トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

うし草

2006-06-30 23:57:41 | Weblog
うわさのウシ草・・・本名「ネピアグラス」
アフリカ原産の多年生草。わが国には1937年ごろ奄美大島に導入されたのが始まりだそうです。
すっごい頑丈な根で増えてゆきます。
大きくなると2~3m近くにもなりますが、大きいのはかたそう。生えたての柔らかいものをあげたいところ。
中之島には牛の餌として導入されましたが、現在はもっと栄養価の高い牧草が出まわり、ウシ草は雑草と化しました。
夏は大いに繁茂しますが、冬場は静かにしています。冬は利用できない生草です。
サイレージ加工すればいいんだろうけれど。
栄養面では前述の通り、もっといい草が出てきているので牧草としての評価は高くありません。たぶん農家が用いるには効率の悪い飼料でしょう。
さらにここのものは肥料たっぷりの畑で栽培されているわけではないから、もっと栄養は低いと思います。

・・・しかし・・・竹とカヤを食べている北側の牧場の3兄弟にとっては、いい食べものです。
・・・でも・・・竹とカヤだけって・・・。

牧場の周りはススキだらけ。これも刈ると食べます。かたくて食べにくそうに、でもがんばって食べます。
手で触るとかたくて切れそう。よく口の中が切れないもんだ。

栄養価の少ない草でも、トカラ馬の胃と腸は最大限に養分を吸収するらしく、粗食でがんばってます。
さまざまな腸内細菌がウシ草の栄養素も引き出してくれているはずです。
草だけなのに、たんぱく質やらカルシウムやらよく摂取できるものだ。草食動物に感動。

南側の牧場の子たちは牧草でお腹まん丸。でも依然として水はけ悪し。
一長一短の中之島トカラ馬牧場・・・。県から指定された輝かしい牧場。なんか「天然記念物トカラ馬」っていうのには、「地域指定」っていうのがかかっているらしいです。
純血とハンコを押してもらった馬は、必ず「中之島の高尾牧場(トカラ馬牧場)で飼育する事」という限定モノなのだとか。

ぼろぼくじょう。
県知事、見に来るかな。7月17日。
高速船2台に分譲して、えらい人いっぱい引き連れて20~30人で口之島・宝島・中之島に来るそうです。
県が馬を文化財に指定したことが「保護」している事になっているのかどうか、、、
確かに指定をしなければ中之島にはいないだろうけれど、村に管理をさせている(村はさせられているとは言わないけれど)
こんな現状もなかったろう・・・。
過去をいっても仕方ない。実際この子たちは今ここに生きているんだから。

内情を知事にお話しても、教育委員会サイドが「善処します」と一言いって終わってしまう話にはなりませんように。

俺の女に手を出すな

2006-06-29 22:23:27 | Weblog
鹿児島大学の付属農場「入来牧場」は八重高原にあり、総面積が150haあります。
放牧地(避難林を含む)が約110ha、放牧と採草の兼用地が約35haあり、牛(約400頭)・豚(約300頭)を主に飼養しています。
その他に、遺伝子資源として(他に特に利用がないという意味)トカラ馬やトカラヤギなどを飼っています。

ここでのトカラ馬は、一区画(5~6ha)に約50頭が放されていました。
仔馬が生まれたり、たま-に脱柵するものがいたりするので、2日~3日ごとに職員さんたちが頭数調査をするそうです。
特に世話らしき事はせず、餌は放牧場の牧草だけです。草がなくなると110haある放牧区域のどこか新しい場所に移動させるそうです。
毎年7~8頭の仔馬が生まれ、そのうち2~3頭は成体になる前に死亡してしまいます。また、成体も年に2~3頭死亡するのですが、総数は増加傾向です。
人間になれていないため、私が近づくと離れていってしまいました。触るなんてもってのほかでした。
大学生などによる学術的研究に利用される事もほとんどなく、本校構内に馴れたトカラ馬がいるので、そちらで足りていると聞きました。

ここでの群れの形態は野生化馬のその通り、リーダーオスのいるメスの繁殖グループがいくつか・若駒の群れ・1匹オス。
若駒のグループは比較的私を近くに置いてくれました。
驚いたのは、リーダーオスにメスたちが「ついてゆく」こと。
グレーにかこわれている中之島のお嬢たちにはない行動です。びっくりして農場長に聞いたら、当たり前の行動だとか。
はあ、オスとメスの比率が安定している群れってば、こんなに平和なんだと思い知った瞬間でした。
うちのメスたちはずっとグレーに追われています。

入来牧場から馬を中之島に入れようという話は以前あったそうです。
今は立ち消えています。
馬を移入する事に対して、かなりの労力が必要なようです。
・天然記念物として扱うため、申請や許可の手続き
・外から導入するため病原菌の懸念
・人になれていないため、長距離移動の困難
・予算
・(やる気)
etc・・・
 
