1月29日・30日の2日間にわたって、小田急電鉄では5000形最後の6連、5268Fの引退に合わせて団体臨時電車「さよなら5000形10両」を運行しました。臨時電車は事前に応募受付した各日450名の乗客を乗せて、新宿～唐木田を運行したほか、唐木田検車区では撮影会も実施しました。
なお、5268編成の引退によって6連は全廃となり、残るは4連の6本となります。
イベントの少ない冬に、私鉄でも人気の高い小田急のイベントということで、沿線には想像以上のファンが集まっていました。駅撮りの定番と言われる豪徳寺～和泉多摩川では各駅のホーム先端にファンが密集していたのを、移動中の電車の中から見かけました。中でも祖師ヶ谷大蔵と喜多見は50人近くが集まったとのことで、駅員や警備員が監視にあたっていたそうです。
私鉄のイベントだし、大したこと無いだろうと甘く考えていたオイラは少々焦りましたが、沿線なら大丈夫だろうとの予測で百合ヶ丘S字へ。
・・・フェンス沿いに50人以上いるじゃねーか Σ(゜Д゜；
時間が迫っていたので、S字とは反対側の新百合ヶ丘側のカーブへ。ここも20人くらいいて、うまく編成を入れることができません。さよなら運転1発目は正面ドカンに方針変更。
意外と正面ドカンも難しいんだよね。。。俺だけかな？ （2011-01-29 小田急小田原線・百合ヶ丘～新百合ヶ丘）
さよなら運転が2日間やるってことは、唐木田から喜多見へ返却回送あるだろうと予想して、イベントが終わる14時ごろまでドトールで時間潰してから、定番地の遊園カーブへ。本運転ほどじゃなかったけど、最終的には15人くらい集まったのかな・・・
唐木田検車区から喜多見検車区へ臨時回送される「さよなら5000形10連」編成。警戒中のためか、乗務員室にウテシ多数。
（2011-01-29 小田急小田原線・向ヶ丘遊園～生田）
翌30日。これで本当の最後となる。定番地は駅撮りだろうが沿線だろうが、早い時間から混雑するのは前日で分かった。それなら不人気というか、ネットで見かけない撮影地に行こう。
かつで学生の頃、散々小田急を撮りまくっていた時期があった。その頃の記憶を頼りに30日の本運転撮影に選んだ場所は遊園8号～遊園9号の側道。やや線路のほうが高い位置にあるが、3段程度の脚立（高さ1m）を使えば、ほぼアイレベルになる。現地に1時間前の到着。案の定誰も居ない。これならまったりと撮れるだろう。実際に直前まで誰も来なかったし、最終的には5人程度と拍子抜けするくらいだった。
向ヶ丘遊園駅付近で線路内乱入があり、5分遅れで通過した臨時電車。 （2011-01-30 小田急小田原線・向ヶ丘遊園～生田）
背景の住宅も殆ど車体の後ろに隠れ、明治大学生田キャンパスの雑木林だけが背景となった。パンタグラフも架線柱に殆どかからず、一応納得できる写真にはなったと思う。
このさよなら運転で、6連の5000形はすべて引退となった。残るは4連が6本のみとなる。新松田～箱根湯本の区間列車や10両優等運用の付属編成として最後のご奉公だろうが、見かける機会は上り電車のときくらいと考えれば非常に少ない。幼少時から見慣れてきた「小田急顔」の消滅までは、残された時間はあまりにも少ないかもしれない。そう思いつつ、今回の臨時電車の撮影を終了した。
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なお、5268編成の引退によって6連は全廃となり、残るは4連の6本となります。
イベントの少ない冬に、私鉄でも人気の高い小田急のイベントということで、沿線には想像以上のファンが集まっていました。駅撮りの定番と言われる豪徳寺～和泉多摩川では各駅のホーム先端にファンが密集していたのを、移動中の電車の中から見かけました。中でも祖師ヶ谷大蔵と喜多見は50人近くが集まったとのことで、駅員や警備員が監視にあたっていたそうです。
私鉄のイベントだし、大したこと無いだろうと甘く考えていたオイラは少々焦りましたが、沿線なら大丈夫だろうとの予測で百合ヶ丘S字へ。
・・・フェンス沿いに50人以上いるじゃねーか Σ(゜Д゜；
時間が迫っていたので、S字とは反対側の新百合ヶ丘側のカーブへ。ここも20人くらいいて、うまく編成を入れることができません。さよなら運転1発目は正面ドカンに方針変更。
意外と正面ドカンも難しいんだよね。。。俺だけかな？ （2011-01-29 小田急小田原線・百合ヶ丘～新百合ヶ丘）
さよなら運転が2日間やるってことは、唐木田から喜多見へ返却回送あるだろうと予想して、イベントが終わる14時ごろまでドトールで時間潰してから、定番地の遊園カーブへ。本運転ほどじゃなかったけど、最終的には15人くらい集まったのかな・・・
唐木田検車区から喜多見検車区へ臨時回送される「さよなら5000形10連」編成。警戒中のためか、乗務員室にウテシ多数。
（2011-01-29 小田急小田原線・向ヶ丘遊園～生田）
翌30日。これで本当の最後となる。定番地は駅撮りだろうが沿線だろうが、早い時間から混雑するのは前日で分かった。それなら不人気というか、ネットで見かけない撮影地に行こう。
かつで学生の頃、散々小田急を撮りまくっていた時期があった。その頃の記憶を頼りに30日の本運転撮影に選んだ場所は遊園8号～遊園9号の側道。やや線路のほうが高い位置にあるが、3段程度の脚立（高さ1m）を使えば、ほぼアイレベルになる。現地に1時間前の到着。案の定誰も居ない。これならまったりと撮れるだろう。実際に直前まで誰も来なかったし、最終的には5人程度と拍子抜けするくらいだった。
向ヶ丘遊園駅付近で線路内乱入があり、5分遅れで通過した臨時電車。 （2011-01-30 小田急小田原線・向ヶ丘遊園～生田）
背景の住宅も殆ど車体の後ろに隠れ、明治大学生田キャンパスの雑木林だけが背景となった。パンタグラフも架線柱に殆どかからず、一応納得できる写真にはなったと思う。
このさよなら運転で、6連の5000形はすべて引退となった。残るは4連が6本のみとなる。新松田～箱根湯本の区間列車や10両優等運用の付属編成として最後のご奉公だろうが、見かける機会は上り電車のときくらいと考えれば非常に少ない。幼少時から見慣れてきた「小田急顔」の消滅までは、残された時間はあまりにも少ないかもしれない。そう思いつつ、今回の臨時電車の撮影を終了した。
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