トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

暫定税率

2008-04-30 21:34:36 | Weblog


ガソリンの暫定税率が復活しますね。
ニュースでは買いだめする人たちの話題でもちきり。
という私も買いました。
離島なので内地で買うよりは輸送コストがかかって割高なのですが、それでも税率分は安い。
ガソリンスタンドで車に直接入れるのと違って、ドラム缶200Lです。
セルフスタンドで容器に買いだめしていたお客が失火したというニュースもありました。ポリタンクには危険ですから絶対に入れないでくださいとキャスターが言っていましたが、ここでは日常茶飯事のことです。

リサイクル発進っ

2008-04-29 22:43:05 | Weblog
今日は海に飛び込みたいくらいのいい天気。
ゴールデンウィークが始まってるようで、観光のお客さんもちらほら。
私といえば午前中いっぱい仕事で、午後は今年度初のリサイクル資源・不燃ごみの収集に役員として取り組みました。
港にセットされたコンテナに分別をチェックしたものを計量して積み込んでいきます
今回は1ヶ月以上分のゴミがそれぞれのご家庭にたまっていたので、コンテナぎりぎりまで詰め込む形になりました。
もっとばたばたするかと思いましたが、そんなことはなく、洗浄も分別もまあまあの出来でした。
ただ、業者さんが島を去る前に捨てていったものや自動販売機そばに捨てられてあったものはひどく、洗浄していないのはもちろんタバコの吸殻入れになってしまっている空き缶も大量にありました。そんなものは不燃ごみとなりました。
特に混乱もなく、また手伝ってくれる方も多く、2時間用意していましたが駆け込みの人を抜かせばだいたい1時間半くらいでめどがつきました。
他の島はどうだったかな?リサイクル委員たちがんばってるかな。
明日の上り便で搬出し、その次の日かに鹿児島の港で引き取り業者さんと役場の住民課の職員さん立会いの下、品質が判定されるのです。おおコワ。
意外だったことがあります。それはリサイクルは大切だと言っていた人があまり芳しくない分別をしてきた一方で、この人はリサイクルなんて興味ないだろうなと思っていた人がきちんと分別してくれていたことです。田舎の人だからとか都会から来た人だからとか年齢とかはこの問題にはあまり関係ない感じがしました。


選挙の結果ですが、昨日の9時開票で、ものの数十分で結果が出ました。
現村長が当選しました。村長はこれで3期目です・・・・。

選挙とリサイクルがすんでちょっと肩の荷が下りた気分です。




投票日

2008-04-28 00:28:45 | Weblog
ここのところいいお天気が続いています。助かる。
だいぶパソコンご無沙汰でした。
今日(4月27日・日曜日)は村長と村議員を決める投票日でした。
議員は中之島からは4人立候補しました。各島からもそれぞれ立候補がありますが、遊説は自分の島の他はしないようで、他にどんな人が
立っているのかはよくわかりませんでした。だいたい40票くらいが合格ラインだそうです。
村長は現職と他に1名再挑戦の立候補者の合わせて2人が立ちました。それぞれ普通の車ですが遊説カーで各島をまわったようです。
選挙に際して特別に“選挙便”というダイヤが組まれており、口之島・中之島を告示後の午後から、翌日にあとの5島を1日で回ったようです。
今日は投票時間午前7時~午後4時で、それを待ってフェリーが投票箱を回収してあがります。中之島には23時過ぎに、明けて0時に口之島に到着後停泊し、
28日は13時ごろ口之島を出て19時過ぎに鹿児島に到着する予定です。長旅だね。
中之島の議員候補者は地元の人としてお付き合いしている方たちなのでだいたいの特徴・人となりはわかります。
それぞれにみな良い人たちなので、都会での誰だかわからない人たちに投票するのとはだいぶ違いました。



資源

2008-04-28 00:26:58 | Weblog
奄美大島でヤギが増えて困っているというニュースをまたやっていました。
貴重な植物や作物を食べてしまったり、崖を崩落から守っていた植物を食べつくしてしまうことが問題になっているようです。
中之島でもヤギが増えたと地元の人は言います。以前は見かけなかった場所でもいると。奄美のヤギたちはどうやら西洋種のようで真っ白な体色ばかりのようでした。
トカラヤギの毛色は様々で、黒いもの・まだら・茶色などが見られます。
トカラヤギは肉用種です。島の人も「肉」になっていれば食べるのですが、殺生を嫌ってさほど活用することはありません。
以前鹿児島大学の教授が他の地域での需要を見込んで村にヤギ飼育センターを建てさせたのですが、そのときの出荷方法が生体のままでした。
しかし当時を知る人によると生体では輸送コストがかかり、また着いたときには痩せてしまっていたというのです。飼育センターはいまはありません。
たぶん、島で肉にできればもっと違ったのかもしれません。
一般的に販売用に食肉にすることは設備や資格が要ると聞きます。
島でも以前は豚を各家庭でも飼育しており、お祝い事や多くの人が集まるようなときにはふるまわれていたそうですが、現在は法律の面と島外から簡単に手に入るようになったことでもう飼われることはなくなりました。