話が持ち上がって、立ち消えたというこの問題の状況が、一体どのくらいの信憑性を持ったものか私にはわかりません。
えらい誰かと誰かが立ちばなし程度にしたものだったのかも。

入来牧場が直接、複数頭の馬をよそに譲ったという例を私は聞いていません。
生まれた仔馬を捕獲して、鹿児島大学構内で学生さんが馴らし、個人に譲ったという例はあります。
女の子が何頭か来てくれたら、うれしいです。でも、実際入来に行ってみて、難しさもわかります。要は村の「やる気」でしょうか。

今中之島にいる8頭でどうにかなれば、わざわざ馴れない子たちをフェリーに乗っけて運ぶ事はないと思います。
でも、4年間で5頭生まれた仔馬がみんな死んでしまっているというこの状況は、人間が何もしなくても頭数が増えていく状況とは思えないのです。
今いる3頭のお嬢のお腹を頼るのなら、もっとケアが必要です。
専門家の意見を聞きたいです。

カビはえるなよ

2006-06-28 23:38:03 | Weblog
雨・雨・・・本日もどしゃ降り。
昨日の草刈り、不用意にも軍手をはめないでしたものだから、手の指に細かい切り傷が何箇所も。ひりひりしていたいよ。やわな手だわ。島のお母さん方の手のひらはもっと頑丈でごっつい。でも仕事人の表情をしてる。
今日は、2つトピックス
①以前トカラの平島に住み、島での生活を記された本を何冊も出されておられる作家(現在は竹細工作家)の方とお話をしました。
私もトカラに来る前に、少しでも情報をと資料を探したところ、この方の本が見つかり、図書館で借りて読みました。
その中で気に入った本を買い、島に持ってきていました。
お年は63歳くらい。柔和な印象の方でした。金曜日のフェリーまで島にご滞在だそうです。
この方は都会の人間でしたが、島に移住し、村(僻地である島)の内情を都会に向けて発信した人です。
その内情発信を快く思わない島の人との間に波風が建ち、島を離れる結果となり、現在は千葉県にお住まいです。
でも、たぶん深くトカラを好きでいらっしゃいます。

②近々、県知事が来島されるそうです。
こんな機会は逃すまい。
陳情書らしきものを書いてみます。

雨が続き周りはカビだらけですが、脳みそにもカビが生えないよう新鮮な空気を送りつづけたいと思います。
今日はちょっと、その風が吹いたような気がします。
またちょびっとがんばるぞ。

薄日

2006-06-27 22:48:43 | Weblog
む~梅雨空です。
降って止んで降って・・・今日は雷のおまけ付き。
雨にぬれた馬の体から、茶色のしずくが落ちてゆきます。汚れめ。なでなでする私の手がまっくろになるハズ。
本日はむれるカッパを着込み、草刈りです。鎌で。母の手作りならぬ手刈りよ。
夏のカッパって、雨はしみないけど中は汗でびしょぬれなのよね・・・。結局ぬれるのはいっしょ。

なんとなく、ブラックが暗い。
ほら、元気な動物ってキラキラしてるでしょ、その感じが今のブラックにはない。
食欲もあるみたいだし、五体も満足だけど、暗い。元気になって欲しいな。

私の数少ない情報源NHKラジオのニュースで、琵琶湖のトレジャーボートの騒音のニュースをやっていました。
行政が市民と専門家の協議会を立ち上げて、野鳥が多く生息する地域にトレジャーボートが入れないようにする制限区域を広げようというものでした。
・・・うらやましい。
市民と専門家の協議会・・・それを行政が自ら発案する・・・。
・・・うらやましい。
さすが
ビバ琵琶湖

晴雨

2006-06-26 21:23:50 | Weblog
奄美地方が早々に梅雨明けして、中之島も2日ほど暑い晴天が続いたので、いよいよトカラも梅雨明けかと思ったら、甘かった。
今日は変な天気。くっきり、山が雨で海が晴れ。
海からは熱い日光が照り、山の上の雲からは大粒の雨。降って止んで、また降って。
やっぱり見ましたよ虹。今日は見事なアーチ。写真撮ったけど、あんまり伝わらないかも。見事さが。始点から終点までくっきりしてたよ。

さて、私はここ1年以上TVを見ない(見れない)生活をしているので、もっぱらラジオや音楽(数少ないCD)を聞いています。

以前は遠い世界の曲だと思って聞かなかった「中島みゆき」の歌。でも、1曲だけ気になっていた曲がありました。
「ファイト」という曲。心が辛い時、ちょっとだけ応援してもらえるように感じました。
中学生かそこらで出会って、なんとなく心に残っていた歌詞。で、思いかけず手に入れる機会があったので、CDを買ってみました。

