてで無く、アグレッシブに行った方が良かったんじゃないかな?
と思ったりします。
 まぁこの作戦はかなりの賭けでリスキーですので、結果論での話でしか有りませんが、
しかし昨夜のリーダーじゃ無いのにプロトンを牽いたのは、完全に意味が無かった気がしますね。
チーム力が有るのだから、最後の山まで、チーム全員の体力を温存させた方が現実的な気がしました。

 と言う事で、ヴァルベルデの優勝は、非常に厳しい状況だと思います。
(と、今まで筆者が予想すると、悉く違う展開に転がって居たので、その展開を含みつつ、ヴィノクロフ勝利宣言をしたいと思います(汗))


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