小平中央駅・業務日誌

西武鉄道の話題を中心に、普段の撮鉄活動を速報形式でつづるBlogです。最近はライオンズネタも書いていますw

【小田急】終焉間近、小田急5000形(6連・5200形)

2011-01-04 19:52:03 | 小田急電鉄
暮れの押し迫った12月28日付、小田急電鉄のプレスリリースでご存知の方も多いと思われますが、同社の5000形のうち、俗に5200形と呼ばれる6連が1月のさよなら運転で引退することになりました。
5200形は5000形の発展系として、9000形の製造終了後に地上線の優等運用10連化を進めるために1977(昭和52)年より5年間に渡って20編成120両が製造されました。正面デザインは5000形と同じく「小田急顔」でありながら、側面は9000系の流れを汲む一段下降窓となり、スッキリとしたデザインとなりました。増備最終年の1982(昭和57)年からはホーム改良工事が終了した箱根登山鉄道への乗り入れも始まり、6連の各停から10連の急行として全線に渡って活躍しました。
近年では車両経年による代替が進行し、一部編成が4連化された他は新3000形や新4000形投入による廃車が進行し、6連のままで残っているのは5268Fのみという状況でした。昨年末に一部の新3000形が中間車を増備して10連固定になったのを受けて、いよいよ最後の6連が今月末をもって廃車になるとのことです。
通っていた大学や親戚宅が小田急沿線にあったこともあり、5200形はいつでも見られる存在でしたが、月日が経ち引退の報を聞いた現在、改めて5200形がもたらした功績を称えながら見送りたいと思います。
回顧話が長くなってスミマセン。本日は秋葉原に買い物へ行くつもりで家を出たところ、5000形5063Fとペアを組んだ「オール5000形」10両運用という情報を聞き、喜多見まで寄り道してしまいました。本体の7Dと標準ズームしか持ち合わせていなかったので、オーソドックスな走行写真のみ撮影して、さきほど帰宅したところです。


余談になりますが、日中のパターンダイヤにおいて江ノ島線快急運用に充当された場合、定番の千歳船橋・祖師ヶ谷大蔵はかなりの確率で緩行線(区間準急)に被られます。本日も何人か見かけましたが、避けておいたほうが無難です。
5200形のうち4連化された3本と、5000形の5本が現時点で在籍していますが、下北沢駅付近の地下化工事の完了およびD-ATS-Pの全線稼動の前に引退しますので、4連についても早めに撮影したほうが良いと思います。


参考資料:小田急電鉄公式ページ
 2011年1月29日(土)、30日(日)「5000形10両さよなら運行」を実施します(PDF)




「オール5000形」として見られるのも今月いっぱい。日によって付属4連が1000形や8000形の時もあるので、
見かけたら撮影しておきたい組み合わせです。(2011-01-04 喜多見)



おまけ。50000形「VSE」が今週末にD-ATS-P取付工事のため、豊川の日本車両に入場します。
本日より一部のVSE運用はLSEによる代走となり、LSEは3編成フル稼働する見込みです。(2011-01-04 喜多見)


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