平凡な毎日の中で見つけたものは?!

発見、驚き、感動…それにはアンテナ張ってかすかな信号でもキャッチしよう!

越前大野市の「三大朝市物産まつり」と勝山市「ゆめおーれ勝山」

2009-10-30 00:01:15 | 生活・趣味
実家の母の初七日も過ぎたので、
先週の土曜日24日、
私達が行けない時に栗林の世話をしてくれているおばさん
(栗林の近くの畑で野菜を作っている)への心ばかりのお礼の品を持って、
6日以来 後始末もそのままになっていた栗林の様子を見に行ってきました。



↓台風の強風で、栗の幹が折れたようです。 



おばさんの話によると、
栗の木の上部にはまだイガが残っていたらしく、
7~8日の台風の風でかなり落ちたとの事。
でもなぜか翌日には、落ちていたはずの栗実がほとんど無くなっていたと言う。

道路との境に張ったロープは6日に取ってしまったので、
誰かが栗林に入って栗を拾って行ったのかもしれないと、
おばさんは悔しそうに話すので、
(以前に何度か、栗林に人が入っているのを見ていて注意をしているとのこと)



「仕方ないですよ。ずっと見張ってるわけにもいかないしね。
 それに、明らかに管理している土地と分かるのに
 それでも足を踏み入れて拾っていくのは、それだけ栗が欲しいということで、
 その人が全部拾えるわけでもないんだから…。
 うちは栗で商売をしているのではないし、
 また来年も実がなることだから、
 無理に注意をして逆ギレされると怖いしね。
 気をつけてくださいね。」

と、いつも姑が言っている言葉をおばさんに伝えるtokonekoでした。

そのおばさんが、栗林に(勝手に)植えた「イチジク」の木に
今年もたくさんの実がなった。



「ちょうど良い加減の実がついているので、たくさんもいでいくと良いよ」

とおばさんのお言葉に甘えて、遠慮なくいただきました



イチジクの他に大根やキャベツなど野菜もくださったおばさんにお礼と、
11月終わりごろに栗の木の枝打ちに来る予定を告げ、栗林を後に。

帰りに、親戚の製麺所(姑の実家)へ
tokonekoが作った「たくあん煮」のお裾分けを届けに寄ると、

「七間通りで「三大朝市祭り」(24日~25日)を開催していて、
 ○○(ダンナの従弟)が蕎麦コーナーでお手伝いしているから行ってきたら。」

と、従弟嫁さんが言うので寄ってみることに。

↓蕎麦コーナーで ソバ茹で係りで忙しそうな従弟。



せっかくだから、「おろしそば」食べてきました。美味しかった

いつもは静かな、小さな城下町の通りにたくさんの人出でとてもにぎやかでした。





同じ日程で大野市の山間部 和泉村では、「九頭竜紅葉まつり」が開催されていて、
こちらも多くの観光客で賑わっていたようです。

帰路は勝山市の知り合い宅に寄った後、
「ゆめおーれ勝山」のカフェ「エグエグ」のおり姫ロールとエッグプリンを買って帰宅。





おりひめロールはシンプルなロールケーキだけど、
口当たりがとてもまろやかでおいしくて、1本800円ととてもお徳な感じです。
エッグプリンは1個250円で、小さめだけど卵の風味が良く出ていて
とても美味しい蒸しプリンです
残念ながら、ケーキとプリンの画像は撮り損ねました


コスモス いろいろ(福井市宮ノ下コスモス広苑)

2009-10-22 13:47:11 | 季節(景色・空や海・虫・植物等)
コスモスのお花もそろそろ終わりの時期になりましたね。

足羽川の河川敷では
セイタカアワダチソウや女郎花の黄色い花や
ススキの白い穂が風に揺れ、
ご近所の庭先からは金木犀の良い香りが
しっかりと漂ってきています。

一段と秋の深まりを感じるこの頃ですね。

さて前記事では、勝山市のコスモス畑をアップしましたが
今回は遅ればせながら福井市のおなじみ、
「宮ノ下コスモス広苑」のお花達です。



実家の母を見舞に行った帰りに時間がある時、
どのくらい咲いたかしら?と見に寄っていたのですが、
今年はいつもより開花が遅いみたいなところへ、
台風18号の風でだいぶ倒れてしまったようです

画像は、実家の母が亡くなる3日前の10月6日に撮ったものです。

「世界のコスモス」というコーナーのお花達です。



いろんな種類があって、とてもかわいいですね
トップ画像の「日の丸」が、tokonekoのお気に入りです

さて皆さんは、どのお花がお気に入り?



























