トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

みっ緑のキョロちゃん!?

2007-05-30 22:10:00 | Weblog
昨日は降ったも降った。おとといからの雨が続いて十島村だけに大雨洪水警報と他注意報・・・。
夕方6時ごろやっとやんで、もうまいりました。
雨の中カッパでしたが濡れて、家に帰って少しだけ頭痛。いや、家(雨を防げる空間)ってほんとありがたいと思ってしまいました。私一人、まるでトカラ馬のように大地に放り出されたら、どうやって2日間にも渡る豪雨をしのごうかと想像をめぐらしました。
家という発明品(?)すごいなあー(私は小学生か)、でもほんと感謝だなあ、だって小鳥も馬も風雨の中なのに。
今日は一転快晴。気温も高く、汗だくです。そろそろ海行こうかな。

先日ラジオの番組で「美」に関しての講演を放送していたのを流し聞きしてました。
その中で、「美しいもの」とは単に見て感じるものではなく、五感で・体感して感じるものであるということが述べられていました。
例えばある人に、あなたが美しいと思うものは何ですかと聞いた時「それはクリスマスツリーだ」と答えたそうです。
ツリーに飾られたイルミネーション、外は寒いのに家のなかは暖かで親しい人々が集う。その空間の象徴を美しいものと言ったわけです。
美しさはそして人間だけが感じるものではなく、生物が本能的に持っている“健全を求める感情”の現れだというようなことも言っていました。
つまり孔雀の美しい羽はそれが健康なオスを象徴するものであり、青い空・緑の木々はそこに行けば安全快適であるという状況を示してくれるものだということです。宝石や化粧はその起源にパワーや魔よけの意味があり、これもよく生きるためのものであるといいます。

人間は複雑な思考回路を持っているので「滅びの美学」だとか「けだるさ」「退廃」にも美を感じてしまうようなところがあります。
それもありとしても、自分のなかで美しいと思える何かをいっぱい持っている人はきっと豊かな人なんでしょう。

私の気になる詩の一節にも〝美しい花を見た。誰かがわたしに、この世界を気に入ってもらおうとしているように感じられる〟というのがあります。

そういう瞬間をもっと感じられるように。


母から愛の荷物。その中にまた新作のお菓子。緑のキョロちゃんって・・・。コアラのマーチもなに、この味は。
文明(進化)を感じる。
生協しかとっていない私としては、CO-OPブランド以外に疎く・・・、その分新鮮さが感じられていいのです。

つゆ到来

2007-05-28 21:56:24 | Weblog
観光情報を探してご覧になられている方へ

ちょっと弁解

よくブログを読んでくださっている方はお分かりですが、流し読みの方に申し上げます。
私は変わり者で(島にIターンする人はどこか変わり者・・・あっゴメンねみんな)、島の中で価値を置くものの基準がちょっとだけ特殊なのです。

島民の多くはたくさんの人が訪れるイベント、日蝕のイベントも大歓迎だし、役場ともそれぞれいい関係があります。

トカラや中之島の観光情報を求めていて、偶然ここにやってくる方がここで私が思う島の問題点なんかを読んで、観光の夢を壊すことになってはいないかなと心配します。ガイドという趣旨では書いていないので、美しいこと楽しいことだけを書けたらどんなにしあわせかなと思うのです。
馬も余計な知識のないまま何も知らずに見られれば、ほんとうにいい風景なんです。

気持ちをほぐしに島に来られる方にはぜひその希望をかなえてほしいです。
トカラの島の魅力はたくさんありますので、いっぱい見つけてください。

・・・と前置き(はじまっちゃってるから中置きか)をしておいて、ブログ、このまま続けます。

鹿児島市28度?熊本市30度?乾燥注意報!?
何を言ってるんですか、とうとう来ましたいやな季節が。梅雨梅雨。
今日も一日中雨。気温だって20度前後くらいしかなかったのでは。梅雨に神様がいたら中之島は避けてほしい。
今は子馬がいるから。雨が降らないならないで大変なのはわかっているのですが、どうせ降るならもっとあったかい優しい雨にして。高尾のは風が雨粒をつかんで剛速球でぶつけてくる。
夕方見に行くと大丈夫そうにはしていました。梅雨を越す体力を身につけてくれているといいなと思うばかり。人間はホントにこれっぽっちもしてやることがない。
ローちゃんのお腹も心配しつつ見守るだけです。
牧場に水が溜まりはじめ、また池になっています。北の男の子の牧地は川のように水が流れていました。去年はどっぷり水に浸かった箇所があったので、今年もかなと思っています。