ああ小魚たちの群れきらきらと
海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を
身をよじってほどいてゆく

ファイト!   闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!   冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ

「ファイト!」作詞・作曲:中島みゆき(1983)

辛いことがあると、たまに現世否定の思考になります。
お釈迦様は「何事にも執着しない」ことが苦しみからの離脱だと悟ったけど、
でもそれは本当に究極の姿で、普通の人間はやっぱりどこかで現世での幸せを諦めきれない。
大乗仏教(お釈迦様の教えを拡大解釈した)や他の一神教は神・仏を拝めば救われるといいます。
信じるものは救われる・・・って。
確かにこれまでいろんな神様にお願いしてきたなあ。

結局は現世を肯定しないと生きていけないから、「ファイト!」みたいな曲を聞いてみたりするんです。

動物は最後まで、生きること(信じる事を)諦めません。
野性動物は驚くほどあっさり死んでしまいます。
でもそれは死ぬ直前まで生きることを諦めていないからです。
痛かったり苦しかったりしたはずなのに。

私は・・・辛い事、傷つく事をできるだけ回避しようとしてきた人生です。
平和な時代を生き、飢えも戦争も知らない。両親に大事に育てられ、したいことをさせてもらってここまできました。

「純粋に生きることができる」動物に敬意を払います。温室で育った私の心は、彼らに比べればきっと狭くて小さくてもろい。

私は肉・魚を食べたり、実験動物の犠牲の上にできた製品を消費したりしているけれど、だからなおさら。

人間の社会だって動物以上に辛い事はたくさんある。
でも、その辛さを「共感」できる能力がある。
そんな意味でも動物を管理する人間は、動物を粗末に扱ってはいけないと思います。

課長さんと話す

2006-06-24 22:27:59 | Weblog
今日仕事が終わったあと、5時半から7時まで教育委員会の課長さんとお話をしました。
島にいる小学校に入る前の児童の教育指導のために幼稚園の先生を連れてきていたついでに私に会ってくれたわけです。

教育委員会内で「トカラ馬飼育管理」に関して話し合いをもたれることは無いということでした。
つまり、教育委員会が自発的にトカラ馬をこうしていこう!というお話は一切されないということです。
文化財については年に2回、文化財審議委員会という協議がもたれます。メンバーは審議委員6名と教育委員長・課長・その他1名の事務方。
話し合う議題はトカラ馬だけではありません。また、この中に馬の専門家はいません。
つまり、トカラ馬に関して村が話し合うことは無いに近いのが現状です。
それから、今年度の予算の事ですが、以前教育委員会の方に説明されたのとは大分違っていました。
96万8千円のうち40万以上は鹿児島大学の先生が年に2回馬を見てくださる旅費と報奨金に費やされます。
14万円が冬場の餌代。残りは消耗品や水道代だそうです。
つまり、前年度と何にも変わっていないということです。牧場内に溜まる水の排水や、牧柵の改良など、何にも話し合われてはいないのだそうです。
もしやるのだとしたら、県に補助金をもらって・・・ということになるのでしょうが、ここは馬に関して話し合いの機会を持たない機関です。進まない。

「教育委員会」というところをやっと理解できてきていたので、感情的にはなりませんでしたよ。友好的にお話を聞けました。
トカラ馬に関して教育委員会のする主な仕事は「予算」をもらうことです。そう、事務方さん。
・・・でも全権を持ってる。

じゃあ、現場を見ているあなたはどうしたら良くなると思うの?という課長さんからの質問に対して私の意見を申し上げました。
私は3つの案を持っています。
1、メス馬を導入する事
人間による維持管理を比較的必要とせず、現在の形態で群れを維持するためにはオス・メスのバランスが絶対必要です。
メスが導入されればオスが極度にメスを囲い込む行動がなくなり、メスは竹やぶに入って雨風・直射日光をさえぎれるし、仔馬も生まれる、オス同士の抗争も減る。入来牧場や開聞岳の集団が維持管理できるのはオス<メスだからです。課長さんは初めて知ったようでした。
(課長によると馬の導入は簡単ではないので、難しいとのこと。)
2、今の8頭で維持管理をするなら、人間の手を入れる事
人間と馬のコミュニケーションを確立する。餌でならし、オモテをつけられ、補定して治療ができるまでにする。
そうすれば、血統管理や出産・仔馬の危機に対応できる。いまのままではメスの牧柵間移動もむずかしい。
(課長によると予算や管理する人間の確保が難しいとのこと。)
3、教育委員が馬の管理をやめること。
教育委員会での馬の管理は限界だとはっきり申し上げました。現状で良くなる兆しはひとつもありません。
(課長によるとトカラ馬保護事業を活発化すれば、他の事業をつぶさなくてはいけない。それはできない。企画観光課にまかせたらと言ったら、文化財は自動的に教育委員会の管轄で移動はできないとのこと。)