島でとれる資源の活用にはさまざまなアプローチが考えられます。でもそこにいたるまでの工夫と資力と人手がないのが現状だと思います。
また需要と供給にバランスが取れるのかということも。例えば特産品のフルーツでも規格外で捨ててしまうものを加工品に利用すればまた利用価値が付くのですが、
作物自体の生産に手がいっぱいというかんじです。

あかがにあう

2008-04-20 20:11:13 | Weblog
赤は身につける人を選ぶ色ですが、坊にはよく似合う!
最近の引き馬練習もGOODです。
あかちゃんにちょっかいをかけるようなこともなく、仲良しです。
たまにですが私が坊やひなをつれて歩くと、ちょっとの距離ですが興味津々とばかりに付いてくる様子も見られます。
そんなときは興奮してぱかぱか駆けたりします。
春の陽気にぴったりのシーンです。

温泉

2008-04-20 20:02:35 | Weblog
中之島の温泉は硫黄泉で、お湯ははじめは透明なのですが入っているうちに温泉成分で白濁します。24時間無料で入れます(掃除のあとはお湯がたまるのに少し時間がかかりますが)。
東地区と西地区の住民がそれぞれ当番制で清掃をしており、大切に使っています。高尾地区は毎日入るのには少し遠いのでちょっと残念です。
最近リサイクルを呼びかける張り紙を温泉に張ってもらいました。ペットボトルや空き缶などを温泉の清掃のゴミバケツに入れることなく、持ち帰ってもらえるようにです。ところが、最近入浴客に呼びかけるこうした「お知らせ」が多く、浴室中張り紙だらけになってしまいました。
きちんと使ってくださる方にはうるさいなあと思われるでしょうが、温泉に来る人はけっこういろいろな方がいて、たまにとんでもない使い方をした話を聞いたりするので無理もないところだと思うのです。
住民の全部が全部正しいとは申しませんが、お叱りを承知で言わせていただくと観光でいらした方が洗濯をしたり、工事関係の方がどろどろのままかけ湯もせずに浴槽に飛び込んだり、漁船関係者が眠ってしまったり。
特に温泉専任の管理人を設けているわけではないので、住民が対処するしかないといったところなのです。

2008-04-18 06:52:25 | Weblog
今日は久々の朝焼けで気持ちがいいです。
でも来週はまた天気のよくない日が多いらしく、貴重な晴れ間となりそうです。
寝ても寝ても眠たいのは一年中ですが、最近はひどくて睡眠障害があるのではと自分で疑うくらい。
昨日の晩はソファーでぐっすり、電気つけっぱで。

しゃっくの目の傷、治りました。

リサイクル

2008-04-17 01:45:25 | Weblog
雨が続きます。
今日は今月から村の取り組みとして始まる資源ごみのリサイクルについて説明会を開きました。足場が悪い中住民の皆さんに集まっていただき、私(リサイクル推進委員)のつたない説明を聞いていただきました。
いろいろ問題は出てくるでしょうが、やっぱりどうにもこうにもやってみなくては始まらないので、今日のところはざくっとした感じです。
リサイクル品目については
●缶→①スチール②アルミ③その他の食用缶
●ビン→④生きビン(一升瓶・ビール瓶)⑤透明ビン⑥その他のビン
●ペットボトル→⑦飲料用⑧ドレッシングなど油用
●プラスチック容器⑨
●紙類→⑩ダンボール⑪新聞・チラシ⑫紙パック⑬雑誌・その他

これ以外に不燃ごみと粗大ゴミを1ヶ月に1回集め、コンテナに収納し鹿児島に上げます。
鹿児島ではリサイクル業者と村役場の人立会いの下、資源としての評価がされ引き取られます。

今まで燃えないゴミとして山に投棄していたものはその大部分がリサイクルと不燃・粗大として持ち出されることになります。
ただ、問題はそうした一方で焼却炉で燃やせると認定された可燃ごみが増えてしまうのです。
これまで山に放っていた衣類や毛布、プラスチック製品は可燃として出していいことになったのです。
ゴミ処理担当の人はそれにご立腹で、ひとまずどれだけ負担が増えるのか様子を見て欲しいとお願いしました。
また問題になってくるのは島外の人が持ち込んだり出したりするゴミの処理です。観光客はそれほど多くないですが、目立つのは業者さんです。
自販機で買ったものをポイ捨てしたり、可燃物収集場所に捨ててしまったりもみうけられます。
自販機の所有者や宿泊施設の人に負担がかかるのではという議論にもなりました。役場としては自治会内で治めて欲しいらしく、具体的指示や方針は示されなかったので、今後の課題になるわけです。

1年2年経てば分けることが当たり前になってくれていることと期待します。それまではあまりあせらず。