東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR山田線沿線歩き旅 陸中川井駅―>腹帯駅

2020年07月24日 | JR 山田線 歩き旅
2020年7月17日 陸中川井駅―>腹帯駅 JR営業キロ9.1キロ

陸中川井駅を後にして国道106号線を歩く。
鉄道と国道は川を挟んで並行して通っている。
左の山側にお社への階段があった。



急な山だから鉄骨製の階段を作ったのだろうな。

ここでもトンネル工事が行われていた。



開通すればほとんどの車は川井村を素通りするのではないかと思う。
他人事ながらあのレストランとコンビニの将来が心配になってくる。

さらに進んでいくと、この先自動車専用道路の案内板が現れた。





新しい道路を造るのはいいことだが自動車専用で有料になるのならうれしくないなあ。
あのトンネルから先が自動車専用道路とのことだ。



自転車、歩行者は右手の川沿いの道を行くことになる。





車が来ないので歩くには快適だ。
と、油断していたら後ろから宮古行のバスが来た。





バスは村落のある「旧道」を通るのだった。
ここは旧道と言ってもごくあのトンネルが出来るまではメインストリートだったのだ。
その旧道(現行の国道106号)より古い道が山肌に沿ってくねくねと延びている。





車のすれ違いが難しいほどの狭い道路だ。あのような道を通っていたころ盛岡から宮古まで何時間かかっていたのだろうかと思う。

トンネルわきにこんな看板が立っていた。



「鵜の食害防止のため」と書いてある、へー!ここには鵜が生息していたのか、知らなかったなあ。
”旧道”だがごくたまに車が通る、通行量があまりに少ないからかかなりスピードを出しているのだった。



古田と書いて「ふった」という地名。





岩手にこのような地名があるとは知らなかった。

そしてまたトンエル工事があって、その先に腹帯駅への案内標識があった。







駅への道は旧道のさらに旧道という感じの細い道だ。

ここにもつり橋がある、腹帯発電所のものだった。





プレートを見ると昭和13年竣工とある、けっこう古いんだな。

畑の上を新国道の工事中。その奥に見えるのが現在の国道、さらにその奥には鉄道線路がある。



そしてわたしが歩いているのは旧、旧道なのだ。



現国道の橋脚は芸術的な錆具合だった。

振り返ってみると右手に線路、正面が現行の106号線、写真では見えないが106号線の橋の奥に建設中の新国道がある。



腹帯の集落へと入っていく。







少しいくと右手に腹帯駅があった。



まるで通行人から隠しているかのように目立たない駅で、駅への案内板もなかった。



なにはなくとも駅の写真だけは撮る。



ここのプラットホームには他の駅では見たことのない屋根がかかっていた。



以前はプラットホームを2面使っていたそうだ。

さて、、時刻は午後3時だが。
盛岡駅方面の列車は4時38分まで無い。
となりの茂市駅までは4.4キロメートルだから1時間ちょっとで行けるだろう。
ここまで7時間近く歩いて来たが足の調子もよいので茂市駅まで行くことにする。



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