◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

逆に犯罪者に教えている事に成るのでは?

2008年01月23日 01時43分00秒 | 雑感
これも、最近の記事に多い、前々から思って居た事、の一つなんだけど、
今日、防犯ジャーナリストのウメさん異、梅本正行さんが、
ちょうどテレビに出て来たので、それを思い出したので書きます。

 最近、夕方や深夜等でのニュースの特集とかで、このウメさんを始めとした、
防犯評論家が、視聴者に防犯の極意を教える。
と言う様な特集を組んで居るが、正直あれは止めた方が良いと思う。
(決して、梅本氏を始めとした、防犯指南役を否定している訳では有りません。)

 と言うのは、あのコーナーでは、よく犯罪者が狙い易い家、狙われる家を紹介して、
それと同系等の家を持つ視聴者に、対策を講じる様に呼びかける。
と言う主旨をして居ると思うが、
ハッキリ言うと、あのTVを見て、
「うちヤバイじゃん!リフォームや、防犯グッズ直ぐに取り揃えよう!」
と思う人よりも、

 これから犯罪を起こそうとしている人、予備軍の人達に、
「へぇ~、成る程、こう言う作りの家が狙い目なんだぁ~、勉強に成るなぁ~」
と参考にする人の割合の方が、絶対に多いからです。

 これでは犯罪者に、犯罪の仕方のノウハウを教えるコーナーに成ってしまっていて、
正直、本来の目的と正反対の効果が現れる危険を感じています。

 と言うのも、実はこう言う番組が放送された直後の強盗事件で、
犯人が、「こう言う番組の手口を参考に」と供述した。
と言うのを聞いて、やっぱりな。
と思った事が、実際に有ったからです。
(まぁ、その犯人も、警察に捕まってしまったので、意味無いじゃん!なんですけどね)

 兎に角、マスコミも、こう言う番組を作る時には、
見るのは善人ばかりではなくて、悪人も観ている。
と言うのをしっかり認識して放送して欲しい物です。