天気予報の悪い知らせ。奄美地方にどっかり居座る雲雲。やなやつ。
今日発のフェリーは欠航です。

島のちょっとした異変はトビウオがまだ産卵に来ていないこと。
例年ならもうそろそろトビウオをすくいに行ったという話が出るのですが。
海流の流れる位置がいつもと違うのかな。

天体観測

2007-05-26 21:18:41 | Weblog
田舎暮らしをしたら自然のもので何か作りたいというのが夢でした。
とりあえず素材調達。
皆様にお見せできるものはできないと思いますが。
窓を開ければ大自然。週末何時間もかけて郊外に行かなくてもそれを感じられるのが、小さな小さな特権でしょうか。
空気も星もきれいだと思います。
中之島にはふるさと創生事業で交付された補助金で建てられた天文台があります。
観光客で島に訪れた際に1度だけ行きました。ちょっと利用しずらい理由が(設備の問題ではなく)あるので、島民になってからは行ってません。残念なことです。
日本でも有名な製作者作の望遠鏡で大型のものらしく、管理にも相当お金がかかっています。これも教育委員会管轄なので、トカラ馬管理に影響があるといえばあるものです。
子どもの頃、母親によく今はなき渋谷駅前の五島プラネタリウムに連れて行ってもらっていました。また、神奈川県の陽光台にあった子ども科学館にも行きました。星座の説明などを聞いて東京で実際見る空と違う夜空をいつか見てみたいと
思っていました。
大学時代北海道で見た満天の星と天の川の記憶はいまでも鮮明です。大人になって本物の星空を体感できたからか、行く相手がいないからか(!)最近はプラネタリウムにはまったく足を運ばなくなりました。最近は投影機の技術が数段進化し、またCG等を使った画面作りがすごいそうですね。

天体観測の世界では2009年にトカラが世界に一躍有名になることが起こります。日蝕です。
トカラ列島、特に悪石島沖で世界で一番長くその日蝕が観測できるそうです。
全然ピンと来なかったのですが、先日下見に中之島に来た方に写真を見せてもらいました。真っ黒い太陽の周りに得体の知れないオーラが写っていました。実際はもっともっと神秘的な世界になるそうです。みんなが注目する理由がわかりました。
日蝕マニアという人々がいて、観測のために可能な限り世界中をまわるのだそうです。すごいね。
雨が降ったらどうするんですか?と聞いたら、それでも行って損したという発想にはならないそうです。
その人は2009年のトカラにも興味があって来てみたが、現実的には交通の便のよい香港(?だったかな中国の都市の名前だった)にするかもとのこと。
それは役場も考えていて、狭い人口の少ない島に大量の人間が流入する自体を想定しなくてはいけないそうです。
宿泊施設・し尿処理・食糧・ゴミ等々。
来月から業務委託する旅行業者を選定するそうです。想定される事態に対策をとるのは当然ですし、なんと言ったってトカラ(十島村)が広く知られることでもありますし、そりゃがんばらなくてはいけない問題なのかもしれませんけど、でも、やっぱり思うのよね、雨降ったらどうするの?
そして日蝕の数分間が終わった時、十島村にそして島に何が残るの?
日蝕のイベントに踊らされて後回しにされてきた問題が噴火する気がする。特に馬(←これしかねーのかよってゴメンね)。


子牛と呼ばれる犬

2007-05-26 21:16:58 | Weblog
岩場・森・竹やぶ、どんな困難な場所にも一生懸命ついてきてくれる私の相棒。
さすが災害救助犬にも用いられる犬種だっ。えらいぞ。
でも、最近我が出てきた・・・拾い食いはやめなさい。