↓は、母の葬儀の日のサンセット。きれいでした




秋桜(勝山市野向町薬師神谷) 2009

2009-10-19 09:31:24 | 季節(景色・空や海・虫・植物等)
すでに10月も半ばを過ぎ、街路樹の木々も紅葉し始めています。

栗林の作業も例年よりちょっと早め(6日)に終えた今年でしたが、
前年の枝打ちや梅雨前のアブラムシへの薬剤散布、
伐採した枝葉やイガを燃やした灰や灰汁の栗木への散布が功を奏したのか、
昨年よりも心なしか大きめの栗を、量も多めに収穫できました。

今年もまた大きめ栗はご近所や知人にそのまま生でもらって頂き、
残りは鬼皮、渋皮を剥いて冷凍保存したり、親戚や知人にお裾分けしました。
三日に一度の収穫作業と残り二日の栗の皮むきは毎年ながら大変ですが、
小さな栗でも美味しいと言って喜んでもらえるので、
頑張って栗林の世話と皮むきに励むtokoneko一家です。

栗の時期が終わる頃、コスモス畑が見ごろになります。
今年も栗林から自宅へ帰る前に、
何度か勝山市野向町薬師神谷のコスモス畑を見てきました。



9月末はまだちらほら咲きで、今年も花付が悪いのかしら?と
思っていたのですが、
10月に入ってからはお花も大きく、色も鮮やかで
見頃の11日「コスモス祭り」にぎやかだったでしょう。
(台風18号の影響で、宮ノ下コスモス広苑のお花達は倒れていたそうです)

栗林の世話の合間(三日に一度)に、入院中の実家の母を見舞っておりましたが、
この9日午後3時3分、87歳の生涯を安らかに終えました。
例年ならまだ栗林の世話に通っている時期ですが、
今年はダンナの半日人間ドッグ予定日だったので、
長兄から、母の容態の急変したと午後2時前に連絡があったので、
ダンナの帰りを待って病院へ急行、駐車場に着くころに
母は息を引き取ったそうです。
次兄も外回りの仕事中だったので急いで帰宅し、
次兄嫁を連れて病院へ来るのが私より1時間遅れになってしまいましたが、
共に実家へ母を連れて帰れたのが慰めでした。

前日の8日午後、母を見舞った時、4人部屋から個室に移動していたので
それなりに覚悟はしていました。

実家は農家相手の商売をしていて、この時期とても忙しく、
特に会計を預かっている兄嫁は毎日母の見舞いと家事、家業とで
大変だったろうと思います。それをサポートしてくれていた次兄宅では、
次兄の仕事も大事な時期を迎えていて出張が多く、
昨年嫁いだ次女の出産が迫っていたり(2日無事出産♪)、
そして私は栗林の世話と、全てが重なっていた時期でした。

実際、9月末までもつかどうかと医師の話だったので
母としてはもしかしたら、私達子供の状況を気遣って、
すごく頑張ってくれていたのではと、兄達家族と話しています。

最後の見舞いの時、いつもは涙など出ない私が何故か、
やせこけた母の顔を見て涙が流れて止まなかったのは、
最後のお別れと感じていたのかも知れません。
そして、いつも私を病院へ連れてきてくれていたダンナが
「久しぶりに、おふくろさんの顔を見ていくかな!」と言って
母の顔を覗き込んだ時、
「分かる!○○さんよ」と私が言うと、
にこっとうれしそうに笑ってくれたのが、今も心に焼き付いています。

納棺の時、納棺師の方が化粧をした後
「口紅を引いたら、笑顔になられましたよ」と言ってくださいましたが、
母の顔は、その時の笑顔でした。

母ちゃん、今までいっぱい愛してくれて、ありがとう。合掌       

    秋桜の  薄紅さして 母逝きぬ   tokoneko詠む
 
    旅立ちの 母を見送る 赤とんぼ   tokoneko詠む 
  


    金木犀  天寿の柩に 沈めをり   紀美子(親戚)詠む