愛、麗しくみちる夢

おだやか
たゆやか

わたしらしく
あるがままに

あなたのままで あとがきと裏設定!!

2016-11-19 19:49:13 | 小説の解説
まったくもって、聖グロの公式にないキャラクターが主人公の小説でした。


書いていて楽しかった!!



さて、キャンディは結構よく聖グロの小説に出てきます。ちょいちょい出てきています(笑)
大事なシーンにもよく出てきています。要所要所で、それなりに出てきています。


だからなのか、本当に名前くらいしか出てこないシナモン様とどっちの小説がいいですか?のアンケートにぶっちぎりでキャンディに投票が集まりました。


2年生のキャンディは2年生の学年1位の成績で、マチルダⅡ車長。シナモン様が夏の大会の後にマチルダⅡ部隊長を降りた後、キャンディはマチルダⅡ部隊長…にはさせてもらえず、ルクリリが一時的に受け継ぎます。具体的に言えば、部隊長はルクリリとキャンディとその時その時で入れ替わっているんですけれどね。


ダー様がチャーチルに乗っているときは、ルクリリが部隊長。ルクリリがチャーチルに乗っているときはキャンディが部隊長、みたいな感じで。その後、ルクリリが正式にチャーチルに乗っるようになってキャンディは部隊長になりますね。


聖グロは、公式キャラで学年がハッキリしているのは数人で、私の小説には1年3年がメインなのですが、2年生は何しているの?って言うのがありまして。

聖グロの小説の最初のシリーズの頃からキャンディは出てきているんですよね。個性がキツイ上と下に挟まれて、自分たちのあり方みたいなのを自虐的に捉えてばかりの2年生と、その2年生を引っ張らないといけないけれど、それでも自分も同じように考えているところもあって、ウジウジしているキャンディ。

リゼもカモミールも、1年生に振り回されまくり。こんな自分たちだからダメなのだ……みたいなことを想いながらも……と。


ダージリン様は、彼女たちが入学して着た時、当然、キャンディたちに期待したと思います。だから、キャンディたちは1年生の時に、ダージリン様に色々注意を受けていたと思います。それは期待をされている故のアドヴァイスだったんだろうと思います。ダージリン様もアッサム様もシナモン様も、実はかなり2年生を大事にしていて、おとなしすぎる学年に、それなりに悩まされたと思います。穏やか過ぎて、従順すぎて、お嬢様過ぎて、彼女たちが最高学年になった時が心配、って思っていたのではないか、と。

でも、ルクリリたちが入って来て、やんちゃしすぎな子たちが多くて、バランスが取れてホッとしたのだと思います。だからキャンディたちには無理をさせず、それぞれ今持っている個性を十分に生かして1年生を見守って欲しい、と思っておられるんでしょうね。


短所ではなく、長所を大切にする。できないことではなく、出来ることを頑張る。

3年生にとって、2年生たちは本当になくてはならない存在です。そう思っているということが、ちゃんと2年生たちに伝わればいいなと思いますが。


麗奈が言っていた言葉の意味は、いちいち説明するのもあれかな、と思いますが。

美味しいものを作るっていうのは、やっぱり「食べてくれる人を喜ばせたい」と一生懸命になれることができる才能の持ち主。だと思うんですよね。つまり、人を想う。人を大切にする。人のために一生懸命になれる。誰かのために本気になれる。
それは、聖グロ戦車道にはなくてはならないもので、そう言う人がいなければ、部隊は作れない。麗奈はだから、お弁当を食べて、未来に安堵するわけです。


ダー様?えぇ、この人は我が道を突き進む人だから、料理なんて出来ません。でも、その道に部下を引っ張る力があるので、まぁ、それはそれでいいのですよ。



今回、「だーじりんじゃらし」「便利な機能」の小説と同じ世界線、さらに言えば聖那たちが突撃したのは「角を持つ天使の笑み」の直後なんですよね。密かにつなげておきました。



シナモン様が登場してます。シナモン様は、前オレンジペコおねえさまにティーネームを授かったのですが。

「あの2人が暴走したら、あなたが止めて」
「……そんな理由で私にティーネームを?」

みたいなやり取りは絶対にあったと思います。


シナモン様は、私の中ではすらりとダー様よりも背の高い、髪はセミロングくらいの美人。ダージリンと同じ中学を出ていて、中学ではダー様が隊長、シナモンが副隊長とかしていて、ダー様が癖者だというのはわかってる。ダー様も、シナモンをよくわかっているから、お互いに尊重しつつ、と言う感じですね。アッサムがダージリンの愚痴をグリーンに言っている時間、ダー様はシナモンを捕まえて、アッサムの愚痴を言いまくってるんだろうという、3年生たち。


私の中では、3年生ってダー様王国だけど、かなり仲良しだと思います(最初のシリーズとboothの小説は別枠として)

見たかったな、ダージリン様たちが2年生の頃の白雪姫。もう、喜劇だったに違いないし。


シナモンはダー様が中学の時からの知り合いだから「穂菜美ちゃん」って呼んでいたんじゃないかねぇ。
でも、普段はダージリンとアッサムのことを「様」を付けて呼んでる。気を抜いてしまわないようにね。


この人も、結構影で苦労してる。

あと、1年生の出し物は、凄く悩んで。

3つくらい候補があって、書いていて消したものもあるんだけど。

1つは、戦車道1年生によるミュージカルナンバーを歌って踊り切る舞台を使った出し物
2つ目は、戦車道の整備科と合同で、戦車の体験乗車を一般生徒にさせたり、触ってもらったり、試合のレポートを展示する、戦車道を広めるための展示
で、3つ目のものを採用したと。

地味にしたのは、キャンディたちがあくまでも主役だから、です。

キャンディたちらしく、大きな事件もなくだけど、一生懸命に日々を過ごすと言うものを書きたくて。勝手に事件は1年生や3年生のあたりで起こっていて、基本的に振り回されるだけ、と。

でも、1年生の楽しそうな笑い顔を眺めている2年生、3人が幸せなので、それでいいんです。










コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 角を持つ天使の笑み あとが... | トップ | おとめごころ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

小説の解説」カテゴリの最新記事