name

2007-05-25 22:26:17 | Weblog
今日は温泉掃除当番でした。
夏時間(4月~9月)は男女かわりばんこに毎日8時から清掃時間です。
冬に比べて夜でもだいぶ暖かくなってきたので、水を使った作業も楽になりました。
掃除の人はたいてい「しまい湯」をして湯船の栓を抜くので、最初は体がぽかぽかなのですが、冬はすきま風がさむい。夏はデッキブラシでこすっているとせっかくの風呂上りなのにまた汗。いまがちょうどいい時期かも。
集落の各家庭持ち回りでだいたい1ヶ月に一回のペースでまわってきます。
高尾の集落の人は温泉まで距離があるせいか、ほとんど利用しません。もったいないと思いますが、遠いという理由の他に硫黄の匂いがダメという人や他の地区の温泉だから遠慮があるなどわけがあるみたいです。
昨日書いた座談会で出た話。今まで温泉に使用していた上水道は無料でした。島民・それ以外の人が無料で入れている理由です。歴史的にみて島民の生活の場からお金を取る考えが当時なかったからではないでしょうか。
ところがこの財政難の折、村はとうとう水道料金を取ることを検討し始めました。東の温泉はその利用する頻度から年間50万以上の水道利用料がかかるそうです。・・・どうするの50万。各戸で割ったら一戸あたり1万数千円/年になるとか。まあ、自分の家のお風呂を毎日利用したら水道代なんてそのくらいはあたりまえですし、使っているのだからお金を払うのもあたりまえの話ではあるのですが。
温泉には島外の人からや折々に寄付が集まります。数百円から数千円と幅はありますが、名前を届ければ温泉内の寄付者のボードに名前を記載してくれます。その寄付金が年間30万くらいあるそうです。ところが、それをそのまま使えないのは、毎年修繕費用がかかるためです。なんと言ってもいちばんの理由は台風被害。去年は東の温泉は大打撃でした。
一ヶ月ほど利用できませんでした。村の持ち物ではなく集落の施設なので修繕費用は全額集落もちになります。
村は「見舞金」という形で少し援助してくれます。寄付金は主にそのために使われます。
さあ、温泉を有料にするのか、はたまた上水道をやめて山水にするのか、各家庭が負担するか、今後役場と地区の話し合いが続きそうです。

この間配られた教育委員会広報誌(紙)のすみっこに「子馬の名前募集」とありました。
つまりまだ子馬は名無しちゃんです。
おととし、私が島に来た年に死んだ若い雄馬で「イチロー」という子がいました。この子とあきちゃんは今の現場管理者さんが付けた名前です。
あきちゃんは正式名「秋山」もとダイエーホークスの選手からとったそうです。
残念ながらこの人とは完全に価値観が違う。
私は今後もあきちゃんのことを「秋山」なんて呼ばない。
その管理者さんが去年3日で死んだ子馬に自分なりの名前をつけていたそうです。
だから私はそうせずに正式な名前が決まるまでは待とうと思ったのです。

でもちょっとひらめくものがあったので、「ひな」ちゃんと呼ぶことにしました。
このブログでひなって言ったらマリーの子馬のことだと思ってください。応募してみよう。

村政座談会②トカラ馬問題

2007-05-24 21:45:13 | Weblog
あまりにも島の諸問題が多いため、トカラ馬に関して「あんた達、どう考えているのよ!」とは言い出せませんでした。
事前に質問事項を出しておけば発言できたのですが。
でもね、きっと答えは同じなの。そして私も考え方を変えつつあるのです。役場になにか言うより「自分が何かしろ」という気持ち。
今回の全ての議題・討論でもそうゆう気持ちをもって聞けたので、ちょっとは楽だったのです。

会終了後教育課長にききました。
文化財保護対策(トカラ馬関連)で今年ついた予算は179万6千円、
その内雌馬を島外から導入する予算は70万円だそうです。もっと予算があればよかったのですが、県が出してくれるという補助が35万円だそうで、この金額もこれ以上は出せないということだそうです。
そして、私が雌馬導入で思い描いていた夢のような話はまったく見当違いでした。私は少なくても4~5頭は来ればいいなと思っていたのですが、いえいえ、2頭、予算の都合で1頭になるかもだそうです。あれれ、なんねそれ。そして、もっと悲しいお知らせは、鹿児島大学入来牧場では馬を出せない(物理的に)といっているそうです。そのため開聞(岩崎産業)に話を持っていったら、コスト含めて入来牧場での1頭の予算の83倍の値段を提示されたそうです。
そのため県を交えて公的な事業ということで話を持っていくつもりだそうで、まあ1年間くらいはかかるのだとか。
さすがに民間の会社はコスト管理が甘くないね。ウン百万円でメス1頭、乗用の洋種馬なみだね。
入来はつまり、馬を捕まえられない・馴らすことができない、のだそうです。運搬はトラックが借りられるそうです。
~ねえ~、トカラ馬の有効利用なんてえらい人が書く文章からは程遠い現状なのですね。
でも、現状がわかってよかった。
私も馬をもらうなら「くれっ」て頼んでないで、取りに行かなくちゃいけないみたいです。

