JR釜石線沿線を歩く旅 (20)
2018年4月28日(土)
陸中大橋駅―>洞泉駅 JR営業キロ5.9キロ
写真を撮ったら駅を背にして歩き出す。
道のわきの空き地でさきほどの高校生が休んでいた。
ここからあの坂を5キロメートルも走って登って降りてくるのだろう、スゴイなあ。
と、右手の山の上のほうから列車の音が聞こえてきた。
列車はトンネルに入るので音はいったん消える。
列車はオメガループのトンネルの中を走っているのだ。
しばらくすると今度は左後方から走行音が聞こえてきた。
トンネル内を回って反対側へとでてきたのだ。
列車は陸中大橋駅を発車して釜石駅へと向かう。
下り坂だからカタンカタンと軽快な響きである。
釜石まで16キロの表示が見えた。
時刻は11時15分。
出来るなら午後3時57分釜石駅発の列車で帰宅したい。
その次の列車だと盛岡駅には午後8時38分着になってしまう。
道の右手を流れているのは甲子川である。
「仙人秘水」にも使われるほどだから美しく澄んでいる。
緩い下り坂が延々と続く。
この時期は花がいっせいに咲く。
ながい北国の冬はやっと終わったのだ。
道の反対側になにやら店の看板が見えた。
「軽食喫茶 セッシボン」と書いてある。
おお!懐かしい。
イブ・モンタンの歌で有名なシャンソン「セシボン」ではないか。
トタン屋根のプレハブ小屋に見えるがフランスの雰囲気がよく出ている?
確かレコードジャケットのタイトルはセシボンだったはずだが「セッシボン」と、フランス語の発音に近づけたところをみるとオーナーはフランス語に堪能な方ではないだろうか。
などなど、独り言を言いながら進んで行くと前方に巨大な橋が見えてきた。
「仙人峠道路」である。
見上げると車が途切れることなく走っている。
それにひきかえ同じ国道283号線だが旧道のほうには自動車も歩行者もいない。
まあ歩きやすくてよいのは確かだが。
洞泉駅の案内が見えてきた。
洞泉駅へはこの道幅の狭い坂を登っていく。
なぜか無駄に広い洞泉駅前広場。
いまは無人駅だが以前は駅には駅員がいるのが当然のことだったので宿舎や倉庫などもあったのだろう。
ここでも駅の写真を撮っただけで国道へと戻る。
2018年4月28日(土)
陸中大橋駅―>洞泉駅 JR営業キロ5.9キロ
写真を撮ったら駅を背にして歩き出す。
道のわきの空き地でさきほどの高校生が休んでいた。
ここからあの坂を5キロメートルも走って登って降りてくるのだろう、スゴイなあ。
と、右手の山の上のほうから列車の音が聞こえてきた。
列車はトンネルに入るので音はいったん消える。
列車はオメガループのトンネルの中を走っているのだ。
しばらくすると今度は左後方から走行音が聞こえてきた。
トンネル内を回って反対側へとでてきたのだ。
列車は陸中大橋駅を発車して釜石駅へと向かう。
下り坂だからカタンカタンと軽快な響きである。
釜石まで16キロの表示が見えた。
時刻は11時15分。
出来るなら午後3時57分釜石駅発の列車で帰宅したい。
その次の列車だと盛岡駅には午後8時38分着になってしまう。
道の右手を流れているのは甲子川である。
「仙人秘水」にも使われるほどだから美しく澄んでいる。
緩い下り坂が延々と続く。
この時期は花がいっせいに咲く。
ながい北国の冬はやっと終わったのだ。
道の反対側になにやら店の看板が見えた。
「軽食喫茶 セッシボン」と書いてある。
おお!懐かしい。
イブ・モンタンの歌で有名なシャンソン「セシボン」ではないか。
トタン屋根のプレハブ小屋に見えるがフランスの雰囲気がよく出ている?
確かレコードジャケットのタイトルはセシボンだったはずだが「セッシボン」と、フランス語の発音に近づけたところをみるとオーナーはフランス語に堪能な方ではないだろうか。
などなど、独り言を言いながら進んで行くと前方に巨大な橋が見えてきた。
「仙人峠道路」である。
見上げると車が途切れることなく走っている。
それにひきかえ同じ国道283号線だが旧道のほうには自動車も歩行者もいない。
まあ歩きやすくてよいのは確かだが。
洞泉駅の案内が見えてきた。
洞泉駅へはこの道幅の狭い坂を登っていく。
なぜか無駄に広い洞泉駅前広場。
いまは無人駅だが以前は駅には駅員がいるのが当然のことだったので宿舎や倉庫などもあったのだろう。
ここでも駅の写真を撮っただけで国道へと戻る。