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KINMU OF DIGGIN

どんなに忙しい勤務中でも何とか時間を作ってレコードを掘りたい!勤務中、出張中に掘った中古レコード備忘録

山下達郎 PERFORMANCE 2024宇都宮公演

2024-07-15 22:14:09 | 日記
今日は待ちに待った山下達郎 PERFORMANCE 2024宇都宮公演。

昨年は抽選にはずれてしまい悔しい思いをしたが、今年は尊師ではなく娘と応募したら見事当たった。

大学院生の娘も昨今のCITY POPブームで、山下達郎や竹内まりや、松原みきとか耳にすることが多く、生で観たいというので。
昨今のCITY POPブームで初めて耳にするわけではなく、小さいころから僕が自宅で聴いていたので、主要な楽曲は誰の曲名かわからないけど、耳に残っていてだいたい聴いたことがあるのでわかるという。
でも、都会的なサウンドとは裏腹に曲を聴くとリビングをパンツ一丁で歩く僕の姿が被るらしい。
竹内まりやのプラスティックラブを聴くと、部屋でプロレス雑誌見ながら缶チューハイ飲んでいる僕の顔が浮かぶといい、山下達郎のRIDE ON TIMEを聴くとパンツとランニング姿でイラスト描いている姿が浮かぶという。



3時過ぎに娘が宇都宮に到着。
空腹なので、東武駅前の一軒目酒場でチューハイと煮込みで乾杯。
就職活動の相談とか今日のセットリストとか話しながら酒飲み。
チューハイを3杯飲んだが全然酔わない。
きっと焼酎が薄いのだろう。

めんどくさいのでタクシーで文化会館に。


既に長蛇の列。
知り合いの顔もちらほら。



開演前に竹内まりやの10年ぶりのアルバム「Precious Days」を予約。
当然アナログ盤で。
特典はまりや様直筆サイン。
山下達郎サイン入りMOONGLOWの横に並べて飾ろう。


今日は2階席。
一番端だから思ったよりもよく見える。



セットリストがわかっちゃうので書かないが、ウルっと来たね。
何年か前に大ちゃんと観に行った達郎のライブ当日の早朝、大量の血便が出て人生残り僅かを悟る。
病院に行ったら腸壁が破れて出血しただけで大丈夫だったんだけど、蒼茫を聴いた時にこれまでの人生が走馬灯のように流れ涙してしまった。今回も一緒。血便は出てないけど。


ライブ最後に「世間は何やら物騒で、誹謗中傷が横行しているが、大好きな音楽という場だけは冷静で寛容であってほしい」と言っていたのが印象的だった。


ライブが終わり帰路に着こうと、通路を逆走したり、割り込んだり優しさのかけらもない(笑)。
さっき達郎の話聞いてなかったな。


ライブ帰りに娘と駅前で酒を呑んだ。

ジャニーズの話になり、毎年毎年新しいかわいい顔した16くらいの男の子が現れ、好きになるファンがいて、毎年16歳の子を好きでいるが、実際には自分は年を重ねておばさんになっているのを忘れていることを。だからアイドルと比較して旦那を汚いとか気持ち悪いとか自分の老いを顧みないと。作家やアーティストは年齢とともに円熟味が出て、自分の年齢とともに楽しめるのがいいと娘と同感する。

俺にとって山下達郎は、曲を聴くと青春時代を蘇らせてくれるアイドル。
高校生に聴いた頃とは流石に変わってしまったが、同じように年を重ねての枯れの美学を圧倒的声量で覆い包んで、人生というものがこんなに素晴らしいものかを実感させてくれる。


嫌な世の中だが、娘と一緒に山下達郎のライブを観れるなんて、まだまだ人生捨てたもんじゃないね。



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