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赤ずいきの酢の物「すこ」

2009-08-26 21:21:30 | 食べ物
朝夕 とても涼しくなりました。
赤とんぼも飛び始めました。

稲刈りが始まった田んぼの上空を
ツバメ達がそろそろ旅立ちの用意を始めたのか
せわしなく飛び回っています。

夜、クーラーを切って窓を開けて寝ると、
明け方は寒いくらいで
油断すると風邪を引きそうです。
実際、仕事から帰ってきたムスコが体調不良を訴えていますが
新型インフルエンザでないといいんだけど…
こちらでも、近い範囲で新型インフルエンザの感染情報が聞こえてきます。
手洗い、うがい等、できることから予防に努めたいですね。

季節の変わり目、体調管理難しい時期、皆様くれぐれもご自愛くださいね。


さて、先日実家へ行った際、赤ずいきをもらってきました。
かなり太目の立派な赤ずいき。
特別美味しいものではなく、季節を感じる食材ですね。



皮をむいて、適当な長さ、幅に切って、お味噌汁の具や酢の物に使います。
実家の亡父は、特にお味噌汁が好きでした。アクが強いのでエグミがありますが
根っこのガシラ(芋部分)も具として使うとさらに美味しいです。

ちなみに、青ずいきの根に出来るお芋が里芋です。赤ずいきは茎を食べます。

実は今年に入ってぐ っと弱った母でしたが、
夏になって食が細くなっていたのがほとんど食べれなくなったため、
点滴等の治療で今月お盆の日、とうとう入院となりました。
入院して10日余り、少しは元気が出たようですが、残念ながら
これ以上の回復はあまり期待できないようです。時間が許す限り
母の顔を見に行っているこの頃です。


その実家の母に教わった、酢の物「すこ」を作りました。

*甘酢を用意しておく。(酢:砂糖=3:2)
 酸っぱいのがお好きなら、酢だけでも良い。
 
①指をアクで真っ黒に染めながら、
 茎を適当な長さで折るのと同時に皮を剥きます。

②剥いたものは、水に放ちアクを抜きます。


 
③2度ほど水を替えて、水分を切ったものに少々塩をふり、
 (強く長くもむと柔らかくなりすぎる)そっともむと黒いアク汁が出るので、
 軽くしぼります。(この時水でさっと洗っても良い)

④軽くしぼったものを、鍋でからいりして水分をさっと飛ばします。

 

⑤細火にして、お好みで味付けをします。
 tokonekoは、お酒少々、砂糖少量、しょう油少量で薄味にします。
 甘辛なお味が好きな方は、砂糖多め、しょう油、塩少々。
 しょう油が多いと色が悪くなります。



⑥さっと混ぜ合わせて、火からおろす。
 熱いうちに、用意しておいた甘酢を回しかけ混ぜます。
 酢を使うので、できればステンレスかホーローの鍋またはボールを
 使用してください。
 すぐに蓋をして、冷めるまでそのままおいて置く。
 (途中、甘酢がからむように2度ほど混ぜると良い)



⑦出来上がり。時間を置くほど、紅く染まります。
(今回は、酢の量が少なかったのか薄紅になりました)



なかなか母のように、色鮮やかに仕上がらないものです。
ずいきをもむ力、酢の量、入れるタイミングなどなど、
作る度に違って同じ味になりませんが、これからも母直伝の味を
作り続けていこうと思うtokonekoです。




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