とにかく、とにかく、来年生まれるであろう仔馬が無事育つ事のできる環境を、今から作らなくてはいけないのになー。

行きたい島

2006-06-23 22:37:49 | Weblog
今、すごく行きたい場所。「与那国」
沖縄県の八重山諸島の一番西の端、与那国島です。
以前八重山には行きましたが、石垣島と西表島だけで、与那国までは行きませんでした。

ここに日本在来馬の与那国馬がいます。
そして「与那国馬ふれあい広場」という牧場を経営してるIターンの方がいらっしゃいます。
この方は与那国馬に魅せられ、何も無いところからすごい困難を乗り越えて夢をかなえていらっしゃる方です。
短期・長期スタッフを受け入れてくださっているので、機会を見つけて修行に行きたい。
小さい子どもたちに乗馬教室を開いていらっしゃり、今この方のブログを見ると沖縄本島に調教した馬を連れていってるみたいです。すごーい。
8種類の日本在来馬はそれぞれ特徴があって個性的だけれど、ここの与那国馬の例を在来馬飼育の一つとして学びたいです。

あと、「喜界島」にも行ってみたいな。
もう島津藩の時代の馬産地の面影は無いだろうけれど。奄美大島の東隣の島。トカラからは近くて遠い。
どうやったら最小限のお休みで行けるか、考え中。

私は大学在学中より軽い沖縄病をわずらい、卒業後島巡りをしました。
本島・宮古・石垣・西表・伊平屋。
水の豊かな島に行きたかったので、水田があるというだけで伊平屋島に行ってしまいました。遠かった・・・。
そういえば、宮古島では宮古馬を見てました。
鹿児島は種子島・屋久島・口永良部・奄美・加計呂麻・トカラ宝そして中。
種子島では実際「馬耕」をしていらっしゃる方を訪ねました。畑を馬鍬で耕す経験をさせてもらいました。
すごく大変でした。でも、馬を使って仕事をする、馬との共同生活には感動するものがありました。在来馬ではなく違う種類の馬だったので、大きい!でも、すごくご主人に従順でした。
屋久島は単純に屋久杉を見て(縄文杉までは行きませんでした)、口永良部ではエラブオオコウモリを見て。
奄美では泥染めや藍染めをみて、ルリカケスに感動して。かっこいいよおルリカケス。
で、流れ流れてトカラへ??
いやいや。

東京出身なのに、東京の島は伊豆大島しか行ってない・・・。
佃島とかお台場とか島にはいらない?ダメ?

あ、ちなみに写真はお隣口之島。いつか行くよ。

歯は大事

2006-06-22 23:19:25 | Weblog
離島で不便なのは病院が近くにないことです。
昨日と一昨日、移動歯科が検診に来ました。
大型バスの中にあの治療の椅子が2セット。私はレントゲンも撮ってもらいました。
歯科医師が2名、助手の方が何人か。小中学校では集団検診だったようです。
私は少し前、水を含んだ時にしみたので、恐くなって診てもらいました。
心配していた虫歯ではなく、知覚過敏だとか。
それと、シュノーケリングで潜った時、上の奥の歯が圧迫されたように痛かったので、そこも診てもらいました。
心配するほどではないけれども、少し神経が炎症をおこしているようだ、とのことでした。
たった2~3メートルの水深でぷかぷかしているだけなのですが、水圧がかかっているのね。

硬い歯ブラシと研磨剤入りの歯磨き粉で強く磨くのは良くないみたいです。
でも、歯磨き粉をつけないと、磨いたっ!て感じがしなのよね。

フリーダイビングという、タンクをしょわないで何メートルも潜るスポーツがあります。
フランス人のジャック・マイヨールという人が有名で、100メートル以上も潜る事ができます。
それは極端ですが、ドルフィンスイムでイルカと戯れながら泳ぐのを見聞きすると、いいなあと思います。
中之島近海にもイルカはたくさんいますが、東京都の御蔵島のように観光資源にはなっていません。
主に漁師の敵。魚の取り合いっこ。島の人(特に釣りが好きな人)がイルカの話をすると眉間にシワがよってます。
サメと遭遇するのは嫌だけど、イルカと泳いでみたいなあ。

ダイビングといえば、グレーがウイルスたっぷりの水溜りにダイブ(ローリング)していました。暑いからね。
この水をはけるのにはもともと土台が一番低位置にあるので、相当深い排水路が必要です。
教育委員会の今年度予算に入っているのかな。
課長さんとお会いする機会があるので、聞いてみたいと思います。