それと以前私の発言で大変ご迷惑をおかけした鹿児島大学の獣医師先生ですが、馬導入に関しては意見をしていただけるそうです。
ただ、今年度の健康調査は見合わせるということになったそうです。

今日は午前中雨が降りました。
畑をやっている人は恵みの雨、「もっと降れ」だったそうです。外回りの身にはきつかった・・・。
霧雨で薄日が出たり、ひどく打ちつけたりと気まぐれな雨でした。午後は日が出て、そのため湿度が高くむしむしでした。
座談会会場は冷房が入っていました。

座談会。けつろん。
役場は村民のことを考えていますといい、それは本当なんだろうけれど、村民側の“村民のため”とは目線が違うのでしょう。立場が違うんだから。
同じように村民自身もそれぞれ考えている目線が違っているんだろうと思う。
だから意見が平行線になる。融合点を見つけるのにはもっと回数と粘りと声の張りが必要なんだなあ。お互いの。
7つの島で島×7の問題が提起されるのでしょうし。
みんな島を良くしたがっている、そうゆう時間でした
「希望すること」がなければ不満も生まれない。

村政座談会!

2007-05-24 21:43:42 | Weblog

今日午後1時半から午後6時近くまで中央公民館で島民を集め村政座談会が行われました。
私は初めての参加。初めてだからと、教育委員会とのかけあいの経験があったので、面白かったです。
「してほしい」島民と「してやりたいけどむずかしい」行政側の打打発止。
役場出席者をご紹介します。うち(村)の責任者です。
奥から教育総務課長(教育委員会)・経済課長・マイクを持っているのが村長・副村長(もと助役)・住民課長・そして残念ながら見切れてしまいましたが、もう一人総務課長以上6名。
責任者さんたちは各島でこの会を7回もやるのですね。

最初に村がおかれている困難な状況(財政)が説明され、村が今後していかなければならない対策が説明されました。
自主財源のわずかな村であるということ、国の方針で地方自治体財政が変化すること、住民にかかる負担のこと等々。

その後住民からの意見に行政側が答える形で会は進みました。
どこの道路を整備してほしいとか、公共の設備が民間に管理を委託されている件での予算問題とかが議題に上がりました。
その中で私が面白かったものを
○職員の給料問題
質問趣旨「村行政は島民に対し予算削減を強いているが、鹿児島に居住し鹿児島市並の給料を得ている職員は大変恵まれている。全国平均で所得の低いとされる島民にサービスの削減を迫る前に、自らの給与体系を見直してはどうか」
回答趣旨「職員はすでに給与を引き下げており、また職員数も減少している。60歳以上の職員には昇給もない。課を統合したことで効率性も高めている」
住民反論「引き下げた現行ですらなお、島民との所得の開きが大きいのではないか」
村反論「職員数が減ったことで一人当たりの業務が多くなり、残業もしている。業務にみあう一人当たりの給料を支給できなければ人員を増やすことで補わなければならない。その方が予算がかかる」
○職員の教育
質問趣旨「ゴールデンウィークに市場がお休みになりビワの受け入れができないと出荷直前に役場担当者から言われた。汗水流して用意した生ものであるビワを捨てろといっているのと同じだ。別のルートで市場にかけあったら冷蔵庫に受け入れ可能だということだった。職員はもっと島民の気持ちをわかってほしい」
回答趣旨「役場職員はちゃんとした研修を鹿児島や中央で行っている。もし、そうゆう職員がいて事例が発生したらその場でその上の課長や副村長に相談してほしい」
○役場移転
質問趣旨「これだけ人口流出・予算削減を叫ぶのならば、村役場を村内に移転すべきである」
回答趣旨「我々も役場が村内にあるべきだと考えているが、現行での利便性とともに庁舎移転には庁舎建設・職員住宅建設・通信設備の構築など諸経費に20億円かかる。村民の福祉の予算もなくなってしまう。財源がなくできない」
○観光
質問趣旨「村に観光客が来ても特別案内するところがない。役場主導で観光インフラの整備の整備をしてほしい」
回答趣旨「島に来る人は整ったインフラを求めてくるのではない、島の人の人情や自然を見に来るのである。島のいいところは島に住んでいる人たちがよくわかっているはずだから、島の人が声を出してほしい」
○ブロードバンドの可能性
質問趣旨「島のブロードバンド化はいつごろ可能か」
回答趣旨「島にブロードバンド設備を構築するためには見積もりで6億円かかる。国が補助してくれるが村側の持ち出しも多い。国の政策「日本全国ユビキタス社会」
や2009年の日食イベントを控えているため、今後特別予算を国にはかっていきたい」
○七つ山キャンプ場
質問趣旨「七つ山キャンプ場ひどい状態で放置されてるが、どうするつもりか」
回答趣旨「もうすでに村の公式ホームページから削除してあります。(放棄したという意味だと思う)」

その他、なんと資源回収(空き缶・ペットボトル回収)は中之島だけ取り組んでいないことが発覚!ショック~。
「七島だけれど心は一つ」というスローガンとは程遠いですね、となりの島のことはまったくわからない。これは役場が教えてくれないといけないことでした。
現行でしかならないものだと思っていました。回収には地区での話し合いが必要だそうです。

役場の職員に会える機会は少なく、こういった議題を討論するなんて年にめったにありません。役場の人が仕事で島に来ても、その仕事を終えれば帰ってしまうから
です。だから住民側も必死です。討論の場が少ないため毎年同じ議題が上がり、毎年「善処します」で持ち越される問題も多いみたいです。


乳と歯

2007-05-23 20:55:36 | Weblog
朝、出勤前自分で食べる用の竹の子をちょびっととりました。
皮をむいてみると、あ、青いからこれは馬にあげよう、あ、これは虫が食っているからこの部分を捨てて馬にあげよう、、、
と、いつの間にか全部馬用になっていました。とられた。
その前にとってあった竹の子、炒め物にも煮物にも飽き、とうとうカレーに挑戦。竹の子カレー。
うん・・・微妙。ごはんと食べたらなんとかいけたけれど、パンに合わないカレーって・・・。
今度は佃煮にしてみよう。

子馬の歯、立派なのがはえてますよ。
私が確認できるのは上顎切歯と下顎切歯だけですが。
お母さんは乳を飲まれて痛くないんだろうか。加減しているんだろうか。
人間のお母さんはなかなか乳離れしない子どもをわからせるために、乳首にわさびを塗るって聞いたことがあります。
うちの子馬はまだ飲んでてOKよ。
乳の成分は血液と同じ養分だとか。私たちは牛の乳を分けてもらっているわけですが、すごい栄養価のものを飲んでいるんですよね。

馬も乳歯があって、たいてい5歳までにはえかわるそうです。
人間のことですが、私はてっきり乳歯は必ずはえかわるんだから、少々の虫歯はいいんだと思っていました。
ところが、永久歯は乳歯と連動していて虫歯もうつってしまうということ。
考えたらそうですよね。小さい頃からの歯磨きの習慣って大切なんだと思いました。歯は命。本当です。
人間がこれだけ長生きになれたのも歯を強く補う技術があるからです。江戸時代にもう入れ歯があったとか。
素材は木。
野性動物は体力の消耗とともに歯の経年劣化もその寿命に大きく関わっているのでしょう。あ、げっ歯類とかワニとかサメは別として。
馬もホント歯が命。足と同じくらい。
今、飼い犬の歯磨きをするみたいですね。カタログを見るとその用品があります。歯磨き効果がある骨ガムとかじゃなくて、幼児に母親がするみたいに。すごいなあ。愛犬家も進化している。


あかちゃん

2007-05-21 20:35:29 | Weblog
体が赤みを帯びているところから、赤ちゃんといいますが、このシダのような植物も葉が開いて間もなくのうちは赤みを帯びています。自然の配色。このグラデーション。
秋の紅葉は葉の中の葉緑素が分解されて緑色を失った状態ですが、春の紅葉でしょうか。

朝晩はまだひんやりした空気。ここが南西諸島のいっかくということを忘れてしまいそう。
でも道の途中でヘゴやクワズイモなんかをみると、南の島なんだと思い出します(そんなこといって、もうすぐうだる暑さがくるのに・・・涙)。

産まないローちゃん、妊娠偽装疑惑発生。本当に妊娠してるの?と疑いの目がむけられました。
乳は張っていないけれど、この腹の張りは子がいるような気がするんだけれど。
種がついた時期を人間がコントロールしているわけではないのでいまさら確認のしようがないところです。

おそろしい考えは、もうすでにどこかで死産の子が生まれてる・・・なんてコワイ。
でも、実際数年前白骨化した子馬が見つかっているんです。